野矢茂樹のレビュー一覧

  • 哲学な日々 考えさせない時代に抗して

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    おもしろかったー。論理が必要なのは、完璧な調和のもとに生きてないから。ポリフォニーのあまたの声をきくこと。本を読んで、人と議論して、自分で考えて、調べたり考えたりしたことを書く。

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    2024年01月31日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    「考える」って何をしてるんだろう

    その問いこそが考えるということそのもののように感じるけど、考えるって実際に何をしてるのかわからない。

    考えている時と考えていない時の違いや、そもそも考えるってどういうことなんだろう、という漠然とした問いをわかりやすく説かれている本だなと思った。

    軽い気持ちで、簡単に哲学の考え方にも触れられる本かも

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    2024年01月17日
  • 言語哲学がはじまる

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    『言語学の教室』が面白かったので、わくわくしながら本を手に取りました。

    言語哲学に興味はあるものの、分厚くていかにも難しそうな入門書と戦う勇気はない……でも気になる!という私の好奇心を満たしてくれる1冊でした。
    難しいところもありましたが、野矢先生の優しい語り口調のおかげで、ついていきやすかったです。

    あとがきで、おすすめの本を挙げてくださっているのもありがたいです。読んでいこうと思います!

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    2024年01月14日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    ネタバレ

    優しい哲学書

    考える、ということについて、哲学の授業で出てきた論法を誰でも分かる言葉に置き換え書かれ説かれている

    ゆったりとした時間の中で、思考を巡らせながら、読みたい一冊

    ◎論理は言葉の定義である
    仕事をしていて、論理的であることはとても重要視される
    論理的にすることは、考えさせないようにしているのだよ、ということにハッとした
    言葉の定義を明確にし、論理を創り出して、効率や生産性を求めた結果、評価と成果は得られるが、考えるヒトは生まれにくいのだと痛感

    ◎考えるということは、軽やかに踊って見せることだ

    とても印象的な一文
    考える、という行為をこんな風に表現できるのか
    物事に対する足場

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    2024年01月08日
  • 言語哲学がはじまる

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    「はじまる」とのタイトル通り、最後の部分はなんとなく尻切れトンボのような終わり方である。続きは他の文献でというところか。優しく丁寧な語り口で、理解しやそうではあるが、やはり内容が内容だけに難解な部分も多い。勉強になりました。

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    2023年12月18日
  • 言語哲学がはじまる

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    「論考」について知ることができ、よかった。だいぶ前に訳書?を呼んだが、??理解できたとは全く言えなかった。
    「探究」の説明も少しあった。語り得ぬものについての沈黙も少なくできると。

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    2023年12月12日
  • 哲学の謎

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    ネタバレ

    自己対話で進む。問いを立て、自分で考えた答えに自分で反論しながら考察を深めてゆく様子がおもしろい。複数の切り口で挑み、矛盾が生じて詰むこともしばしば。仕切り直してまた考える。哲学的な思考方法に慣れないながらも学ぶ箇所は多い。他人が見ているリンゴの色は、本当に自分が見ているそれと同じか。常識は環境次第で変わる。何事も常識だからと妄信せず、常に疑う余地を残しておくことの重要性がよくわかる。

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    2023年06月02日
  • 入門!論理学

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    砕けた文章でとても読みやすかった。
    論理学の手始めにとてもおすすめだと思う。
    自分が今のところ、複雑な論理学をもっと深めるよりは、基本的な論理を身につけた上で現実世界に関わる部分をもっと勉強したいと思っていることに気づけた。

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    2023年04月22日
  • 入門!論理学

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    AであればB見たいな論理方式を、数学の授業でなんか習ったような習ったことの無いような数式に当てはめた感じの本。

    読んでいると段々もう良いやって感じになって本を閉じ、1日後にまた読みたくなって読むのを繰り返して何とか読むことが出来た。
    正直分からない所もあったけど、否定 連言 選言 条件法の導入則と除去則とそれを使った推論までは何とか理解出来た。これらの命題論理を使ってある文章の推論をするのは、パズルみたいで面白かった。

    論理学って奥が深いんだなあって思わされた1冊。

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    2023年04月13日
  • 入門!論理学

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    独りよがり感想になってしまうが、まず何となく期待していたものと違った。なんとなく読み進めていくうちに論理学がこんな手順を踏むものなのかということに愕然とし、読んでも意味が理解できない文章に触れウーンと唸り、読めば読むほどドツボにはまっていく。終いには自分は何が得たくてこの本を読んだのか分からなくなった。

    ただ、この「よく分からん」と言う感覚はつまらない本を読んだ時に感じる心地悪さとは違う。解けたときに必ず気持ちよくなれるのが分かった知恵の輪をカチャカチャしているような感覚だ。

    星を四つつけているが、正直、この本の1割も理解できておらず、正当な評価なのかは分からない。ただ、これが理解できるよ

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    2023年04月13日
  • 哲学の謎

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    相対主義と相関主義。
    意志や自由(主に心の哲学関連)の話になると、やはりどうしても哲学が科学から離れて1人歩きしているような印象を受けてしまう。

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    2023年02月04日
  • まったくゼロからの論理学

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    古典論理学の範囲をとても丁寧に解説している。よく分からない記号などを扱う上で心理的なハードルを下げるにはとても良かった。

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    2022年08月13日
  • 語りえぬものを語る

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    ウィトゲンシュタインの入門書として読んでみた。優しい語り口と章ごとの解説で入口は通過した気がする。これを機に他の関連書も読んで、また再読したい。

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    2022年07月09日
  • それゆけ! 論理さん【大人のための学習マンガ】

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    初心者向け論理学の本。

    ミステリー小説は「演繹」と「仮説形成」で構成されていることに気づいた。

    実生活においても自分自身の思い込みを剥がすルーティンとして使えそう。もう少し論理学について学んでみたいと思う。

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    2022年06月14日
  • まったくゼロからの論理学

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    【星:4.5】
    論理学をとにかくわかって欲しい、そんな著者の熱意が伝わってくる。難しい論理学をとにかく分かりやすく説明してくれている。

    著者の本は何冊かよんだが、その中でも飛び抜けてわかりやすい。まさに0からの論理学である。

    ただ、個別の内容はわかりやすいのだが、ここで学んだことは具体的にどう生かせるのか、なんのために演繹というものを突き詰めて行こうとするのか、など論理学の目的みたいなものが掴めなかった。そこがちょっと残念。

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    2022年06月09日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    「頭で考えなさい」って昔から違和感があって。
    読んで字の如く、頭抱えて考えてました。でも、感覚的に、直感的に、手を動かし、パソコンでキーボード叩いて、とにかく書いて吐き出してみたほうが良い考えの整理になるんだよなぁと、思っていたことが、すっと腑に落ちた感覚。
    「論理的」という言葉も同じで、組み立てる際に論理を使うだけで、考える事とは別に切り離すべきなのだなと。

    時間を置いて、また再読したいです

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    2022年06月05日
  • それゆけ! 論理さん【大人のための学習マンガ】

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    ◯テーマ
    論理学の基本を記号を使わずに漫画で理解できる

    ◯概要
    論理式を記号では理解しにくい人のために、漫画で楽しく、身近な例題を用いて書かれた入門書

    ◯共感した点
    漫画+例題の繰り返しで、超初級から始まるのでとっかかりやすい。

    ◯印象的なところ
    「言語規則の習得はまさに帰納的推論によっておこなわれますが、規則をどこまであてはめてよいのかマスターする前に、必ずやりすぎる段階を通るものなのです。」(p.188)

    ◯オススメする人
    高校生、大学生で数学の論理式が苦手な人
    文系からIT系に進んだアルゴリズム初心者

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    2022年05月16日
  • 入門!論理学

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    話しかけるような文体で軽口を叩きながらも、内容は高度で一回で全て理解するのは難しい。証明の箇所は特にううむと唸ってしまう。しかし、全体としてはおもしろく興味深く読むことができた。

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    2022年05月08日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    上司におすすめされて。
    「考える」ことがこんなにも哲学的で、深いことだと思ったことがなく、目から鱗だった。
    最近「もっとよく考えないと」と思うことがあるけれど、「考えるとは?」まで思い至れたことはない。
    思考を深めたい人にはぴったりな本だと思う。
    語り口は軽く、内容は深い。
    最後に考えるためのヒントも教えてくれているので、役立てたい

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    2022年01月07日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    ネタバレ

    とにかくすべてに癒される。
    文章、イラスト、つるつるなカバー、きなりの紙、茶色の文字。
    絵本を読むように軽い感覚で、「考える」について目からうろこが落ちるような発見を楽しめる。
    今考えてる、って言ったりするけれど、考えてるって実際何してるの?
    普段、当たり前に使ってる「考える」という言葉の定義から始めてくれる本。

    問いと答えをらせんのように繰り返して進んでいく。ヘウレーカの声を待つ。
    関係ないけれど、ヘウレーカと言えば、ドラマメンタリストで、ヴァンペルトがやたら気に入って使っていたことを思い出す。
    きたこれ、犯人の手がかり見つけた、ヘウレーカ!

    考えるっていうのは、手を使って、道具を使って

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    2021年12月15日