あらすじ
旗本の三男坊・飛川角之進。湯島三組町の「田楽屋」という料理屋で修行し、剣も将棋も敵なしの腕前の彼は、湯屋の娘と一緒になったのを機に独立して、店を構えた。あたふたとしながらも頑張る二人の前に、十手持ちの仁吉が世間を騒がしている辻斬りがいるという話をもってきた。その事件について、以前、角之進のお付きだった草吉からも、あることが……。読むとお腹が空いてくるお料理時代小説、シリーズ第6弾!
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徳川家系譜……
徳川家斉って、何代目の将軍だったっけ?11代将軍、子沢山……歴史で習ったのはそのくらいだけれど、ちょっと調べてみたくなった。時代小説を読むと、その時代の歴史を、調べてみたくなる。
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倉阪鬼一郎 著「あまから春秋」、若さま影成敗№6、2015.12発行です。団子坂に「あまから屋」があります。主は湯島「田楽屋」で八十八に修業した旗本三男坊の飛川角乃進、おかみは同じく湯島「田楽屋」の隣「湯屋」の看板娘おみつ、内縁の妻として所帯を持ち仲良く暮らしている。角乃進は料理はそこそこ、でも剣も将棋も天下無双、さらに、実の父親は時の将軍、徳川家斉。角乃進は出自について、おみつに隠し続けてきたが、最後の峠を無事に越すことができるのか~~~!「おれの父は・・・、上様だ」「将軍 家斉だ」
倉阪鬼一郎さんの若さまシリーズ№7「あまから春秋(若さま影成敗)」2015.12発行です。将軍徳川家斉の落胤で、剣も将棋も強く、料理作り大好きな飛川角之進、湯屋の看板娘おみつと一緒になり、団子坂に「あまから屋」をオープン、料理、将棋、剣に人情、話題豊富なシリーズです。
Posted by ブクログ
団子坂にある店「あまから屋」付近に、農民を切り裂く辻斬りが横行した。死体がある藩の下屋敷近くにあったことから、デマが飛び交う。
あまから屋の常連でもある藩士たちと共に悪党たちを始末することになるが、悪党との戦闘中に、辻斬りが家斉のご烙印だったために、名乗りを上げた角之進の出自もバレてしまうが。
ただ平和な暮らしをおみつとしたいだけの角之進だったが、これからどんな展開に???