不可能楽園 〈蒼色館〉

不可能楽園 〈蒼色館〉

836円 (税込)

4pt

3.7

若くして引退し、その後は一度も姿を見せず山形県に隠棲していた往年の名女優、美里織絵が死去。東京にある葬祭式場、蒼色館で告別式が営まれた。その最中に、織絵が暮らした山形県の屋敷には賊が押し入り、見習いの執事と家政婦を刺殺。さらに織絵の妹、浪江の孫を誘拐する! ところが、疑いのかかる関係者たちには鉄壁のアリバイがあった。不可能犯罪に秘められた真相は!?

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不可能楽園 〈蒼色館〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年01月22日

    年に1冊が恒例になってきた倉阪センセの
    バカミスシリーズ! もうファンの方の大半も
    実は...飽きてきてるという驚愕の事実の中敢えて
    刊行するその勇気。そして相変わらずの労力に拍手。
    オリジナル書き下ろしでしか刊行出来ない故
    付合う編集者、出版社にも拍手w。

    読者もストーリーを追ったり、事件を
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    0

    Posted by ブクログ 2012年09月24日

    脱力系のバカトリックを前フリとした、真の仕掛けが相変わらずの素晴らしさ。何よりもその仕掛けを成り立たせるための労力に脱帽。

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月22日

    お疲れさまでした、これぞ職人技!某作家のページまたぎしない文章も驚いたけど、これは次元が違う、まさに仕掛け本。今回も奇妙な足音が近づいてきたことだし、来年も駆け抜けていただきたい。

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    Posted by ブクログ 2012年10月13日

    若くして引退し、その後は一度も姿を見せず山形県に隠棲していた往年の名女優・美里織絵が死去。
    葬祭式場<蒼色館>で告別式が営まれた。
    その最中に、織絵が暮らした山形県の屋敷に賊が押し入り、見習の執事と家政婦を刺殺。
    さらに織絵の妹である浪江の孫を誘拐する。
    ところが、疑いのかかる関係者全員には鉄壁のア...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月15日

    「年に一度のバカミスの季節がやってまいりました」と言い切る作者、ステキです。
    きっといろいろ仕込まれているんだろうなとワクワクしながら読みました。期待通りのデキで、あの仕掛けのアレやらコレやら大変楽しませて貰いましたw
    相変わらずの凄い手間ですな。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年01月31日

    前代未聞の不可能誘拐劇!
    東京⇔東北に張り巡らされた超絶の罠は、解き明かされるのか?
    往年の美人女優と双子の妹を巡る、絢爛たる犯罪の宴

    読み終えてあまりの馬鹿らしさに壁本になりかけたが、
    作者の企みは尋常ではない。
    こういったタイプは泡坂妻夫の某作品でしか触れたことがなかったので、
    逆に、これぞ小...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年07月06日

    古書店にて購入。上小野田シリーズは『新世界崩壊』に続いて2作目。倉阪鬼一郎作品を読むのもこれが2冊目となる。「ム」と「オ」は途中で判ったが、それ以外は全く判らず。上小野田シリーズに似つかわしくない、寂寥感溢れるラストが心を打つ。バカミス万歳!

    0

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