朝倉宏景のレビュー一覧

  • 白球アフロ

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    同じ作者さんの「つよく結べ、ポニーテール」に続いて読み終わった。野球に限らず高校の部活動全般に言える「なんでやってるの?」ということを考えるきっかけをくれる作品でした。
    高校野球で言うなら、甲子園の舞台で名前をよく聞く常連校はもちろん、それらの一流校と県予選の大会で常に上位を争う強豪校がいる。そしてようやく、その下に無名校と言われる「一般」の野球部が数え切れないほど存在しているわけで。将来プロを目指す、生涯野球に携わっていく、という覚悟を持って部活に臨むなら理由も分かりやすいんだけど、そうじゃない人たちは何でやってるんだろう、って、割と多くの人が一度は疑問に思うんじゃないだろうか。そして、自分

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    2022年07月17日
  • つよく結べ、ポニーテール

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    著者のプロフィールを見ずとも、この人絶対野球部経験者、それも高校野球経験者だな、と文章から伝わってくる。野球描写はもちろん、部活動の様子や練習のキツさなんかが細かく表現されていて、自分の思い出に重ねて懐かしさを感じたりしてました。
    中盤からの展開で少し読み進める手が遅くなってしまった。それは「女子野球」というものを小説で書いていく上で、自分の期待していた方向性ではなく「そっちか…」と感じてしまったからかもしれない。

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    2022年07月08日
  • 日向を掬う

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    精子提供で産まれた日向実と突然暮らすことになる四十歳独身で売れない役者の大守良行。精子提供で産まれたことでの周りの目線にさらされる生きづらさなどを描いた作品。家族とは何か、子どもを産むとは何かを語りかけてくる作品。

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    2022年04月08日
  • 白球アフロ

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    最初はよくあるストーリーだと思ったら戦争の話があり重くなったけど結局は普通の高校野球の話。
    最後の試合が県の決勝だったら盛り上がったと思います。
    それだと出来過ぎという事かな。

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    2022年02月20日
  • マウンドの神様

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    甲子園を目指す球児や、野球を愛する人達の人間模様を描いた短編集。
    いつの時代においても、甲子園への夢は多くの人々を魅了し、憧れの存在であり続けるのだと思わされました。
    なかでも、あさのあつこさんの「梅里駅前商店街の熱い風」が良かったです。野球が人と人を繋ぐ様子がこの一話にぎゅっと詰め込まれていました。

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    2021年08月25日
  • 白球アフロ

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    野球は割と好きなスポーツに入ると思います。やった事ないけれど昔から漫画やアニメで慣れ親しんでいるし、ファミスタも大好きでした。小学生の時は人並みにプロ野球チップスのカード集めたりしていましたし。
    さて、本書は見た目は大リーガーのような黒人と日本人のハーフであるクリスが、弱小高校野球チームに転校してくる所から始まります。
    堅実な守備とは対照的なホームラン狙いの大振りバッティングは、当たれば大きいと思われど、真剣勝負には武器にならない荒っぽさです。
    チームメイトは、何とか送りバントを覚えさせ日本式野球に馴染ませようとしますが・・・。

    題材が既に面白そうだし、題名も軽い読み物っぽくって手に取りやす

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    2021年03月31日
  • 雨を待つ

    購入済み

    青春

    いわゆる高校球児の小説ですが、今回はちょっとストーリー設定が変わっていて、野球に挫折して出身校に舞い戻った元野球選手のお話ですが、正直あまり期待していなかったんですが読み終わってみると感動作な感じがした作品でした。

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    2020年08月16日
  • 白球アフロ

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    う~ん青春だね~。羨ましい...。このプロセスを消化できる方はある意味レアだ...。運を大事に今後の人生に生かして欲しい...。

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    2019年01月20日
  • マウンドの神様

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    聖地・甲子園を目指し切磋琢磨する球児たちと交錯する人間模様を描く、人気作家たちの文庫オリジナル作品集。
    今年は夏の甲子園が第100回の記念大会。数々の記憶に残る名場面や名勝負がメディアで紹介され、心も熱くなる。主役である球児たちは勿論のこと、関わる人びとも応援する人びとも「高校野球」を盛り上げる。有名無名問わず、青春ドラマ1ページに登場する人びとの物語である。

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    2018年08月02日
  • 野球部ひとり

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    主人公がスーパーマンではなく、平凡で色んなことに葛藤したり失敗したりする人なので、親近感をもってよめた。

    限界を広げていくことや、流れを作ることは、
    部活だけでなく大人になってからもずっと大切だよなーと思った。

    部活ってなんのためにするの?ときかれたら、このフレーズを答えたいな。

    学生が主人公の小説、入り込めるかなーと不安だったけど、むしろ今読んでよかったなと思うくらい学びがたくさんあった。
    頑張ろうっておもえるほんだった

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    2018年05月26日
  • マウンドの神様

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    【収録作品】あさのあつこ「梅里駅前商店街の熱い風」/朝倉宏景 「絶対的最後」/荻原 浩 「わが家の高校球児」/早見和真 「あの日、監督ががうなずいていれば、僕は――」/東川篤哉 「カープレッドより真っ赤な嘘」/宮下奈都 「空くじなしの宝くじ」/額賀 澪 「肩車の権利」/須賀しのぶ 「甲子園に帰る」

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    2017年09月07日
  • マウンドの神様

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    野球にまつわる短編6つとエッセイ2つ。後者の書き手が荻原浩と宮下奈都だったので購入。荻原さんが阪神ファンだとは初めて知りました。前者の書き手で読んだことがあるのはあさのあつこのみ。あさのさんの『バッテリー』は「がんばってるアピール」が強くて少し苦手でしたが、この地元の公立高校の甲子園出場で活気づく、ふだんは寂れた商店街の親父の話は○。ほかはプロ野球、ドラフト、満州での野球の話等々。野球に興味のない人にはいささかツライと思われます。試合そのものの話を楽しみたいならば堂場瞬一の野球シリーズのほうがよさそうな。

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    2017年06月11日
  • 白球アフロ

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    アフロの黒人少年が高校野球をする話。

    文化の違いやアメリカと日本での野球の考え方の違いなどが発生しつつも、それを乗り越えていく話。

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    2016年10月29日
  • 白球アフロ

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    高校野球、青春だな。
    2016.7.29

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    2016年08月08日