あらすじ
「つくっても売れ残るだけだから」嘉永三年の早春、谷中・感応寺の門前町の一角に見世びらきして二月、「甘味処 はつねや」の門出は大雪で挫かれた上、前途多難。おかみのおはつは近くの老舗・伊勢屋に意地悪され亭主の音松は苦笑いするばかりだった。食べるのが惜しくなる音松の菓子と若い夫婦の奮闘、仲間の人情で多幸感に包まれる時代小説。
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Posted by ブクログ
良い意味ですらすら読める時代小説
江戸時代でお菓子屋さんで家族とご近所さんと人情で…って良くありそうなテーマだけど、飽きずに最後まで読めました。
強いて言うなら語彙が足りてないという感じはしました。
同じ表現が多用されててやたら目に付いたので、表現を変えてあったら良かったかなとは思います。