野矢茂樹のレビュー一覧

  • 入門!論理学

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    ネタバレ

    厳密には「記号論理学」というらしく、論ずるためには本来たくさんの記号が必要とされるらしい。しかし本書は、記号をほとんど使わず(カッコと矢印ぐらいしか使わない)、縦書きの柔らかい文章で書かれている。
    本文中にも書かれている通り、論理学が纏っているガチャガチャとした鎧を剥ぎ取って、その内側にあるぷにぷにと柔らかい部分に触れようとしている、まさにそんな本である。
    一つの「公理系」を体系化し理論化していく過程を一緒にたどっていく感じで、頭がスッキリした感じがする。ただ、それほど易しくはなく、じっくりと読み進んでいく必要はある。
    次のステップには「記号論理学入門」などになるそうだが、ただ、正直言ってこれ

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    2026年05月17日
  • 語りえぬものを語る

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    野矢茂樹著『語りえぬものを語る』のレビューです。

    猫は後悔するか、という興味を引く見出しから始まり、科学は世界を語り尽くせない、という壮大な見出しで終わります。
    この最後の見出しについては、奇しくも、個人的に私がこの数年考えていたことでした。

    ウィトゲンシュタインの哲学をベースに、日常的な実感を大切にしながら、相対主義の擁護、異なる論理空間の存在、懐疑論や決定論への反論などの論理を組み立てていく様子を眺めることができます。
    何を学んだかと言われると、難しくて表現できないのですが、知的好奇心が刺激される読書体験でした。

    全く未知の言語を翻訳することを考えると、「美しい」と感じるものに対する

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    2026年05月10日
  • それゆけ! 論理さん【大人のための学習マンガ】

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    久しぶりに復習しました。だいぶ忘れていました。逆、裏、対偶、帰納、演繹、仮定形成、述語論理など思い出したり、新たな発見もありました。しっくりこないところが多々ありましたが、マンガ併用でかなり救われました。

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    2025年12月29日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    ほんとに初めて考える時のようにやさしく教えてくれる。
    問題の背景を考える、問題の意味を考えること。頭の中だけじゃなくて書き出したり手を使って考えること。自分にはハードルが高いけど、他人に話すこと意識していきたい。

    挿絵がかわいいなと思ってたけど、最後のページでこれが何の物語なのかやっと分かった。道を歩いている時も、お家にいる時も、誕生日当日までその人のことを考えてたってことかな、素敵だな〜

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    2025年12月26日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    考える時に、こうしたら良いということを教えてくれる本。でも、読んだからと言って、結果はすぐに出ないよ。考える時の奥義のような本。

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    2025年12月07日
  • 入門!論理学

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    タイトル通り、論理学の入門書。
    1~4章くらいまでは、高校数学で習う「集合と論理」の単元を丁寧に深掘りしたような内容で、中高生くらいでも読みやすいんじゃないかなぁと。
    それ以降の章は少々難解さが増したような気がします。私の理解力の乏しさ故でしょうか……。
    しかし、入門書として、論理学という分野への興味・関心がよりいっそう沸き立つ一冊であることは間違いありません。砕けた表現の文章によって、学ぶことのハードルの高さも随分と緩和されます。
    筆者の他の著書も読んでみたくなりました。面白かったです!

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    2025年12月02日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    なにげなく見る夜空の星から「問題」の本質が浮かぶ・・・
    身近な例を挙げて「考える」ことの本質に迫る書です。

    イラストがほのぼのしていて、隙間が感じられて、
    それが思考の時間となりました。

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    2025年12月01日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    平易な語りかけるような文体であるが、「考える」とは何かという根本的な命題を取り扱う骨太な一冊。

    論理的思考(ロジカルシンキング)が巷で喧伝されていた時代を思い出す。ビジネスに欠かせない能力で、論理的な判断ができないとヤバいよという煽りに焦らされていたあの頃。
    本書によれば、論理はあくまでことばの意味をきちんと捉えることであり、考えるとは論理によって現れる情報を問題に合わせ取捨選択すること。一緒くた理解をしていた私に新たな知識がインストールされる。考える素材が一つ増える。

    自分の頭で考える。苦手なフレーズだ。どんだけ1人でうんうん唸ってても光明は差さず自分の至らなさに辟易しては落ち込んでいる

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    2025年10月09日
  • 言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

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    【星:4.5】
    哲学者として有名な野矢氏が生徒で、認知言語学者の西村氏が講師という形で、両者のやり取りを通じて、言語学、特に認知言語学とはどんなものなのかということを解き明かしていく内容。

    両者の会話形式で進んでいき、会話内容もわかりやすくなっているので、私のような言語学初めてみたいな人にとってのとっかかりとしては良いと思う。
    テーマとして挙げられている具体的内容も興味深いもので良かった。

    ただ、上記のようにフリーな会話形式で進んでいく形なので、「で、言語学とか認知言語学って結局何なの?」と聞かれると、「言語学は言語を研究する学問全般のことで、そのうち人間の認知という側面から研究するのが認

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    2025年07月19日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    何をしていると言えるのか?改めて問うと難しいことを、軽妙な語り口で解きほぐす。
    爽やかな読後感。

    ・あることにチューニングされた状態。感じることに鋭敏になり、新たな関係、新たな意味を求めること。

    ・論理は手段であり、思考ではない。

    ・見えない枠と戦うこと。それを見えるようにしてくれるのは「変な」ひととの出会い。

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    2025年07月19日
  • 哲学な日々 考えさせない時代に抗して

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    「考えさせない時代に抗して」というタイトルに惹かれた。
    自分に考える能力が乏しいということには薄々気づいていたが、避けて生きてきた。30も半ばを超え、目を背けられなくなってきた。遅い、遅すぎる。こうも怠惰な人生を送ってきたが故に、今更「考えろ」と言われても到底無理な話である。
    まずは知覚する。まずは第一歩を踏み出す。
    そんな一歩目として手に取ってみた本書である。

    なぜ本書に至ったかというと、「考えることは哲学である」と初めて知ったからである。いうなれば”哲学”なんてものに近寄ろうとしたことなんてなかったので、「哲学とは何か」なんてことをそもそも考えたことがなかった。
    哲学=考えること、を知ら

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    2025年07月06日
  • 哲学な日々 考えさせない時代に抗して

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    私たちはポリフォニー的世界の主人公。その物語の中にありながら、客観的に眺めることは可能。
    丸裸の自分にこそ生きる力が備わっている。
    本来無一物
    手に入れたものは全部おまけ

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    2025年06月22日
  • 論理哲学論考

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    正直、脳が溶けるほど難解。
    人類は言語の枠組みからは出られず、
    前提、つまり言葉が無ければ論理を立てられない
    語り得ぬものについては、沈黙せねばならない

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    2025年05月23日
  • それゆけ! 論理さん【大人のための学習マンガ】

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    ゆるいキャラクターの漫画が挿入されているので、甘くみていると、徐々に内容が難しくなってくる。

    初心者向けと著者は言っているが、ちゃんと理解しようとすると、なかなかに骨がある。用語もそれなりに出てきて判別が難しくなってくる。正直、日常生活において、ここまでキッチリ必要だとは思わない。

    しかしながら、楽しみながら知識として取り入れる量としてはちょうど良い

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    2025年05月06日
  • 言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

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    言語学といってもいわゆる文法ありきの考え方ではなく、どのように使われているのかを基準とした方法もあることを知った。この考え方は哲学とも相性がいいらしく、哲学的なものの考え方が、学問の複雑さを和らげてくれている。対話形式で展開されているが、決して読み飛ばせるような安易さはない。何度も立ち止まって読むことで認知言語学なる学問の扉が少し開かれたような気になれる。

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    2025年04月29日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    考えるといくことを考えていく本です。
    論理的に考えるは実は考えていない、AIの推論は考えているとは言わない、という意見は新鮮で考えさせられました。そういえば、人工知能と哲学というタイトルの本が積読であることを思い出しました。

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    2025年04月26日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    現実という地表から離陸し可能性へと舞い上がり、再び現実に着地する。これが考えるであり、その為の翼が言葉だ。

    なんか凄いことを言っている。

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    2025年04月24日
  • 言語哲学がはじまる

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    対話風に書かれてあるので、考えながら、疑問を浮かべながら読むことができた。でも、議論の内容は、そこまで考えるのか…、と哲学者の頭の中を思い浮かべてしまった。

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    2025年03月31日
  • 言語哲学がはじまる

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    フレーゲ、ラッセル、ウィトゲンシュタイン。入門の入門、という位置付け(なんだと思う)。やっぱり哲学なので、言葉が繊細で長め。悪くも良くもくどい。それでもかなり平易に書いているのでしょうが、ついていくのに根気がいる。哲学系は、見方とか考え方とか、役に立つだろうなと思い時々読んでみるものの、ちょっと馴染みきれないというか、もっと簡潔に、と思っちゃうんですよね。

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    2025年03月23日
  • 入門!論理学

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    ネタバレ

    演繹の正しさをチェックするやり方として、この「前提を認めて結論を否定し矛盾になるかどうかを調べる」というチェック方法はかなり有効

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    2025年02月01日