山田宗樹のレビュー一覧

  • きっと誰かが祈ってる
    朝6時に起きてゴミ捨てに行きました。戻って何気なく最初の1ページを開きました。生まれて初めて一冊の本を一気読みしました。
  • 代体
    代体 山田宗樹

    人間はいつの時代でも不老不死を求めるものなのですね。「代体」とは代わりの身体器のこと。ある人(治療の必要な患者など)から、意識(魂)を抜き取り、ロボットの中で生かす。ただし、期間は1か月で終わり。長期間は機能的に無理みたい。法律で1人1体と決まっているで、肉体が死んでも意識だけでロ...続きを読む
  • きっと誰かが祈ってる
    山田宗樹氏の小説は随分読ませてもらいましたが、これはナンバーワンです。
    生後間もない赤ちゃんを我が子のように育てるマザー。2歳過ぎの一番可愛い時期に別れなければならない辛さは察するに余り有ります。
    最後は圧巻です。電車の中で読んではいけません、お家で読みましょう。
  • きっと誰かが祈ってる
    久しぶりに読書で泣きました‥
    公共交通機関では、読んではいけません‥
    目が腫れます‥

    こんな仕事もあるんだと初めて知りました。
    1番可愛い乳児のお世話してたら、その子と離れるときなんて耐えられないだろーに。
    そんな辛い仕事も大変。

    実の親がいなくても、母親代わりのマザーさんが
    ちゃんと記録を残し...続きを読む
  • ギフテッド
    発想が面白い。
    人類の進化形というか、人の想像を超えたものを目の当たりにした時の冷静さを失う人間の行動…
  • 黒い春
    感染・発症すると致死率100%の奇病が各地で発生、日本をパニックに陥れる。感染源は何か?診断はできないのか、治療法はないのか?という医療関係者や研究者たちの闘い、謎に包まれた歴史的な出来事との関連や家族愛も絡め、読み応えのある長編。読みながら鳥肌、震え、目眩まで感じてしまう医療サスペンス。
  • 人類滅亡小説

    面白かった

    次々と事件が起こることの面白さと、人類の存在の根拠を何に求めるかという哲学的面白さを味わえる作品。
  • 天使の代理人(上)
    後期中絶を含め沢山の胎児の命を奪って来た助産師の、胎児の代理人としての自費出版、テレビ出演、説得活動に、人違いによる中絶等。妊娠したアイドルへの産まなきゃ良かったと言う人に会った事がない等は綺麗事に思え、ネット掲示板の飄々とした中絶擁護派がある意味魅力的に描かれ相手よりも感情論でない気がして、複雑。
  • 天使の代理人(下)
    産むんじゃなかったと言われた過去のある中絶擁護派、外国のエリート達のバンクを利用し自宅で人工受精し障害どころか女の子であるというだけで中絶を希望する女性等、考え方がそれぞれしっかりと違い多角的な所がとても良い。脅迫、懲罰と加速する活動仲間、堕胎に立ち会う苦しさ。新米父の責任だけ素直に喜べなかった。
  • ギフテッド
    自分と異なるものとの共存。差別や対立について考えさせられる重い作品。自己チューな人間の本質を思い知らされる。
  • きっと誰かが祈ってる 第2回
  • きっと誰かが祈ってる 第7回

    ドキドキ

    虐待受けている多喜は救われるか?
    虐待している女と男には罰が与えられるか?
    気になる~❗
  • きっと誰かが祈ってる 第4回

    ハラハラ

    ハラハラしながら読んでいます。
    早く続きが読みたい!
    おじいちゃん、そんなことではないかと思っていましたが、やはり。
  • きっと誰かが祈ってる 第3回

    きっと誰かが祈っているを読んで

    世の中には様々な仕事があるが、身寄りが無かったり訳ありの乳幼児を預かり育てる、養育士の現状をこの小説て始めて知りました。作家が誰なのかは私には見当が付きませんが、素晴しい執筆力で、物語にのめり込んでいく自分がいます。すぐに続きが読みたいのに読めないもどかしさ。う~ん、どうか多喜を救ってやって下さい。...続きを読む
  • きっと誰かが祈ってる 第3回

    血の繋がり。
    人の繋がり。
    縁。
    生きてる限り一人じゃない。

    色々な単語が浮かびますが、【愛】を感じられる本だと。
    胸に強く刻まれます。

    自分の生い立ちや、障害で苦痛を抱えている私ですが、皆それぞれ生きていて苦しみも喜びも抱えて生きているのだと改めて感じました。

    買いたいと...続きを読む
  • 百年法 上下合本版

    老化人間、、、、差別用語だよね

    設定の発想が凄い、
    読みながら、若いまま生き続けるという事、身体に支障が無いのに死ぬということ、老化して心身ともに歳を取り、死に向かっている実感を持って生きるという事、そんな事について、読書している間考えを巡らせた。


  • 直線の死角

    面白いです

    久々に一気読みしてしまいました。
    物語がリズムよく進むのでとても読みやすいですし、登場人物のキャラもなかなか味があり良かった。
  • 黒い春
    面白かった!
    歴史、事実と絡めてあって読んでいてわくわくした。
    日本史だけでなく、世界に広がっていくかんじ、とても良い。
    遣隋使のくだりはもちろん、まさかペストにつながるなんて!
    ベトナムに奇形が多いって本当なのかしら!気になる~

    ハッピーエンドじゃないのもまたよし。
    ハリウッドのSF大作でも見て...続きを読む
  • 聖者は海に還る
    精神病理をメインテーマとして扱い、そこにティーンエイジャーの危うさや大人の恋愛エピソードを絡め、さらに後半の勝負所では「ここからサイコホラーが始まるのか…?」、と一瞬怯えさせてもくれた。
    1冊の中に込められたトピックスは多いが、どれも上手く消化されており、最初から最後まで非常に興味深く読むことができ...続きを読む
  • 死者の鼓動