朝倉宏景のレビュー一覧

  • 駅と旅

    Posted by ブクログ

    きっかけは、君嶋彼方さん。前に読んだ事があり、別の作品を読みたくて手に取った。特に「明洞発3時20分、僕は君に撃たれる」がよかった。最初にタイトルを見たはハテナマークが浮かんだ。でも、テンポよく話が進んでいくし、女優さんの考え方とか行動力がすごく好き。最後のシーンはスカッとして読んでいて気持ちが良かった。額賀さんの別の作品も読みたい。

    0
    2025年12月21日
  • 駅と旅

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、
    「駅と旅」をテーマにしたアンソロジー。

    外れのなさそうなテーマだったことと
    松崎有理さんの作品が読みたくて読んだけれど、
    作家陣が合わなかったのか、
    このテーマと短編のかみ合わせがよくなかったのか
    あまり楽しめなかった。

    主目的だった松崎さんの作品は
    この本に馴染んでいたかは別として、
    個人的には面白かったので
    その点で価値は十分あった。

    0
    2025年09月30日
  • ゴミの王国

    Posted by ブクログ

    潔癖症のゴミ清掃職員朝陽と、深夜のコンビニ工場で働きゴミだらけの部屋に住む友笑、二人の再生と成長の物語。

    現代人の抱える孤独や寂しさが描かれていて、当初思っていたよりずっと重みのある話だった。

    正反対の部屋に住む二人が、少しづつ踏み出し変わっていく姿に、応援する気持ちになり、ラストは掃除後のようなスッキリした気持ちになった。

    みんなが違う価値観を持っていることは当たり前だと思いながらも、パートナーとはどちらか一方の価値観に合わせるもの、という矛盾している考えを持っていることに気付いた。

    0
    2025年09月06日
  • ゴミの王国

    Posted by ブクログ

    初読み作家の朝倉広景さん。
    表紙にほっこりしつつ、内容は重めだったけど、
    サラッと読むことが出来ました

    私も友笑に近い感じで、汚部屋だったけど
    少しずつ捨て活しました!
    小説を読んだ後、更に捨て活意欲が高まりました

    朝陽のようにミニマリストにはなれないけど、
    お部屋を過ごしやすいようにしたいと思う…

    0
    2025年08月24日
  • あめつちのうた

    Posted by ブクログ

    読み終えました。夏は高校野球のシーズン。野球好きなのもあり、この時期は野球小説が読みたくなります。主人公は甲子園での神整備で有名な阪神園芸に入社した社員です。彼は運動神経がなくて強豪校で選手ではなくマネージャーをしていました。主人公の弟は甲子園にも出場する有望な選手で、、、と主人公が様々な苦悩と向き合います。甲子園は様々なドラマが生まれるなあとやはり実感。野球だけでなく、色々な悩みや人間模様が出てきます。野球好き以外も楽しめる読み応えある小説です。

    0
    2025年08月21日
  • 駅と旅

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    毎年同じ日に弁天島駅の入場券を購入している恋人が突然いなくなり、その日に弁天島駅へ向かう一話目。
    私は自分を高く見せるような嘘を吐く人はものすごい勢いで冷めてしまうだろうな。

    東京駅が戦闘ロボットになる突然のSFには危うく振り落とされそうになったけど、段々二人を応援する気持ちがうまれた。私は結構好き。

    北海道にある夫の実家へ、義姉妹で乗り込む話も良かった。一緒に過ごすのに心地よい自分になれたらいいなあ。

    額賀さんの明洞の話も良かった。おさまるべきところへおさまった。

    最後の話でポルトガル行きたくなった。なんだろう、読んでいてイメージするポルトガルの雰囲気がすごく良かったな。

    0
    2025年08月20日
  • 駅と旅

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り、駅と旅をテーマにした6人の作家によるアンソロジー。
    と言いつつもテーマの縛りは緩めで、アンソロジーとしての統一感は中途半端な印象。

    始めの2編、『きみは湖』と『そこに、私はいなかった。』は、いずれも若い女性を主人公にした青春小説。他愛もないと言ってしまえばそれまでだが、どことなく尖った感性が仄かに感じられて悪くない。
    次の『雪花の下』は、自意識過剰で家族との関係を壊しかけている中年女性が正気を取り戻していくお話。よくある話ではあるが、旅に同行する義妹の造形が絶妙でなかなか面白い。
    ここまでは連作の雰囲気が保たれていたのだが、次の『東京駅、残すべし』で一変。ぶっ飛んだ世界観と作劇に、若干鼻白らむ。
    『明洞発3時20分、僕は君に撃たれる』は、大衆に振れすぎてて読み流す感じ。箸休め的な。
    最後、『辿る街の青い模様』は、一転純文学みたいなテイスト。ポルトガルに行ってみたくなる。

    0
    2025年07月27日
  • 駅と旅

    Posted by ブクログ

    短編集6篇
    行方不明の恋人を探す弁天島「きみは湖」砂村かいり
    行けなかった甲子園「そこに、私はいなかった」
    実家に帰った夫を迎えに行く札幌「雪花の下」君島彼方
    付喪神の調伏,唐津「東京駅,残すべし」松崎有理
    不倫報道と無差別殺人,韓国から羽田空港,額賀澪
    祖父の形見のアズレージョ,ポルト「辿る街の青い模様」鳥山まこと

    0
    2025年07月22日
  • 駅と旅

    Posted by ブクログ

    旅=いわゆる旅行という話ではなく。

    駅が、お話ひとつひとつに登場する彼らの、人生の岐路的役割を果たしている。
    旅は、あの時の、まだ整理できていない気持ちに自分なりの決着をつけることであり、自分のこれからのために必要なこをを見つめることであり、心の旅でもある。

    アンソロジーになっているので、普段は手を出さないSFものが読めたりしたので、良い経験になった。
    自分に身近な駅も登場したりと、楽しかった!

    0
    2025年07月14日
  • 駅と旅

    Posted by ブクログ

    1作目を読んだ。ミステリーで話に引き込まれる。
    ただし、文字が小さすぎて2作目から読むのをあきらめた。
    内容が良かっただけに残念!

    0
    2025年05月27日
  • 駅と旅

    Posted by ブクログ

    「駅と旅」というタイトルは旅好きには、とてもそそられるタイトル。しかも、電車旅なので、程よいスピード感が良かった。
    いわゆる旅ではなく、もうちょっと非日常な旅が描かれていて、ドラマティックなものが多い。
    好みだったのは、朝倉広景さんと君嶋彼方さん。
    誰かを追いかけて行く旅。したことはないけど、なんとなく憧れる。

    0
    2025年05月22日
  • 白球アフロ

    Posted by ブクログ

    高校にアメリカからの転校生がきた
    野球経験者ということで野球部に
    野球部での青春物語でした
    ちょっと物足りなさもありましたが楽しめました
    試合のシーンもよかったです

    0
    2025年04月29日
  • ゴミの王国

    Posted by ブクログ

    ゴミ清掃を美化した感じですね。
    片付けれない人の理由を考えると現実的では無かったと思いました。
    小説ですね。
    それで全てが、許される気がします。

    0
    2025年03月28日
  • 死念山葬

    Posted by ブクログ

    ホラー+民俗学+山=面白い。ぐいぐい引きこまれて一気読み。やはり山にはこの世ならざる者が渦巻いているのか…また神や仏についての解釈も面白かったな。

    0
    2025年02月19日
  • ゴミの王国

    Posted by ブクログ

    私もどちらかというと片付けられない側の人。確かにいったん物を家にいれると愛着ができて捨てられない。片付けたい側の気持ちを知るという意味で興味深かった。

    物を買う、捨てるということをあらためて考えさせられた。

    0
    2025年02月02日
  • ゴミの王国

    Posted by ブクログ

    人は人に救われる

    が、今の世
    そんな急に隣人とかかわれるかなぁ

    少しのおせっかいは世を救うかも(*^^*)

    0
    2025年01月13日
  • 死念山葬

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    正直、途中までは面白かった。

    中盤の主人公交代シーンは、えっ!?死んだの!?と、死んだことに気づかず読み返すくらい呆気なかった。
    ここまでのストーリーはすごく面白かったので、このままの面白さが続いてくれたら良かったと思う。

    0
    2025年01月01日
  • 死念山葬

    Posted by ブクログ

    第一部と第二部でガラリと話の雰囲気が変わるから、これ、両方の雰囲気が好きな人にはたまらない演出なんだろうなぁ。
    見せ場がめっちゃいい。
    ただ私は第一部の絶望的なテイストが好きなので、第二部に入ってから結構困惑してました!

    0
    2024年11月16日
  • あめつちのうた

    Posted by ブクログ

    スラスラ読めて、展開も良かったです

    だけど!
    「選手の笑顔によりそうんや」
    「選手の涙によりそうんや」

    これらの台詞はある登場人物のものだけど、20歳でこれ言うかー

    かっこよすぎな台詞が多すぎ

    0
    2024年11月10日
  • ゴミの王国

    Posted by ブクログ

     潔癖症で片付け魔の男とホーディング障害で整理整頓ができない女。相容れない2人がアパートでお隣さん同士になってしまった。
     ひょんなことから親しくなった2人だったが……。

     正反対の2人が、互いに関わり合うことで自己を見つめ直し、やがて過去の自分と訣別するまでの姿を描く、ハートウォーミングな成長物語。
     なお物語は、主人公の日下部朝陽の視点で展開する。
               ◇
     住宅街を走る収集車から飛び降りてはゴミ袋を車体後部のプレス投入口に投げ込む。朝陽が週5日行う作業だ。同じ曜日に同じルートで行う収集作業。勤めてまだ1年の朝陽でも、無限ループの世界に入ったような気になってしまう。

     午後4時。仕事を終えアパートに帰り着くや、朝陽は靴を靴箱にしまい、部屋はルンバに走らせる。さらに薄めたハイターに作業着を漬けると浴室に直行。頭も身体も念入りに2回洗う。ゴミの臭いをわずかでも残したくない。そして風呂から上がり作業着をすすぎ洗いしてから洗濯機に放り込み洗剤を投入してスイッチオン。

     予定通りの行動に満足しながら、朝陽は清潔な服を着てエコバッグを手に夕食の食材を買いに行く。これがルーティンだが、この日はいつもと違った。
     玄関ドアを開けるとガラガラと大きな音がする。見ると、隣室の佐野さんが台車を押してアパートに帰ってくるところだった。
     佐野さんは名を友笑と言って、半年前に隣室に越してきた若い女性だ。丁寧に菓子折りを持って挨拶に来てくれたし、夜も静かな暮らしぶりで好感を持っていた。

     けれど今、彼女が押す台車には不審なものが積まれている。ひび割れたPCモニター。外側がドロドロに溶けた電気ケトル。他にも使用不能としか思えない生活家電がいくつもある。極めつけは大きなゴミ袋に詰め込まれたたくさんのペットボトルだ。
     朝陽の怪訝な視線に気づいた佐野さんは、「あ、これ、ゴミです」と言って無邪気にゴミの説明をしたあと、それらを部屋に搬入するべく自室のドアを開けようとしたが……。
        ( 第1章「隣の汚部屋」) ※全7章。

          * * * * *

     潔癖症の人は身の回りにも結構います。
     物は決まったところにきちっと片付いていないと気になる。外から帰ったら ( たとえ職場であっても ) まず手洗いしなくては気がすまない。毎朝、自分のデスクをきれいに拭いてからでないと仕事をする気にならない。そんな少し神経質かなと感じるような人たち。

     朝陽はそれよりも強い潔癖症です。
     人と同じスリッパは履けない。人と同じ鍋や皿の料理は取り箸が用意されてないと食べられない。食べ物カスや飲み物の雫などがテーブルや床に落ちることに耐えられない。
     病的とまではいかないのですが、その一歩手前ぐらいではないかと思えるほどです。
     
     また、物を捨てられない、整理整頓ができないという人も同僚に何人かいました。デスク上やその周辺がすごいことになっていて、作業スペースを作るのに毎日とても苦労していたのを覚えています。

     佐野友笑はそれだけでなく、さらに不用品まで拾ってくるという末期的な状態で、ホーディング障害と呼べるレベルに来ています。

     朝陽と友笑の部屋は2階建てアパートの1階にあり、ベランダの代わりに専用庭がついています。隣の庭との境目には目隠しの塀があり、朝陽でも背伸びしない限り覗けないようになっています。
     けれど、友笑のゴミ搬入を手伝って玄関の中を見てしまった朝陽は、隣室全体が気になって仕方ありません。彼が目にしたのは奥の方から玄関近くまであふれるゴミ。
     壁一枚隔てた向こうに大量のゴミが詰め込まれていると思うと、潔癖症の朝陽は居ても立ってもいられないのです。
     ついに我慢できなくなり友笑宅の庭を覗いた朝陽が見たものは ⁉

     と序盤からなかなか衝撃的な展開で、先を読まずにはいられません。また、ゴミ処理についてのリアルも詳細に描かれていてとても勉強になりました。


     さて、朝陽と友笑についてです。

     2人に見られる、通常から少しばかり ( かなり? ) 逸脱した行動。それはとりも直さず精神的な偏りからきています。その生育過程で培われた強い観念に2人は縛られていると言えます。その束縛から解放されるための行動が後半の中心テーマでした。

     解放に向けてポイントになるのは朝陽と友笑の共闘です。1人ではどうにもならなかったことでも2人なら立ち向かう勇気が湧く。清潔に対するスタンスが正反対の2人を結びつけたもの。それは……。
     思いも寄らない展開でしたが「なるほど」と思ってしまうところもあり、気づけば夢中で読んでいました。

     共闘の甲斐あって朝陽の超潔癖症と友笑のボーディング障害は、それぞれ緩和されたでしょうが、それでも2人の清潔観がピタリと合うところまではいっていないと思います。
     おそらく結ばれることになる朝陽と友笑。これからも互いに受け入れあい譲りあいながら幸せを築いていってくれることを願っています。

    0
    2024年09月28日