あらすじ
湯島三組町の「田楽屋」という料理屋で修行中の旗本の三男坊・飛川角之進。剣も将棋も敵なしの腕前の彼の前に、結婚という難題が立ちふさがる。それは、相手が武家ではなく、湯屋の娘だったからだ。そんな彼に、またもや十手持ちの仁吉が、巷で起きた難事件を持ち込んできて……。読むとお腹が空いてくるお料理時代小説の最新作!
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頑張れ!
あまから屋、開店。前途は、揚々という訳ではなさそうだけれど、とにもかくにも船出したのだから、進んでいって欲しい。引き札代わりの派手な着物に天秤棒を担いで、魚の仕入れ!その意気込みや良し!頑張れ!
Posted by ブクログ
湯屋のむすめ、おみつとめおとになるため、父に願うと、天空上人との将棋の手合わせで勝ったらと条件がつく。
が、一生懸命な角之進に好感を持った上人は、武家のままでも料理屋を出し、おみつとめおとになることを父親に勧める。
黒狐事件も解決に導き、新しい住まいもきまる。
どんな暮らしがはじまるのか。