朝倉宏景のレビュー一覧

  • ゴミの王国

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    ゴミ清掃を美化した感じですね。
    片付けれない人の理由を考えると現実的では無かったと思いました。
    小説ですね。
    それで全てが、許される気がします。

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    2025年03月28日
  • 死念山葬

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    ホラー+民俗学+山=面白い。ぐいぐい引きこまれて一気読み。やはり山にはこの世ならざる者が渦巻いているのか…また神や仏についての解釈も面白かったな。

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    2025年02月19日
  • ゴミの王国

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    私もどちらかというと片付けられない側の人。確かにいったん物を家にいれると愛着ができて捨てられない。片付けたい側の気持ちを知るという意味で興味深かった。

    物を買う、捨てるということをあらためて考えさせられた。

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    2025年02月02日
  • ゴミの王国

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    人は人に救われる

    が、今の世
    そんな急に隣人とかかわれるかなぁ

    少しのおせっかいは世を救うかも(*^^*)

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    2025年01月13日
  • 死念山葬

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    ネタバレ

    正直、途中までは面白かった。

    中盤の主人公交代シーンは、えっ!?死んだの!?と、死んだことに気づかず読み返すくらい呆気なかった。
    ここまでのストーリーはすごく面白かったので、このままの面白さが続いてくれたら良かったと思う。

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    2025年01月01日
  • 死念山葬

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    第一部と第二部でガラリと話の雰囲気が変わるから、これ、両方の雰囲気が好きな人にはたまらない演出なんだろうなぁ。
    見せ場がめっちゃいい。
    ただ私は第一部の絶望的なテイストが好きなので、第二部に入ってから結構困惑してました!

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    2024年11月16日
  • あめつちのうた

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    スラスラ読めて、展開も良かったです

    だけど!
    「選手の笑顔によりそうんや」
    「選手の涙によりそうんや」

    これらの台詞はある登場人物のものだけど、20歳でこれ言うかー

    かっこよすぎな台詞が多すぎ

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    2024年11月10日
  • ゴミの王国

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     潔癖症で片付け魔の男とホーディング障害で整理整頓ができない女。相容れない2人がアパートでお隣さん同士になってしまった。
     ひょんなことから親しくなった2人だったが……。

     正反対の2人が、互いに関わり合うことで自己を見つめ直し、やがて過去の自分と訣別するまでの姿を描く、ハートウォーミングな成長物語。
     なお物語は、主人公の日下部朝陽の視点で展開する。
               ◇
     住宅街を走る収集車から飛び降りてはゴミ袋を車体後部のプレス投入口に投げ込む。朝陽が週5日行う作業だ。同じ曜日に同じルートで行う収集作業。勤めてまだ1年の朝陽でも、無限ループの世界に入ったような気になってしまう。

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    2024年09月28日
  • ゴミの王国

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    潔癖の家庭で生まれるも反発するかのようにゴミ回収の仕事についた男性とゴミの中から発見され、ゴミ屋敷で生活する女性がひょんなことから出会い、生活するように。互いのこれまでの人生から訣別を果たす。

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    2024年09月06日
  • ゴミの王国

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    あめつちのうた、やエールはすっごく良かったですが今回はどうしてかパーツが雑に散らかってて、伝えたかったことが伝わってこないようなもどかしい展開が最後まで続く。何一つ決まらないままの終章で残念です。

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    2024年09月04日
  • ゴミの王国

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    朝陽、友笑、ミント、三人が不器用ながら関係を深めていく青春物語。
    あるいは、子どもたちが「生まれた家」、家族の環境を一度壊し、再生していく物語?
    一応そんな風にまとめられるだろうか。

    主人公の朝陽は清掃会社に勤務している。
    しかも、育った家庭環境のために、極度の潔癖症なのだ。
    なかなか異色な設定だ。
    けれど、これがとても面白い。

    人が暮らす限り、ごみは排出される。
    しっかり分別している人もいれば、ひどい状態のごみを平気で出してくる人もいる。
    それを感情を殺して清掃している人がいる。
    お疲れ様、とねぎらう人もいれば、暴言を吐いたり、ああはなりたくないと聞こえよがしに言ったりする人もいる。

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    2024年08月15日
  • あめつちのうた

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    地面も心も、全部掘り起こして、天地ひっくり返して、雨降れば地固まるやでほんま。
    困ったことに、阪神の中継見るとイレギュラーしないかバウンドを追うようになってしまった。

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    2024年07月21日
  • マウンドの神様

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    夏の甲子園を控えた今の時期にぴったりで、サクッと読めるアンソロジー。元球児含む野球好きの作家さんが集結。高校野球に纏わるあれこれが温かい視線で描かれる8編は、著者それぞれの個性がよく表れていたと思う。ドラフト指名を待つ球児の一日を描いた額賀澪さんの「肩車の権利」が一番好みかな。荻原浩さんと宮下奈都さんのエッセーもいい味を出していた。

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    2024年07月07日
  • あめつちのうた

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    甲子園のグラウンドキーパーを担う阪神園芸を舞台としたお話

    野球好きなら誰もが知ってる「阪神園芸」のお仕事小説ということで、知らなかった業務や苦労が知れておもしろかったです
    新入社員である主人公の家族との距離、同僚や友人の悩みを絡めながらすすみます。

    しいて言えば全体的に中途半端だったかなぁ、という印象
    お仕事小説としての困難を軸に書いてもよかったんしゃないかな?

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    2024年06月14日
  • 日向を掬う

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    売れない俳優と血のつながりだけがある娘とその親族とが家族になるお話。

    日向実や良行をはじめとする登場人物がそれぞれ誰かを思いやる、その姿勢に心温まった。

    ただ、起こる出来事が突拍子もなかったり行動理由に共感しにくかったりして、フィクション色が前に出過ぎてしまって惜しいなと思った。

    ☆3.4

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    2024年03月04日
  • 僕の母がルーズソックスを

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    てっきり主人公がタイムスリップして高校生時代の母親に会うのかと思ったら、母親が記憶喪失にというお話(自分は高校生だと思っていて、そこから先の記憶がない)!彼女が少しずつ記憶を取り戻すにつれ、家族の秘密が明かされる。なんか読んだことのない感じのお話でした。

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    2023年12月25日
  • 空洞に響け歌

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    俺たちのボーカルが死んだ。仲間の訃報に、悲しみと不安を抱えるバンドメンバーが選ぶ未来は…。音楽で繋がった絆を描く喪失と希望の物語。
    グループの中心人物は太陽であり、周囲の人間を照らしてくれる存在である。太陽を失った地球には生命は宿らない。個々のメンバーの喪失感と次の太陽を求める姿がやるせない。

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    2023年06月19日
  • あめつちのうた

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    甲子園球場でグランドをまもる"阪神園芸"で働く主人公(高卒1年目)と先輩(野球部強豪校卒もとピッチャー2年目)、弟(野球部強豪校2年生ショート)、ビールの売り子の大学生女子たちの話

    阪神園芸としての仕事が細かく描かれていて、芝生の育て方、土の返し方、試合中の整備や雨の時のシートでおおう様子などとても面白かった。

    主人公は、よくTVで運動できない芸人のヒザ神のような形容をされてる全く運動ができず、緊張すると膝が曲がらずに走るから先輩にバカにされる。父も弟も野球が"超"できるスポーツ親子なのに、全くできずトラウマになっている主人公。
    職場の人たちや友人、

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    2023年02月21日
  • あめつちのうた

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    甲子園のグランドキーパーをしている阪神園芸の社員を描く小説で、阪神ファンとしては非常に興味をひかれ手に取った。

    青春小説?若者のお仕事熱血小説?としては非常に良かったが、阪神園芸を持ち出すならばもっとその部分を書いて欲しかった。プロ野球選手との生々しいやりとりみたいな・・・
    期待が高かっただけに少し消化不良だったかな。

    まあ太平洋戦争時の空襲で5000発の焼夷弾がグランドに刺さっていたというすごいエピソードもあったけれどもね。

    続編があればもっともっとえぐってほしい。


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    2023年02月02日
  • 日向を掬う

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    40の独身男性の元へ突然現れた中学生の娘。
    設定はとんでもないし、割と言葉を選ばす、誰もが知ることになったり、ふざけた会話がはさまっかりするものの、あんがい現実はこんな感じかもしれないと思える。
    日向実の真面目さも不安定さもおばあちゃんの完璧ではない愛情も。
    日向を掬う、良いタイトル。

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    2022年10月27日