【感想・ネタバレ】四神金赤館銀青館不可能殺人のレビュー

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Posted by ブクログ 2014年09月26日

この仕掛けを(バレバレな部分はあるが)この分量で成功させたことは凄いと思う。
あらゆる手を駆使して直接的な描写が避けられているのだがきっとかなり疲れただろう…

そして、とある趣向により終始お芝居を見ているような感覚で物語は進んでいく。
真相もさながら喜劇のよう。

完全に色物作品であるため好みは別...続きを読むれるかもしれないが僕は嫌いじゃないよ!

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Posted by 読むコレ 2013年02月25日

発表順的にも内容的にもウルトラ名作の
「三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人」
のプロトタイプに近いような作品。
まぁ、正直ここまでなら倉阪センセならやるだろうって
いう前提もあるし、ショーゲキ度で
言ったらやはり若干劣って見えてしまいます。

金赤館と銀青館で行われる殺人事件、これがまた片方...続きを読む
超緻密な展開を見せる一方、もう一方の展開は...雑(笑)。
いや、いいんですけどね。でも、あまりにも雑で突っ込む
気力すらなく脱力。うーん、流石っす。

その緻密(?)な方の異形で病的なの伏線の張り方や、
あからさまで大胆なヒントの提示も決して目からウロコ
ではなくこちらも脱力させるというスゴ技を披露。

素敵。

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Posted by ブクログ 2011年12月14日

あまりの大胆であからさまな伏線と長きにわたる文章自体の伏線に全く気づかなかった自分が悔しい。これがバカミスですか、恐れ入りました。倉阪鬼一郎の長い題名の他二冊も読みます。

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Posted by ブクログ 2010年10月02日

初めての倉阪作品でしたが、見事なバカミスでうれしい発見でした。
なんといっても一番やられたのは、著者近影。
こんなに健康的な方だったなんて!!
激ヤセした京極さん、もしくは往年の大槻ケンヂさんをイメージしていましたからねぇ。
作品もゴシックでホラーなイメージでしたから、ここが一番のサプライズでした。...続きを読む

四神湾を挟んで対峙する金赤館と銀青館で、嵐の夜に同時に殺人が発生する。
銀青館に招かれていたのはミステリー作家の屋形。
はたして彼は真相にたどり着けるのか??

っていうことでしたので、大昔に読んだ二階堂さんの『人狼城』みたいだなぁなんて思いながら読んでいたのですがね。
もうなんともくだらなすぎて。。。逆にファンになってしまいましたよ。
だけど著作が多すぎて、これまたなかなか手が出せそうにないんですけど。

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Posted by ブクログ 2010年04月26日

発表順的にも内容的にもウルトラ名作の
「三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人」
のプロトタイプに近いような作品。
まぁ、正直ここまでなら倉阪センセなら
やるだろうっていう前提もあるし、ショーゲキ度で
言ったらやはり若干劣って見えてしまいます。

金赤館と銀青館で行われる殺人事件、これがまた片方は
超緻密な展...続きを読む開を見せる一方、もう一方の展開は...雑(笑)。
いや、いいんですけどね。でも、あまりにも雑で突っ込む
気力すらなく脱力。うーん、流石っす。

その緻密(?)な方の異形で病的なの伏線の張り方や、
あからさまで大胆なヒントの提示も決して目からウロコ
ではなくこちらも脱力させるというスゴ技を披露。

素敵。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

どこまでも「いわゆる新本格」ミステリといった印象だけど、その不自然さ、人工的臭さのパロディという感じ。
登場人物から素人探偵の意匠、ミステリマニアの語りなどなど、全てがメイントリックに奉仕している。
また、「湾を挟んで向かい側にある館から飛んできた死体」という不思議な現象もアクセントとなっている。
...続きを読む事件自体の謎解きはシンプルでそれなりなんだけど、残された大トリックは……謎解きを読んで思わず「なんじゃそりゃ」と言ってしまった。
許せる人と許せない人、結構極端ではないかと。

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