倉阪鬼一郎のレビュー一覧
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現状、他の作品(ミステリー)で著者についてある程度知っている人だけが手に取る本であり、なおかつタイトルを見ればジャンルもお察しという良書
この作品に限らず〇〇ミスというだけで、とかく評価は侮られがちだが、フェアどころではない気の利いた伏線てんこ盛りで読者を楽しませに来ている
そのサービス精神の極地が
ラストに明かされる登場人物の名前
ギリギリの手がかりだけ与えてクライマックスでドンデンドンデンとドヤるタイプの作風ではない
犯人が分かった!真相が分かった!などという楽しみ方はナンセンス
巻末の著作リスト
刊行時には未だ〇〇ミスという言葉が無かったのか、当時は自認していなかったのか、もし -
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ネタバレ八王子七色面妖館――
東京都の西に位置するこの館で密室連続殺人が・・・、犯人の使ったトリックは?面妖館の正体は? そしてこの作品の書かれた理由は?
もうバカミスであることを隠す気はないようです。 過去作より課せられたハードルは大きいですが、結構な無茶苦茶をして飛び越えていきました。 相変わらずストーリーは明確な意味を持っていますね、トリックがぶっ飛んでますけど。
外のトリックはバレるから、中にいっぱい入れちゃおう!!
同一行のギミックは相当難しいと思うんですけどね、懲りることを知らないのかこの作者・・・。
作中の探偵の件、仕掛けが続いてるからお前も仕掛けの一部なんだ!! の論 -
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ネタバレ「ぼんぼん彩句」のあとがきで、
宮部みゆきがこの本を読んで俳句の世界に魅せられたと書いてあったので。
面白かった。
俳句と言えば学校で習った有名どころしか知らなかったので、
こんな俳句もあるんだ、というのが正直な感想。
だが、紹介されている俳句の数が多く、
怖くて不気味で意味不明なこともあって、かなりの消化不良。
それと、著者がたとえにちょくちょく絵画を出してきて、
それを調べるのに忙しい。
私が怖かったのは、
稲妻に道きく女はだしかな 泉鏡花
夕焼けや
みな殺されて
歩きだす
岩片仁次
実際に溺れた同僚を助けて水死した河本緑石の俳句も怖かった。
死んで俺が水の中にすんでる夢だつ -
ネタバレ 購入済み
一安心
悪意の有る老舗の菓子屋達の嫌がらせが、気に障って途中で嫌になって、読むのを止めていたけれど、この後も話が続いているのだから、負けないはずだと思って、えいっと、一気に読み終えた。何とか手打ちになったようで、一安心。本の中でくらいは、嫌な奴らには、会いたくないなぁ….….
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ネタバレ 購入済み
いつも同じの安心感。
めっぽう美味しい料理と、とびきり腕のたつ男が出て来て、悪を斬る。悪人は、めちゃくちゃ嫌な奴らで、あっさりやっつけられて、小気味良い。いつも、同じパターンの話だけれど、とても、安心して読める。