池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読んだら経済がわかるかな,と思い読みました。笑
まずショックだったこと。
日銀は公定歩合で操作していないということ。
中学生の時,公定歩合で習ったのに~。
でも高校生のときに買いオペとか売りオペとか習った記憶もある・・・。
※公定歩合で操作しなくなった1994年にはまだ小学生にもなってないのだが・・・(・・;)
ちなみに,池上さんは「公定歩合は教科書には載ってません」みたいなことを言っていますが(この本じゃなかったかも?お金の学校のほう?),近年の公民とかの教科書にはまだ載ってますwこれは教科書が悪い・・・。
あと数字がつく銀行の名前の由来も面白かったですねー。
こういうコラムがちょく -
Posted by ブクログ
単に年代順に起こった事件や出来事を並べているのではなく、まとまったテーマ(政治、経済、外交、公害etc...)ごとに並列してまとめてあるのが非常によかった。このまとめ方によって、同じ時代を何回も行き来し、起こった出来事の因果関係がつかみやすくなっている。何度か重複する話もでてくるが、それも同時代をより深く多面的にとらえる一助となった。
またその時代を生きていた池上彰さんの感じていた、率直な実感や当時の国民の反応などがところどころに挿入されており、たんなる知識だけではなく、その時代に流れていた風潮や漂っていた雰囲気にまで触れられるような気がした。
テレビの解説でも特徴的な簡潔で、わかりやすく -
Posted by ブクログ
現在の日本で何が問題かをハッキリ書かれている一冊。現代の日本を見つめ直すのは用度いい書籍である。とても分かりやすい 昨年の東関東大震災後にこれからの日本はどのように、国内、そして国外に対しての接し方、対応すべき点が分かりやすく開設されている。
第1章-ドアを開ければグローバル会社
この章では
【感想】東西冷戦終了後を契機に、人件費の安い国に工場を建てて、人件費の安い労働者を雇用することが可能となり、ASEANをはじめ、先進国の工場が進出し、新たなマーケット(可能性)が誕生しつつある、等など…
更に、WTOやTPPについて…
第2章-TPPでどうなる、日本の農業
【感想】TPPの説明だけでは -
Posted by ブクログ
ネタバレ「いまここ」でおきている問題を、意見を交えて解説している。ものすごく読みやすい。わかりやすい。
同時に、この国の未来に対する大きな「憂い」、そして「決意」を感じた。
経済、貿易、農業、ものづくり、財政、日本に山積する多くの問題。それが、震災をきっかけに、いよいよ先送りは許されなくなった。
その現実に、とにかく、この国を動かすのは、政治家でも、国でもない。私たち1人1人なのだ。池上氏は、そういうことを、伝えたかったと感じる。
この本を通して、「いま日本がすべきこと」「いま日本国民が考えるべきこと」「私たちはいま何を考え、何を解決していくべきか。」そのきっかけを与えてくれる。