倉阪鬼一郎のレビュー一覧
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倉阪鬼一郎 著「あまから春秋」、若さま影成敗№6、2015.12発行です。団子坂に「あまから屋」があります。主は湯島「田楽屋」で八十八に修業した旗本三男坊の飛川角乃進、おかみは同じく湯島「田楽屋」の隣「湯屋」の看板娘おみつ、内縁の妻として所帯を持ち仲良く暮らしている。角乃進は料理はそこそこ、でも剣も将棋も天下無双、さらに、実の父親は時の将軍、徳川家斉。角乃進は出自について、おみつに隠し続けてきたが、最後の峠を無事に越すことができるのか~~~!「おれの父は・・・、上様だ」「将軍 家斉だ」
倉阪鬼一郎さんの若さまシリーズ№7「あまから春秋(若さま影成敗)」2015.12発行です。将軍徳川家斉の落胤 -
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ラストへ向かってのうねりは非常に素晴らしいが、前半はいささか繰り返しが多い。
たとえば、影の出自について繰り返し同じ言葉で語られることは、全体としてみれば一種の詩のリフレインのようにも思えるが、小説としては少しくどいのではないかと感じられた。
とはいえ、このモチーフは怖い。今までで一番怖い。前作の黒い楕円でも、句点を楕円に変えるという恐怖の着想が凄かったのだが、これはもう、変えなくてもどこにでもあるというのが怖い。
白い矩形。それこそ、どこにでもある。
結局、影の真の出自は語られることなく終わり、おそらく黒形上の悪霊もまだ消滅してはいないのだが、影がその宇宙的恐怖に耐え、生還するというラストは -
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【本の内容】
人気作家の著者にも食えない時代はあった。
十六年前、年収(月収ではない)十四万円の限りなく無職に近い現実不適応者・暗坂が就職雑誌を見て選んだ仕事、それは印刷会社での「文字校正」だった。
チラシ、社内報、カレンダー…押し寄せる印刷物と耐え難いカイシャ生活でついに鬱憤は爆発。
読み始めたら止まらない、思わず噴き出す現代の奇書。
[ 目次 ]
校正者はなぜ漢字なのか
印刷業界残酷物語
まぬけな営業の話
耐えがたいこと
まぬけなオペレーターの話
まぬけな製版屋の話
オー、ミステイク!
「待った」は遅かった
驚異の逆効果
文字禍は生きている〔ほか〕
[ POP ]
エッセイはよほ -
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この作品を評する時に「バカミス」というキーワードが使われるようですが、この作品を完成させるまでの倉阪先生の労力に驚愕しない人はいないのではないでしょうか。正直な話、私はもう…ドン引きしたよ…←絶賛してる
この作品に張られた伏線の周到さたるや、病的じゃないかと要らぬ心配をしてしまいました。それほど偏執的、狂信的な拘りを感じます。倉阪作品は今作が初読ですが、どうしてどうして、THE・新本格ではないですか~\(^o^)/また一人、マストリードな作家先生を見つけてしまったぜ\(^o^)/わーい
閑話休題(^^)
読んでいるときに感じた違和感(文章の拙さとか…ゴニョゴニョ)は、全てこの伏線を張る為