朝倉宏景のレビュー一覧

  • あめつちのうた

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    神整備で知られる「阪神園芸」を舞台にした小説。

    今年の高校野球は始まったばかりですが、今年の夏の甲子園では
    選手だけでなく、裏方として働く「阪神園芸」の皆さんの姿も注目したいと思いました。

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    2023年07月11日
  • あめつちのうた

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    主人公の家族や友達、仕事の同僚と自身の仕事についてうまく連動させて、成長していく物語。野球好きにはたまらない阪神園芸の話も多く含んでいるため面白かった。自分の進みたい道を選択して生きることへの決断がそれぞれの登場人物にあって自分と重ねるシーンもあった。

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    2023年06月12日
  • 雨を待つ

    購入済み

    読みやすいです。このような小説は、普段あまり読まないですが、とても読みやすくて良いです。オススメです。

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    2023年04月21日
  • つよく結べ、ポニーテール

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    ネタバレ

    「日本プロ野球初の女子選手」を描いた小説。

     こどもの頃から野球に打ち込んでいた主人公・鳥海真琴は、中学の教師に勧められて進学した高校でも、男子に混じってひとりピッチングの腕を磨く。2年生ながら正捕手に選ばれた君澤龍也とは単なる同級生以上の関係になるが、とある事件をきっかけに野球部は春の選抜高校野球への推薦を辞退する羽目に陥り、真琴と龍也の心も離れてしまう。野球に対する熱意を失いかけた真琴に、祖父の道夫が女子のクラブチームを紹介する。

     やがて、日本でも女子プロ野球のリーグが発足(このあとは、登場人物たちが、現在休止中の日本女子プロ野球機構に実在したチームに所属したという設定だ)、2011

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    2022年10月10日
  • 日向を掬う

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     かつての恋人に懇願されて精子提供したものの、妊娠・出産の連絡を受けただけでその後、接点のなかった「娘」をある日突然引き取ることになった40男の物語。
     エンタメ系の作品。

         * * * * *

     設定は突拍子もないものだし、展開も想定を超えている。リアリティという点ではかなり低めのストーリーだと思います。

     だけど勢いがある。緩急で言えば急が多くを占める。このジェットコースターのような勢いにつられてつい読まされてしまいます。
     そして時おりの緩。これがいい箸休めになっています。朝倉さんの構成の妙でしょう。

     ただ光枝が死病に罹っていることを仄めかすラストシーンは余計。エンタメ

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    2022年08月26日
  • 日向を掬う

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    58突飛もないストーリーだけど、この作者らしい底流に人間の温かみがあるような気がしてくる。色々問題はあるけど、こんな家族はどうかな。騒がしいかな。結構いい感じだと思うけどな。

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    2022年05月16日
  • 雨を待つ

    購入済み

    挫折ではあるが

    よくある高校球児物語ではなく、怪我で野球を続けられなくなった元高校球児の物語である。誰でも人生を長く続けてゆけば何度かある挫折 それにどのように向き合ってゆくか、そのまま参考にはならないが、一つの指針を提案してくれる作品である。文章は平易で読みやすい。スッキリとした終わり方ではないが、人生ってそんなモノ。リアル感があってよい。

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    2022年02月04日
  • 野球部ひとり

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    ヤンキー校と超進学校での野球部合同チーム。紆余曲折を経ながら大会に向かう様子は、テッパンの青春部活小説のパターンながらドキドキハラハラしてしまいます。テッパンだけに外れることなし。読後感の爽快感は、青春小説ならではですね。

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    2021年12月13日
  • 僕の母がルーズソックスを

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    男子高校が 女装して援交?して 捕まる?
    そんな始まりから 物語は一転
    物静かな母親は 突然 記憶喪失により
    女子高生の記憶に戻ってしまう。
    それが とんでもない JK
    少しずつ 記憶を取り戻しながら 親子の絆などなど
    大事なな事を 取り戻していく展開に 引き込まれた。

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    2019年07月20日
  • つよく結べ、ポニーテール

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    初恋の人と交わした約束を胸に、強豪高校野球部に入部した鳥海真琴。女子選手という世間の色眼鏡と闘いながら、ひたむきに志を遂げていく一途な少女を描く青春小説。
    野球が好きという想いが、如何なる苦難からも彼女自身を支えて、そして救ってくれる。そこに『初恋』が加わるのだから、老若男女問わずキュンとならずにはいられない。

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    2019年06月14日
  • つよく結べ、ポニーテール

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    高校時代までの話は面白くてドキドキしながら読んだけど、女子チームに入ってからプロ入りするまでが急すぎとも思った。でも初恋の彼に再会する場面はグッときた。いい読後感のいい作品。

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    2018年03月25日
  • マウンドの神様

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    ネタバレ

    野球を愛する人気作家の野球を題材にした小説、エッセイを、集めた短編集。
    どの作品も作家の野球への思いや造詣が伝わってきて面白かった。個人的には「ひゃくはち」の著者早見和真の「あの日、監督がうなずいていれば、僕は-」が「ひゃくはち」の舞台となった高校、監督が登場していてツボだった。

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    2017年07月22日
  • 白球アフロ

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    ネタバレ

    弱小都立高校の野球部にアメリカからの転校生がやってくることで起こる高校野球部の日常が描かれた作品。
    日本の「高校野球」に戸惑う転校生のクリスと、彼の「教育係」になってしまった瀬山のやりとりがおかしく、日米の野球観のギャップが描かれていて興味深く読めた。読後感もよくいい作品だったと思う。

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    2017年01月31日
  • あの冬の流星

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    竜星一人だけがこの物語の進捗を担っているような気がする。彼自身が自分の終末をどう思い、その思いをどんな形で表出するか…。受け入れるのか、入れないのか…。物語の終末に関して、結局一番の犠牲を彼が強いられているような気もしてしまう。
    彼の周囲(家族や友人等)に悩みや葛藤があることは当たり前。その上で彼自身が自分の終末にどう結論を出すのか…。
    あまりにも「いい子」過ぎて可哀そうだ。だからこそ、この物語は彼の思いで終末を迎えざるを得なかったのではないだろうか。そして、だからこそこの物語は、穏やかに温かく読む者の心に残る作品になったのだろう。

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    2026年06月21日
  • あの冬の流星

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    サッカーの試合中に接触をして背中を痛めた主人公の小学5年生の竜星。ところが、接触が原因ではなく小児がんだったことが判明し、余命は半年か1年。反抗期真っ只中の姉・亜沙美、父親の竜司、母親の詠美の4人家族のお話。子どもが早くに死ぬという話の中で、竜星に告知をすべきか、どうか。その正解のない決意に対して「正解」にしていく過程がこの小説の主軸だった。
    印象に残るのは「心は嘘をつけるが、魂は嘘をつけない」
    この言葉を軸にすると、「正解」は何になるのかが近づいてくるような感じがした。

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    2026年05月18日
  • 白球アフロ

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    ある高校野球部に外国からハーフの黒人選手が転校してくる話。
    文化の違い、転校生の生い立ちから来るトラブルなど、順風満帆には行かない野球部が苦労しながらも勝利に向けて頑張ってるのはわかるのだが、のめり込むには中身が浅めだったように感じた。人物の心情、試合展開のどれをとっても浅くて、ライトに読むなら面白かったが、どっぷり作品に浸かろうと思うには物足りない感じもした。もう少しだけ人物に深く入っていくような展開とか、青春っぽさを感じられたら、より良かったな。

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    2026年05月05日
  • あの冬の流星

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    鈴木保奈美のあの本読みました?で取り上げられていた。
    著者 病気だけではなく生きる意味を見失っている人にも読んで欲しい。

    スピリチュアルペイン。以前勉強したが、本当に理解するのは私には難しい。
    家族の葛藤、生きる意味、死とは…。涙なしに読めない。映像化されそうな話である。
    ただ違和感が常にある。映像化されても私は観ない。

    違和感を覚える設定が3つ。
    一つは子供達がヘディングを練習していること。子どもは禁止されなかったかな?
    二つ目は祖父母にプレゼントされたばかりの望遠鏡で少年が自在に星を見つけ出していること。辻村深月さんの小説では天文部の子達が、まずは月を探していた。誰の指導もなく易々見つ

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    2026年04月20日
  • あめつちのうた

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    甲子園には行ったことないけど、一昨年行ったマツダスタジアムのグランドの美しさには感動した。
    野球の試合を観るのは好きだけど、試合を支える人たちの想いにもこれからは心を寄せて観戦してみたいと思った。
    甲子園球場にも行ってみたい。

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    2026年04月11日
  • あめつちのうた

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    阪神園芸を本書で初めて知った。
     

    雨降って地固まるという言葉と阪神園芸の行うグラウンド整備、人間関係をを巧みに使った表現が印象的だった。

    雨はジメジメしている、「野」を行うのには邪魔とされる印象だがグラウンドを強くするには不可欠である。
    苦難は人生において必ず訪れる。整えながら前に進む。

    そんなメッセージを受け取った。

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    2026年04月08日
  • 日向を掬う

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    『あめつちのうた』が良かったので著者のこちらの本も読んでみた。表紙の穏やかなイメージと違い、登場人物の様々な感情が本の中から溢れだす。

    40歳、独身、老母と暮らす大守良行は、ルーズで甲斐性なしのダメ男。母を亡くした中2の女の子・都築日向実(ひなみ)が突然、良行の前に現れて…
    「私、あなたの娘です」

    精子提供、未成年後見人、親子の愛、いじめ、家族の幸せ・・次から次へと問題が起こり目まぐるしい。少し引き気味に読んでいくと、良行が回想する場面(日向実の母で脚本家、都築街子の言葉)に目が留まった。

    「この先、ますます異常気象、貧困、戦争、災害、未知の病気…、そういう脅威が広がると、過酷な思いをさ

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    2026年04月04日