朝倉宏景のレビュー一覧
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潔癖症で片付け魔の男とホーディング障害で整理整頓ができない女。相容れない2人がアパートでお隣さん同士になってしまった。
ひょんなことから親しくなった2人だったが……。
正反対の2人が、互いに関わり合うことで自己を見つめ直し、やがて過去の自分と訣別するまでの姿を描く、ハートウォーミングな成長物語。
なお物語は、主人公の日下部朝陽の視点で展開する。
◇
住宅街を走る収集車から飛び降りてはゴミ袋を車体後部のプレス投入口に投げ込む。朝陽が週5日行う作業だ。同じ曜日に同じルートで行う収集作業。勤めてまだ1年の朝陽でも、無限ループの世界に入ったような気になってしまう。
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朝陽、友笑、ミント、三人が不器用ながら関係を深めていく青春物語。
あるいは、子どもたちが「生まれた家」、家族の環境を一度壊し、再生していく物語?
一応そんな風にまとめられるだろうか。
主人公の朝陽は清掃会社に勤務している。
しかも、育った家庭環境のために、極度の潔癖症なのだ。
なかなか異色な設定だ。
けれど、これがとても面白い。
人が暮らす限り、ごみは排出される。
しっかり分別している人もいれば、ひどい状態のごみを平気で出してくる人もいる。
それを感情を殺して清掃している人がいる。
お疲れ様、とねぎらう人もいれば、暴言を吐いたり、ああはなりたくないと聞こえよがしに言ったりする人もいる。
朝 -
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甲子園球場でグランドをまもる"阪神園芸"で働く主人公(高卒1年目)と先輩(野球部強豪校卒もとピッチャー2年目)、弟(野球部強豪校2年生ショート)、ビールの売り子の大学生女子たちの話
阪神園芸としての仕事が細かく描かれていて、芝生の育て方、土の返し方、試合中の整備や雨の時のシートでおおう様子などとても面白かった。
主人公は、よくTVで運動できない芸人のヒザ神のような形容をされてる全く運動ができず、緊張すると膝が曲がらずに走るから先輩にバカにされる。父も弟も野球が"超"できるスポーツ親子なのに、全くできずトラウマになっている主人公。
職場の人たちや友人、 -
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同じ作者さんの「つよく結べ、ポニーテール」に続いて読み終わった。野球に限らず高校の部活動全般に言える「なんでやってるの?」ということを考えるきっかけをくれる作品でした。
高校野球で言うなら、甲子園の舞台で名前をよく聞く常連校はもちろん、それらの一流校と県予選の大会で常に上位を争う強豪校がいる。そしてようやく、その下に無名校と言われる「一般」の野球部が数え切れないほど存在しているわけで。将来プロを目指す、生涯野球に携わっていく、という覚悟を持って部活に臨むなら理由も分かりやすいんだけど、そうじゃない人たちは何でやってるんだろう、って、割と多くの人が一度は疑問に思うんじゃないだろうか。そして、自分