朝倉宏景のレビュー一覧

  • マウンドの神様

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    ネタバレ

    野球を愛する人気作家の野球を題材にした小説、エッセイを、集めた短編集。
    どの作品も作家の野球への思いや造詣が伝わってきて面白かった。個人的には「ひゃくはち」の著者早見和真の「あの日、監督がうなずいていれば、僕は-」が「ひゃくはち」の舞台となった高校、監督が登場していてツボだった。

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    2017年07月22日
  • 白球アフロ

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    ネタバレ

    弱小都立高校の野球部にアメリカからの転校生がやってくることで起こる高校野球部の日常が描かれた作品。
    日本の「高校野球」に戸惑う転校生のクリスと、彼の「教育係」になってしまった瀬山のやりとりがおかしく、日米の野球観のギャップが描かれていて興味深く読めた。読後感もよくいい作品だったと思う。

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    2017年01月31日
  • 日向を掬う

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    『あめつちのうた』が良かったので著者のこちらの本も読んでみた。表紙の穏やかなイメージと違い、登場人物の様々な感情が本の中から溢れだす。

    40歳、独身、老母と暮らす大守良行は、ルーズで甲斐性なしのダメ男。母を亡くした中2の女の子・都築日向実(ひなみ)が突然、良行の前に現れて…
    「私、あなたの娘です」

    精子提供、未成年後見人、親子の愛、いじめ、家族の幸せ・・次から次へと問題が起こり目まぐるしい。少し引き気味に読んでいくと、良行が回想する場面(日向実の母で脚本家、都築街子の言葉)に目が止まった。

    「この先、ますます異常気象、貧困、戦争、災害、未知の病気…、そういう脅威が広がると、過酷な思いをさ

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    2026年04月04日
  • あの冬の流星

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    登場人物たちが皆さん真っ直ぐ過ぎて現実味がなく、面食らった。置かれた環境も都合がいいように感じてしまったし、全てが結末に向かうための装置のようで、血が通ってる感じがしない。ただ、読んでおいて良かったとは思う。

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    2026年03月23日
  • あの冬の流星

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    幼い子どもが不治の病になる。家族の葛藤、答えの出ない選択、様々なことを考えさせられた。でも最後は終わりではなく、ずっとつづいていくことが感じられる素晴らしい物語だった。

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    2026年03月19日
  • 駅と旅

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    みんな自分勝手→青春の締めくくり→ジェンダー逆転感→とんでもねえ飛び道具→タイトルに偽りあり→雰囲気最高だけどこれ以上長いと読み続けられないだろう文体。
    5目当てで読んだのだが1と3は構造も似ている気がする。4はあまりにも異物でげらげら笑ってしまった。2は佳作というかうまいことまとまっており後味はいちばんいい。6はさすが海外に飛び出してるだけあって旅感が強く、トリにふさわしかった。

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    2026年03月14日
  • あの冬の流星

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    ネタバレ

     重いテーマで考えさせられました。ただ。子どもが辛い思いをする話はそりゃ泣くでしょ。こんな風に考えたり受け止めたりするのは現実的じゃなく美しい物語としての結末なんじゃないかな。でもそれだからこそそうであってほしいという気持ち。その選択が正しいかどうかなんて誰にもわからない。その選択を正解だと後悔しない生き方をその都度選んでいくことが大事なんだな。

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    2026年02月26日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    2026/2/14
    読み終わって、これは何のアンソロジーやっけ?ってタイトル確認したくらい共通点が感じられなかった内容。
    最初の方どんなんやったっけ?と見返したらどれも面白かったのに読み終わっての印象がそう盛り上がってなかったのは最後がしっとり終わったからかしら。
    あと本開けた瞬間「字ぃ小っちゃ!」ってなった老眼。
    まだ読める。

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    2026年02月15日
  • ゴミの王国

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    綺麗、汚い、の基準て人それぞれなんだよねー。
    この前職場で、しゃぶしゃぶを他人と楽しめるかの話題で盛り上がった。この本に通じるものがある。

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    2026年02月01日
  • 駅と旅

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    女性が主役のアンソロジーかなと思ったけど違った。
    題名は『駅と旅』だけどあまりそういう感じはしない。

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    2026年01月11日
  • あの冬の流星

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    読んでいて涙が止まらなかった。
    本当にありえる話だと思う。
    彼に比べれば、自分はなんで幸せなんだろと思う。
    彼が頑張ったように、自分も精一杯生きようと思ったし、これから立ちはだかる壁に立ち向かう勇気を貰った。
    竜星くんありがとう。

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    2026年01月09日
  • 駅と旅

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    きっかけは、君嶋彼方さん。前に読んだ事があり、別の作品を読みたくて手に取った。特に「明洞発3時20分、僕は君に撃たれる」がよかった。最初にタイトルを見たはハテナマークが浮かんだ。でも、テンポよく話が進んでいくし、女優さんの考え方とか行動力がすごく好き。最後のシーンはスカッとして読んでいて気持ちが良かった。額賀さんの別の作品も読みたい。

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    2025年12月21日
  • あめつちのうた

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    ネタバレ

    阪神園芸としての仕事のやりがいや苦悩がメインなのか、登場人物の成長がメインなのか、もっとハッキリさせても良かったんじゃないかなぁと思ってしまった。

    主人公の名前が「雨降って地固まる」からつけられた話は良かった。グラウンドキーパーの仕事とマッチしていて、軸となる4人の境遇をよく表しているなと感じた。

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    2025年12月09日
  • 駅と旅

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    タイトル通り、
    「駅と旅」をテーマにしたアンソロジー。

    外れのなさそうなテーマだったことと
    松崎有理さんの作品が読みたくて読んだけれど、
    作家陣が合わなかったのか、
    このテーマと短編のかみ合わせがよくなかったのか
    あまり楽しめなかった。

    主目的だった松崎さんの作品は
    この本に馴染んでいたかは別として、
    個人的には面白かったので
    その点で価値は十分あった。

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    2025年09月30日
  • ゴミの王国

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    潔癖症のゴミ清掃職員朝陽と、深夜のコンビニ工場で働きゴミだらけの部屋に住む友笑、二人の再生と成長の物語。

    現代人の抱える孤独や寂しさが描かれていて、当初思っていたよりずっと重みのある話だった。

    正反対の部屋に住む二人が、少しづつ踏み出し変わっていく姿に、応援する気持ちになり、ラストは掃除後のようなスッキリした気持ちになった。

    みんなが違う価値観を持っていることは当たり前だと思いながらも、パートナーとはどちらか一方の価値観に合わせるもの、という矛盾している考えを持っていることに気付いた。

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    2025年09月06日
  • ゴミの王国

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    初読み作家の朝倉広景さん。
    表紙にほっこりしつつ、内容は重めだったけど、
    サラッと読むことが出来ました

    私も友笑に近い感じで、汚部屋だったけど
    少しずつ捨て活しました!
    小説を読んだ後、更に捨て活意欲が高まりました

    朝陽のようにミニマリストにはなれないけど、
    お部屋を過ごしやすいようにしたいと思う…

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    2025年08月24日
  • あめつちのうた

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    読み終えました。夏は高校野球のシーズン。野球好きなのもあり、この時期は野球小説が読みたくなります。主人公は甲子園での神整備で有名な阪神園芸に入社した社員です。彼は運動神経がなくて強豪校で選手ではなくマネージャーをしていました。主人公の弟は甲子園にも出場する有望な選手で、、、と主人公が様々な苦悩と向き合います。甲子園は様々なドラマが生まれるなあとやはり実感。野球だけでなく、色々な悩みや人間模様が出てきます。野球好き以外も楽しめる読み応えある小説です。

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    2025年08月21日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    毎年同じ日に弁天島駅の入場券を購入している恋人が突然いなくなり、その日に弁天島駅へ向かう一話目。
    私は自分を高く見せるような嘘を吐く人はものすごい勢いで冷めてしまうだろうな。

    東京駅が戦闘ロボットになる突然のSFには危うく振り落とされそうになったけど、段々二人を応援する気持ちがうまれた。私は結構好き。

    北海道にある夫の実家へ、義姉妹で乗り込む話も良かった。一緒に過ごすのに心地よい自分になれたらいいなあ。

    額賀さんの明洞の話も良かった。おさまるべきところへおさまった。

    最後の話でポルトガル行きたくなった。なんだろう、読んでいてイメージするポルトガルの雰囲気がすごく良かったな。

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    2025年08月20日
  • 駅と旅

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    タイトルの通り、駅と旅をテーマにした6人の作家によるアンソロジー。
    と言いつつもテーマの縛りは緩めで、アンソロジーとしての統一感は中途半端な印象。

    始めの2編、『きみは湖』と『そこに、私はいなかった。』は、いずれも若い女性を主人公にした青春小説。他愛もないと言ってしまえばそれまでだが、どことなく尖った感性が仄かに感じられて悪くない。
    次の『雪花の下』は、自意識過剰で家族との関係を壊しかけている中年女性が正気を取り戻していくお話。よくある話ではあるが、旅に同行する義妹の造形が絶妙でなかなか面白い。
    ここまでは連作の雰囲気が保たれていたのだが、次の『東京駅、残すべし』で一変。ぶっ飛んだ世界観と作

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    2025年07月27日
  • 駅と旅

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    短編集6篇
    行方不明の恋人を探す弁天島「きみは湖」砂村かいり
    行けなかった甲子園「そこに、私はいなかった」
    実家に帰った夫を迎えに行く札幌「雪花の下」君島彼方
    付喪神の調伏,唐津「東京駅,残すべし」松崎有理
    不倫報道と無差別殺人,韓国から羽田空港,額賀澪
    祖父の形見のアズレージョ,ポルト「辿る街の青い模様」鳥山まこと

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    2025年07月22日