朝倉宏景のレビュー一覧

  • 日向を掬う

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    58突飛もないストーリーだけど、この作者らしい底流に人間の温かみがあるような気がしてくる。色々問題はあるけど、こんな家族はどうかな。騒がしいかな。結構いい感じだと思うけどな。

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    2022年05月16日
  • あめつちのうた

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    グランドキーパーという裏方の物語ですね。
    読んで暖かい気持ちになります。
    ラストの親子の会話はこんな風に話せたら良いのになと思いました。

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    2022年03月25日
  • 雨を待つ

    購入済み

    挫折ではあるが

    よくある高校球児物語ではなく、怪我で野球を続けられなくなった元高校球児の物語である。誰でも人生を長く続けてゆけば何度かある挫折 それにどのように向き合ってゆくか、そのまま参考にはならないが、一つの指針を提案してくれる作品である。文章は平易で読みやすい。スッキリとした終わり方ではないが、人生ってそんなモノ。リアル感があってよい。

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    2022年02月04日
  • 野球部ひとり

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    ヤンキー校と超進学校での野球部合同チーム。紆余曲折を経ながら大会に向かう様子は、テッパンの青春部活小説のパターンながらドキドキハラハラしてしまいます。テッパンだけに外れることなし。読後感の爽快感は、青春小説ならではですね。

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    2021年12月13日
  • 僕の母がルーズソックスを

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    男子高校が 女装して援交?して 捕まる?
    そんな始まりから 物語は一転
    物静かな母親は 突然 記憶喪失により
    女子高生の記憶に戻ってしまう。
    それが とんでもない JK
    少しずつ 記憶を取り戻しながら 親子の絆などなど
    大事なな事を 取り戻していく展開に 引き込まれた。

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    2019年07月20日
  • つよく結べ、ポニーテール

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    初恋の人と交わした約束を胸に、強豪高校野球部に入部した鳥海真琴。女子選手という世間の色眼鏡と闘いながら、ひたむきに志を遂げていく一途な少女を描く青春小説。
    野球が好きという想いが、如何なる苦難からも彼女自身を支えて、そして救ってくれる。そこに『初恋』が加わるのだから、老若男女問わずキュンとならずにはいられない。

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    2019年06月14日
  • つよく結べ、ポニーテール

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    高校時代までの話は面白くてドキドキしながら読んだけど、女子チームに入ってからプロ入りするまでが急すぎとも思った。でも初恋の彼に再会する場面はグッときた。いい読後感のいい作品。

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    2018年03月25日
  • マウンドの神様

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    ネタバレ

    野球を愛する人気作家の野球を題材にした小説、エッセイを、集めた短編集。
    どの作品も作家の野球への思いや造詣が伝わってきて面白かった。個人的には「ひゃくはち」の著者早見和真の「あの日、監督がうなずいていれば、僕は-」が「ひゃくはち」の舞台となった高校、監督が登場していてツボだった。

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    2017年07月22日
  • 白球アフロ

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    ネタバレ

    弱小都立高校の野球部にアメリカからの転校生がやってくることで起こる高校野球部の日常が描かれた作品。
    日本の「高校野球」に戸惑う転校生のクリスと、彼の「教育係」になってしまった瀬山のやりとりがおかしく、日米の野球観のギャップが描かれていて興味深く読めた。読後感もよくいい作品だったと思う。

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    2017年01月31日
  • 駅と旅

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    タイトル通り、
    「駅と旅」をテーマにしたアンソロジー。

    外れのなさそうなテーマだったことと
    松崎有理さんの作品が読みたくて読んだけれど、
    作家陣が合わなかったのか、
    このテーマと短編のかみ合わせがよくなかったのか
    あまり楽しめなかった。

    主目的だった松崎さんの作品は
    この本に馴染んでいたかは別として、
    個人的には面白かったので
    その点で価値は十分あった。

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    2025年09月30日
  • ゴミの王国

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    潔癖症のゴミ清掃職員朝陽と、深夜のコンビニ工場で働きゴミだらけの部屋に住む友笑、二人の再生と成長の物語。

    現代人の抱える孤独や寂しさが描かれていて、当初思っていたよりずっと重みのある話だった。

    正反対の部屋に住む二人が、少しづつ踏み出し変わっていく姿に、応援する気持ちになり、ラストは掃除後のようなスッキリした気持ちになった。

    みんなが違う価値観を持っていることは当たり前だと思いながらも、パートナーとはどちらか一方の価値観に合わせるもの、という矛盾している考えを持っていることに気付いた。

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    2025年09月06日
  • ゴミの王国

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    初読み作家の朝倉広景さん。
    表紙にほっこりしつつ、内容は重めだったけど、
    サラッと読むことが出来ました

    私も友笑に近い感じで、汚部屋だったけど
    少しずつ捨て活しました!
    小説を読んだ後、更に捨て活意欲が高まりました

    朝陽のようにミニマリストにはなれないけど、
    お部屋を過ごしやすいようにしたいと思う…

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    2025年08月24日
  • あめつちのうた

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    読み終えました。夏は高校野球のシーズン。野球好きなのもあり、この時期は野球小説が読みたくなります。主人公は甲子園での神整備で有名な阪神園芸に入社した社員です。彼は運動神経がなくて強豪校で選手ではなくマネージャーをしていました。主人公の弟は甲子園にも出場する有望な選手で、、、と主人公が様々な苦悩と向き合います。甲子園は様々なドラマが生まれるなあとやはり実感。野球だけでなく、色々な悩みや人間模様が出てきます。野球好き以外も楽しめる読み応えある小説です。

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    2025年08月21日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    毎年同じ日に弁天島駅の入場券を購入している恋人が突然いなくなり、その日に弁天島駅へ向かう一話目。
    私は自分を高く見せるような嘘を吐く人はものすごい勢いで冷めてしまうだろうな。

    東京駅が戦闘ロボットになる突然のSFには危うく振り落とされそうになったけど、段々二人を応援する気持ちがうまれた。私は結構好き。

    北海道にある夫の実家へ、義姉妹で乗り込む話も良かった。一緒に過ごすのに心地よい自分になれたらいいなあ。

    額賀さんの明洞の話も良かった。おさまるべきところへおさまった。

    最後の話でポルトガル行きたくなった。なんだろう、読んでいてイメージするポルトガルの雰囲気がすごく良かったな。

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    2025年08月20日
  • 駅と旅

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    タイトルの通り、駅と旅をテーマにした6人の作家によるアンソロジー。
    と言いつつもテーマの縛りは緩めで、アンソロジーとしての統一感は中途半端な印象。

    始めの2編、『きみは湖』と『そこに、私はいなかった。』は、いずれも若い女性を主人公にした青春小説。他愛もないと言ってしまえばそれまでだが、どことなく尖った感性が仄かに感じられて悪くない。
    次の『雪花の下』は、自意識過剰で家族との関係を壊しかけている中年女性が正気を取り戻していくお話。よくある話ではあるが、旅に同行する義妹の造形が絶妙でなかなか面白い。
    ここまでは連作の雰囲気が保たれていたのだが、次の『東京駅、残すべし』で一変。ぶっ飛んだ世界観と作

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    2025年07月27日
  • 駅と旅

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    短編集6篇
    行方不明の恋人を探す弁天島「きみは湖」砂村かいり
    行けなかった甲子園「そこに、私はいなかった」
    実家に帰った夫を迎えに行く札幌「雪花の下」君島彼方
    付喪神の調伏,唐津「東京駅,残すべし」松崎有理
    不倫報道と無差別殺人,韓国から羽田空港,額賀澪
    祖父の形見のアズレージョ,ポルト「辿る街の青い模様」鳥山まこと

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    2025年07月22日
  • 駅と旅

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    旅=いわゆる旅行という話ではなく。

    駅が、お話ひとつひとつに登場する彼らの、人生の岐路的役割を果たしている。
    旅は、あの時の、まだ整理できていない気持ちに自分なりの決着をつけることであり、自分のこれからのために必要なこをを見つめることであり、心の旅でもある。

    アンソロジーになっているので、普段は手を出さないSFものが読めたりしたので、良い経験になった。
    自分に身近な駅も登場したりと、楽しかった!

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    2025年07月14日
  • 駅と旅

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    1作目を読んだ。ミステリーで話に引き込まれる。
    ただし、文字が小さすぎて2作目から読むのをあきらめた。
    内容が良かっただけに残念!

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    2025年05月27日
  • 駅と旅

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    「駅と旅」というタイトルは旅好きには、とてもそそられるタイトル。しかも、電車旅なので、程よいスピード感が良かった。
    いわゆる旅ではなく、もうちょっと非日常な旅が描かれていて、ドラマティックなものが多い。
    好みだったのは、朝倉広景さんと君嶋彼方さん。
    誰かを追いかけて行く旅。したことはないけど、なんとなく憧れる。

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    2025年05月22日
  • 白球アフロ

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    高校にアメリカからの転校生がきた
    野球経験者ということで野球部に
    野球部での青春物語でした
    ちょっと物足りなさもありましたが楽しめました
    試合のシーンもよかったです

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    2025年04月29日