朝倉宏景のレビュー一覧

  • あめつちのうた

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    阪神園芸さんという普段は描かれない裏方のお仕事の部分が描かれていて、面白いと感じました。
    仕事の中で成長していく主人公やそれを支えてくれる周りの方も皆魅力的で、読み終わった後は仕事を頑張ろう!という気にさせてくれました。

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    2023年04月24日
  • 空洞に響け歌

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    一人の天才の死と残されたバンド仲間たち。各メンバー視点で描かれる物語の連なりに、人の心模様は途方もなくそれぞれ違うということを改めて思った。音楽が担う役割や音楽家たちのビーグルとしての使命といったことにも新たな視点を得た。最高。

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    2023年01月09日
  • あめつちのうた

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    ネタバレ

    素晴らしかった!
    阪神ファンとして、高校野球ファンとして、なぜ今までこの本のことを知らなかったのか我ながら理解できない。最高だった。

    主人公がいい。この子の心情が痛いほどわかるし、この子のこと構わずにはいられないことがすごくよくわかる。魅力的な子。きっと大人になったらモテるよ。

    真夏ちゃんも良い子。男にとって都合のいいキャラじゃなく、ちゃんと物語を持ってるし意志がある。魅力的。

    ナイトくんと一志くんは痛々しくて。
    2人とも幸せになってほしい。

    順番を間違えて、ナイトくんの話を先に読んじゃったから、最初からナイトのこと理解して読んでしまった。まあ、どっちにしろ良い子とわかっていたと思うけ

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    2022年10月04日
  • あめつちのうた

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    雨宮君も長谷さんも本当に19歳、20歳?
    若さや見た目で内面はわからないし、未熟でもないと感じました。

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    2022年07月10日
  • あめつちのうた

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    阪神ファンの家族の影響で、野球中継を観る機会が多く、馴染みのある甲子園球場が舞台ということもあり、楽しく読ませてもらいました❁⃘*.゚
    甲子園球場で阪神園芸さんがお仕事されている姿を実際に生で見てみたい!と思いました。

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    2022年04月17日
  • 野球部ひとり

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    高校野球が題材の小説はついつい手に取ってしまう。
    全く平等ではない環境のチームが甲子園という目標に向かって戦っている。それぞれががむしゃらに時に投げやりに。勝利も敗北も素晴らしい。

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    2021年11月13日
  • 雨を待つ

    ネタバレ 購入済み

    まだまだ何にでもなれる

    冒頭、色々と悩んでる時にはちょっとキツいかな
    理想的に纏まるお話だったら興醒めして嫌だな
    と思ったけど、そんな事なかった。
    真夏真っ盛りの甲子園だけど、暑さも周りの音も聞こえず
    ただゆっくりと感動が伝わってきて好きだった。

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    2020年10月12日
  • 野球部ひとり

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    部員不足の危機に陥ったヤンキー高校の野球部が、真反対の進学校と合同チームを組むことに。しかし、その部員は通称「ひとりが丘」と呼ばれる変人だった。前代未聞の異次元チームの一勝をあげる為の秘策とは。異色の高校野球青春小説。
    荒唐無稽のストーリーにみえて、実は物凄くリアル。野球離れや少子化の影響で部員不足の話はよく聞くし、彼らの作戦も理にかなっている。歴史的にも、弱者が勝利を収める手段は奇策とされがちだが、巧妙な計算のうえ成り立っていることが多い。奥深い野球理論に熱い友情が加味されて、これで面白くないわけがない。青春小説の傑作です。

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    2018年10月04日
  • 野球部ひとり

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    ネタバレ

    何度も泣いた。春一、瑞樹、ココロ、ウルシ、監督、そして梨紗子先輩、みんな魅力的で好きになる。高校野球は見なくなって久しいけど、これを読むとまた応援したくなる。

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    2018年04月15日
  • 白球アフロ

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    都立高の弱小野球部にやって来たアメリカからの転校生は、長身で褐色の肌、そして天然アフロヘアー。謎の助っ人外国人を思わす彼の加入により巻き起こるトラブルと団結。青春の素晴らしさを再認識できる群像劇小説。
    世の中は理不尽なことばかり。そして、野球という競技も理不尽が戦略になる変わったスポーツだ。攻撃側と守備側が一球ごとに作戦を立て実行する。失敗が成功にもなる不思議さもある。ストーリーの面白さも勿論あるが、試合のシーンが野球に詳しい者ほど堪らなく深い味がある。文庫カバーの装画も憎いほど巧い。

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    2016年11月09日
  • あめつちのうた

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    甲子園のグラウンドキーパー大地くんのお話し
    『雨降って地固まる』
    わたしの結婚式で父が言った言葉とおなじですが、ここでは文字通り『地』が固まるのよね
    グラウンド整備にこんな作業をしているのだとは知りませんでした
    とてもおもしろいお仕事小説

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    2025年11月04日
  • ゴミの王国

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    孤独を埋めるための方法は、人それぞれ。真逆の存在だと思えた2人の部屋も、実はどこか似たような境遇が土台となっていることに気づき…。自分も他人も否定しないことで、新たなスタートラインを見つけた登場人物たちにエールを贈りたくなる一冊です。

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    2025年07月20日
  • 死念山葬

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    大量の人骨、霊能力、山の怪。ゴリゴリのオカルトだった。
    でもそれだけじゃなくて、互いを思いあう二人を応援したくなったし、死生観にはハッとさせられた。
    蒸し暑い日に読むのにいい本だと思った。

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    2025年07月03日
  • 雨を待つ

    購入済み

    本の題?

    「雨を待つ」この本の題名と内容がつながりにくいかなと思いました。私も現在、2人の孫がスポーツをしていて、この主人公のお母さんの気持ちの変化、また当の子供にどう接していいか、娘や息子から聴いていて手に取るようにわかりました。
     私たちの頃の、単純に「好きだからやる」時代とは今は違うようですね。スポーツが、子供の頃から自分として生きていく手段にもなってきている現代、いかに自分をアピールして生存競争に打ち勝っていくか、楽しいだけではいけない、哀しい時代です。
     単純に面白かったです。もしかしたら、親が思うほど子供は傷ついてないのかもしれないと思いました。

    #共感する #切ない #胸キュン

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    2025年05月25日
  • 野球部ひとり

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    ヤンキー高校の野球部と進学校の野球部が
    合同でチームを組みことになり試合に臨む
    高校野球のお話でした
    試合までの道のりは長く感じました
    試合も楽しめました
    みんな青春してました
    よかったです

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    2025年04月24日
  • 駅と旅

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    松崎有理さん目当てでしたが、他の方々の作品の駅・旅・旅人のどれもひかれるところがあり、思わぬ出会いがありました。
    旅モノの作品集として楽しめ、今度はここに行ってみようと旅ガイドになるのと同時に、こんな面白い作品を書いている作者の他の作品はどんなのだろう?と新しい作家と作品への旅立たせてくれる、そんな1冊です。

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    2025年04月16日
  • あめつちのうた

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    たまに見る高校野球
    雨が降って一時中止になり、グラウンド整備をする様子がテレビに映ると

    大変だなぁ

    くらいで見ていることがありました

    実際に、当たり前ですがこんなに計算されて整備されているのですね

    野球を見る時に、視点が変わる、そんな本です

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    2025年01月08日
  • ゴミの王国

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    そこそこに片付いた部屋で生活したいけど、油断するとものが増える。よくよく考えて持ち込まないと捨てるのが大変なんだよね。相反する二人のようで抱えているものは似通っていたのかも。それを理解した上での付き合いなら長く続けられそう。

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    2024年12月28日
  • ゴミの王国

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    ごみ収集の仕事に就いていながら、自宅の部屋はチリひとつ落ちていない潔癖症・ミニマリストの朝陽と、不用品を次々と部屋に持ち込んで半年足らずで汚部屋にしてしまった友笑が、アパートの隣同士であることが判明する冒頭。

    普通ならばお互い関わりは持ちたくないはずだけど、小説なので、どうして2人ともそうなったのか、半生が語られます。少しずつ歩み寄る中で、特に汚部屋の解消に近づいていく過程が描かれます。ほとんど想定内のストーリーですが、何故読んだかというと、わたしの部屋も友笑さんほどではないけど、汚部屋だから。

    でも、結局参考にはなりませんでした。

    2人とも、やはり両親の影響が大きくて、潔癖症も汚部屋も

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    2024年10月09日
  • あめつちのうた

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    一つの仕事に誇りを持って打ち込むのはいいなと思う。阪神園芸が舞台なのも良かった。もう少し仕事のことが詳しく描かれていたら、さらにいいなと思う。

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    2024年09月22日