倉阪鬼一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ぼんぼん彩句」のあとがきで、
宮部みゆきがこの本を読んで俳句の世界に魅せられたと書いてあったので。
面白かった。
俳句と言えば学校で習った有名どころしか知らなかったので、
こんな俳句もあるんだ、というのが正直な感想。
だが、紹介されている俳句の数が多く、
怖くて不気味で意味不明なこともあって、かなりの消化不良。
それと、著者がたとえにちょくちょく絵画を出してきて、
それを調べるのに忙しい。
私が怖かったのは、
稲妻に道きく女はだしかな 泉鏡花
夕焼けや
みな殺されて
歩きだす
岩片仁次
実際に溺れた同僚を助けて水死した河本緑石の俳句も怖かった。
死んで俺が水の中にすんでる夢だつ -
ネタバレ 購入済み
一安心
悪意の有る老舗の菓子屋達の嫌がらせが、気に障って途中で嫌になって、読むのを止めていたけれど、この後も話が続いているのだから、負けないはずだと思って、えいっと、一気に読み終えた。何とか手打ちになったようで、一安心。本の中でくらいは、嫌な奴らには、会いたくないなぁ….….
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ネタバレ 購入済み
いつも同じの安心感。
めっぽう美味しい料理と、とびきり腕のたつ男が出て来て、悪を斬る。悪人は、めちゃくちゃ嫌な奴らで、あっさりやっつけられて、小気味良い。いつも、同じパターンの話だけれど、とても、安心して読める。