あらすじ
剣と将棋がめっぽう強い旗本の三男坊・飛川角之進。町娘と一緒になり、「あまから屋」という料理屋を営んでいる。実は彼は将軍の御落胤。そのことを知る美濃前洞(まえぼら)藩の重臣たちに頼まれ、病に倒れた藩主の養子となり、家督を継ぐことになった。名を斉俊(なりとし)と改め、領地へ赴き、親藩との諍いを治めつつ、改革を進めるべく尽力する。若さまは、江戸に残した息子と妻と暮らすことができるのか?
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Posted by ブクログ
ランニング、料理、将棋、俳句・川柳、猫などがお好きな倉阪鬼一郎さん、若さまシリーズ№8「諸国を駆けろ」、2017.8発行です。著者の得意な分野をぜんぶ網羅したハッピーエンドの作品と言っていいと思います(^-^)読みやすく楽しめました。
お~~大団円
大団円ということは、これで、話は、おしまいなんだ。主人公の「おのれという船は、何処へ行くのだろう」という思いに重なる気持ちが有る。悪人退治の話なら、これからという感じがするし、ここで、終わりと言われても……