野矢茂樹のレビュー一覧

  • 言語哲学がはじまる

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    フレーゲ、ラッセル、ウィトゲンシュタインまでの言語哲学の展開と転回を概観できる本。表現はカジュアルで易しいが、扱っている内容は言語哲学らしく簡単ではない。展開が特に盛り上がるところがなく、ウィトゲンシュタインの話が盛り上がってきたところであっさり終わってしまった印象。

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    2024年07月21日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    つめこんで、ゆさぶって、空っぽにする
    何かを考えようとする時に、実は考えておくといいことが分かりやすく書いてある。哲学や論理学というと避けたくなるけど、その優しい手ほどき。

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    2024年05月26日
  • 言語哲学がはじまる

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    本来は難解な問題が気楽に面白く読めるのは、とても良いと思う。
    ただ個人的には、最初に批判されている一般観念説が何故ダメなのか、いまいち分からなかった気がする。太郎君とお父さんの会話のような事態はどの説でも起こり得て、会話を重ねることで差は埋まっていくけど完全一致したかどうかは分かりようがないのでは..? 文の意味よりも先に語の意味(心の中の一般観念)は決まらない、というのは分かる。でも語が心の中の一般観念を指すということ自体をなぜ否定できるのかは分からない。否定というより不要なんだろうけど、そうなのかな..? 言葉が心の外の対象を指せることの方が不思議で、説明が必要のようにも思える。

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    2024年05月25日
  • 言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

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    対談形式なのでとても分かり易かった。
    言語学って、哲学や心理学とも繋がっていて、掘り下げると複雑なんだと改めて思った。
    言語学の基本的な知識は多少必要だと思うが、難しい内容を分かり易く説明しているので、ただ読むだけでも面白い内容だと思う。

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    2024年04月07日
  • 論理哲学論考

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    論理哲学論考
    著:ウィトゲンシュタイン
    訳:野矢 茂樹
    岩波文庫 青689-1

    難書 雰囲気しかわかりませんでした、第一、数学に出てくる用語でも、意味がよくわからない
    論理式の展開についてゆけないです

    ■論理哲学論考(本文)

    第一感、岩波文庫にしては、行間がゆったりしていて見やすいというものでしたが

    次に、第二感、なんじゃこれは、番号と文章がひたすら、巻末までにならんでいる
    つまり、「論理哲学論考」はネスト構造(入れ子)になっている、一連の命題と思われる
     
    1世界は成立していることがらの総体である
    1.1世界は事実の総体であり、ものの総体ではない
    1.11世界は諸事実によって、そ

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    2024年03月11日
  • 哲学な日々 考えさせない時代に抗して

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    おもしろかったー。論理が必要なのは、完璧な調和のもとに生きてないから。ポリフォニーのあまたの声をきくこと。本を読んで、人と議論して、自分で考えて、調べたり考えたりしたことを書く。

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    2024年01月31日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    「考える」って何をしてるんだろう

    その問いこそが考えるということそのもののように感じるけど、考えるって実際に何をしてるのかわからない。

    考えている時と考えていない時の違いや、そもそも考えるってどういうことなんだろう、という漠然とした問いをわかりやすく説かれている本だなと思った。

    軽い気持ちで、簡単に哲学の考え方にも触れられる本かも

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    2024年01月17日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    ネタバレ

    優しい哲学書

    考える、ということについて、哲学の授業で出てきた論法を誰でも分かる言葉に置き換え書かれ説かれている

    ゆったりとした時間の中で、思考を巡らせながら、読みたい一冊

    ◎論理は言葉の定義である
    仕事をしていて、論理的であることはとても重要視される
    論理的にすることは、考えさせないようにしているのだよ、ということにハッとした
    言葉の定義を明確にし、論理を創り出して、効率や生産性を求めた結果、評価と成果は得られるが、考えるヒトは生まれにくいのだと痛感

    ◎考えるということは、軽やかに踊って見せることだ

    とても印象的な一文
    考える、という行為をこんな風に表現できるのか
    物事に対する足場

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    2024年01月08日
  • 言語哲学がはじまる

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    「はじまる」とのタイトル通り、最後の部分はなんとなく尻切れトンボのような終わり方である。続きは他の文献でというところか。優しく丁寧な語り口で、理解しやそうではあるが、やはり内容が内容だけに難解な部分も多い。勉強になりました。

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    2023年12月18日
  • 言語哲学がはじまる

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    「論考」について知ることができ、よかった。だいぶ前に訳書?を呼んだが、??理解できたとは全く言えなかった。
    「探究」の説明も少しあった。語り得ぬものについての沈黙も少なくできると。

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    2023年12月12日
  • 論理哲学論考

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    言語哲学における重要文献

    フレーゲ、ラッセルの築いた礎に立ち向かうべく著された意欲作であり、出版のために解説を担ったラッセルですら十分に理解できていなかったという点も含め「ウィトゲンシュタインの衝撃」がいかに大きかったかを感じることができる。

    哲学論究まで時間をかけて今後分析を進めていこうと思うが、事実/事態の区別、すなわち現実と可能性の峻別という視点、語り得るものと語りえないものを明確化しようとする思索は、示唆的なものが多かった。

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    2023年11月12日
  • 哲学の謎

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    ネタバレ

    自己対話で進む。問いを立て、自分で考えた答えに自分で反論しながら考察を深めてゆく様子がおもしろい。複数の切り口で挑み、矛盾が生じて詰むこともしばしば。仕切り直してまた考える。哲学的な思考方法に慣れないながらも学ぶ箇所は多い。他人が見ているリンゴの色は、本当に自分が見ているそれと同じか。常識は環境次第で変わる。何事も常識だからと妄信せず、常に疑う余地を残しておくことの重要性がよくわかる。

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    2023年06月02日
  • 入門!論理学

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    AであればB見たいな論理方式を、数学の授業でなんか習ったような習ったことの無いような数式に当てはめた感じの本。

    読んでいると段々もう良いやって感じになって本を閉じ、1日後にまた読みたくなって読むのを繰り返して何とか読むことが出来た。
    正直分からない所もあったけど、否定 連言 選言 条件法の導入則と除去則とそれを使った推論までは何とか理解出来た。これらの命題論理を使ってある文章の推論をするのは、パズルみたいで面白かった。

    論理学って奥が深いんだなあって思わされた1冊。

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    2023年04月13日
  • 入門!論理学

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    独りよがり感想になってしまうが、まず何となく期待していたものと違った。なんとなく読み進めていくうちに論理学がこんな手順を踏むものなのかということに愕然とし、読んでも意味が理解できない文章に触れウーンと唸り、読めば読むほどドツボにはまっていく。終いには自分は何が得たくてこの本を読んだのか分からなくなった。

    ただ、この「よく分からん」と言う感覚はつまらない本を読んだ時に感じる心地悪さとは違う。解けたときに必ず気持ちよくなれるのが分かった知恵の輪をカチャカチャしているような感覚だ。

    星を四つつけているが、正直、この本の1割も理解できておらず、正当な評価なのかは分からない。ただ、これが理解できるよ

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    2023年04月13日
  • 哲学の謎

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    相対主義と相関主義。
    意志や自由(主に心の哲学関連)の話になると、やはりどうしても哲学が科学から離れて1人歩きしているような印象を受けてしまう。

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    2023年02月04日
  • まったくゼロからの論理学

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    古典論理学の範囲をとても丁寧に解説している。よく分からない記号などを扱う上で心理的なハードルを下げるにはとても良かった。

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    2022年08月13日
  • 語りえぬものを語る

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    ウィトゲンシュタインの入門書として読んでみた。優しい語り口と章ごとの解説で入口は通過した気がする。これを機に他の関連書も読んで、また再読したい。

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    2022年07月09日
  • それゆけ! 論理さん【大人のための学習マンガ】

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    初心者向け論理学の本。

    ミステリー小説は「演繹」と「仮説形成」で構成されていることに気づいた。

    実生活においても自分自身の思い込みを剥がすルーティンとして使えそう。もう少し論理学について学んでみたいと思う。

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    2022年06月14日
  • まったくゼロからの論理学

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    【星:4.5】
    論理学をとにかくわかって欲しい、そんな著者の熱意が伝わってくる。難しい論理学をとにかく分かりやすく説明してくれている。

    著者の本は何冊かよんだが、その中でも飛び抜けてわかりやすい。まさに0からの論理学である。

    ただ、個別の内容はわかりやすいのだが、ここで学んだことは具体的にどう生かせるのか、なんのために演繹というものを突き詰めて行こうとするのか、など論理学の目的みたいなものが掴めなかった。そこがちょっと残念。

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    2022年06月09日
  • はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

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    「頭で考えなさい」って昔から違和感があって。
    読んで字の如く、頭抱えて考えてました。でも、感覚的に、直感的に、手を動かし、パソコンでキーボード叩いて、とにかく書いて吐き出してみたほうが良い考えの整理になるんだよなぁと、思っていたことが、すっと腑に落ちた感覚。
    「論理的」という言葉も同じで、組み立てる際に論理を使うだけで、考える事とは別に切り離すべきなのだなと。

    時間を置いて、また再読したいです

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    2022年06月05日