山田宗樹のレビュー一覧

  • 百年法 下

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    ネタバレ

    これは仁科ケンの成長物語である。
    重厚感のあるストーリー。登場人物がたくさん出てくるなあと思いきや、下巻で再登場して心が弾む!真村さんに感情移入してやるせない。

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    2026年04月11日
  • 百年法 下

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    正しい行いや考えがなんなのか、わからなくなる本
    人権、政治、生命、未来
    最後までさまざまな立場の人の意見を浴びることになり
    読んでいる間いい意味で不安定になりました。
    自分(30歳未満未婚)がこの場にいたら、決して立派な決断はできなかったでしょう。
    数年後、数十年後に読めば、また私の意見も変わりそうです。

    不老処置HAVIが一般的になった世の中で
    人口爆発ほか各種停滞を防ぐために施行された生存制限法、通称「百年法」
    もちろんただの法律一つで人の命が左右されていいのか、それを拒む拒否者、そしてその集団ができ始める。
    変わらない政治家、にも関わらず不穏な動きが見られる部下たち、目立ち始めたガン患

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    2026年03月28日
  • 人類滅亡小説

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    ネタバレ

    すごい。本当に作者は天才としか言いようがない。

    地球が滅亡するまでの人々の葛藤と生き様がありありと描かれていて、フィクションとは思えないほど心を揺さぶられる。
    さまざまな選択を迫られる場面で、何度も「自分ならどうする?」と問いかけられ、そのたびに「私は一番安易な道を選んでしまうかもしれない」と気づかされる。
    登場人物たちは誰もが生きること、未来のことを真剣に丁寧に考えていて、胸を打つ。
    読み終わって、今この惰性で生きられる日常がどれほど尊いものなのかを、痛いほど実感した。
    全ては繋がっている。過去から自分を通して未来へと、静かに続いていくつながりの素晴らしさを感じられる作品だった。
    本当にす

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    2026年03月24日
  • 百年法 上

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    肉体の老化を止める処置を受けることが一般的になった世界の法整備のお話。

    HAVIと呼ばれる不老化処置が一般的になった日本。
    同時に、処置を受けてから一定の設定期限を過ぎたものは人権を剥奪される「生存制限法=百年法」が制定された。
    その最初の対象者が発生するまでまもなく。
    法整備に追われる官僚。
    遠かった死が近づいてきたパート。
    うまく切り抜ける技を探す警察。

    大きくは百年法の施行までの奮闘、予定とは違う形の施行後の2パート
    見た目は老けることがなくなっても「老害」と言うものがどう言うふうに成り立つのかがよくわかる小説だと思いました。
    前後編でそれなりの時間が流れるので、前編でかなり猶予のが

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    2026年03月18日
  • ヘルメス

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    地球との衝突が予測される小惑星の飛来。人々はそれを前に、どんな反応を見せるのか。山田さんが描く力強いヒューマニズムに胸を打たれた。ヘルメスという防空壕的な地下都市での出来事を発端に、物語は長い時間軸の中で進んでいく。親から子へ、子から孫へ。受け継がれた信頼は、人の矜持そのものだ。ルキの真実は曖昧なままだったけど、神話は神話のままでも良いのではないかと思えた。夢中になって読むことできるノンストップ大娯楽小説だった。
    chatGPTの進化形としての「ケシン」の設定がとても現実感があった。

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    2026年03月02日
  • 百年法 上

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    かなり好きな世界観。
    情景描写が丁寧で未来の街の様子がありありと思い浮かべられる。
    混乱の最中の国の統治を描くお話は好みかも。

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    2026年01月03日
  • 百年法 下

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    下巻では「百年法」を拒否する人々のコミュニティ、爆弾テロ、首相と大統領の確執、クーデータなどが扱われ、社会・政治的要素が強くなった。

    特に終盤は「どんでん返し」といってよいようなダイナミックな変化がいくつも起きるが、その都度、為政者としてどう対応するべきか、というところが描かれている。設定はSFかもしれないが、単なるエンタメ的などんでん返しで終わらない社会派小説である。

    個人的には、上巻に比べて哲学的要素が少なくなったことに物足りなさは感じたが、首相と大統領の関係性など、人間ドラマとしての見どころもあり、最後まで楽しめた。

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    2025年12月21日
  • 百年法 上

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    人類が不老不死を獲得した「もうひとつの日本」が舞台。不老処置後100年で死ぬべきとする「百年法」の是非をめぐるお話。ぶっ飛んだ設定ではあるが、思考実験といってもよさそうなリアリティがある。

    不老不死と聞くとユートピアのように思ってしまうが、社会的なレベルで考えると、そんなに単純にはいかないのだな。ユートピアにするのもディストピアにするのも為政者次第ということか。

    そして、ふりかえって現実の日本の高齢化・老害化をみると、これを単なるエンタメ小説として終わらせられない怖さもある。

    本文の前に「登場人物一覧」が出てきて身構えてしまったが、エピソードごとに視点が大きく切り替わるため、読んでいて混

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    2025年12月21日
  • 百年法 下

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    ネタバレ

    SFのはずなのに身に迫る現実感がすごい。
    上巻での後手後手に回りまくる日本の姿とか、存在しない事象を巡る話なのに説得力がありすぎる。
    ずっとみんながみんな自分だけの立場から身勝手なことばかり言っていて、まあそれが人間らしいと思ったしその集合体が国であり代表が政府だと思って読んでいたけど最後の最後に人のための決断をした国民たちの流れが希望的で素敵だった。
    個人的には牛島大統領と遊佐首相の確かに存在した絆がわかった時すごく胸熱だった。

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    2025年11月23日
  • 百年法 下

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    読み応えあり!パラレル日本の未来。
    登場人物が多く、時間軸も行ったり来たりするためなかなか頭を使う。
    ラストシーンには痺れて鳥肌が立った。ぜひ最後まで読んで欲しい。
    ちなみに、映像化するなら遊佐は長谷川博己のイメージ。

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    2025年10月10日
  • 百年法 上下合本版

    匿名

    購入済み

    すごい発想!こんなストーリーを生み出せるって、驚きです。本当に100年法があったらこうなっていただろうと思いました。沢山の人達の生きざまを見て、生きる事の大事さと切ない気持ちでいっぱいになりました。色んな考えがあり、暴走してしまう人達もいる。そんな時こそ政治の力は、トップに立つ人には独裁者でも国の未来を考えられる人が必要なんだと思いました。

    #深い #切ない #カッコいい

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    2025年07月19日
  • 人類滅亡小説

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    自分がこの状況になったらどうするか、どうなるか考えさせられた。
    最初は視点の移り変わりが早くて戸惑ったが、慣れてきてからは読みやすかった。
    最後の章も良かった。

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    2025年06月23日
  • 鑑定

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    ネタバレ

    さすが、あらすじからもう面白いです。展開や結末がどうなるのか飽きさせず中弛みすることなく読み終えました。終わり方も良かった。近未来モノを読みたいときは山田宗樹さんで間違いない。

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    2025年06月17日
  • 百年法 上

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    近未来の日本を舞台にした小説。
    実際に50年後ぐらいにこのような世界になってそう?
    少し覗き見している気分になれる。リァリティが凄い。
    人間の飽くなき欲望と寿命とはについて考えさせられる。

    下巻が楽しみだね。。。

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    2025年05月25日
  • 百年法 下

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    不老不死技術が導入され、施行後100年で生存権を手放さなければいけないSF小説
    日本も敗戦後に技術を導入して100年後というifストーリー

    以下、公式のあらすじ
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    不老化処置を受けた国民は処置後百年を以て死ななければならない―国力増大を目的とした「百年法」が成立した日本に、最初の百年目が訪れようとしていた。

    処置を施され、外見は若いままの母親は「強制の死」の前夜、最愛の息子との別れを惜しみ、官僚は葛藤を胸に責務をこなし、政治家は思惑のため暗躍し、テロリストは力で理想の世界を目指す…。

    来るべき時代と翻弄される人間を描く、衝撃のエンターテインメン

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    2025年04月02日
  • 百年法 下

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    人類が不老薬を手にしたら。。
    こんな未来になるのか分からないけど、自然の摂理に反することをする時はみんな慎重になろう。ってことで、国語の教科書にしてもいいんじゃないかとすら思いました。
    SFでありながらとにかくリアルな一冊。圧巻です。

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    2025年03月29日
  • 百年法 下

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    手術を受けることで不老不死が実現した近未来の日本。「生存制限法」とか設定がリアルで面白かった。
    人間は歳をとってだんだん衰えていくから、死を受け入れることができるんだよね。いつまでも若くて元気なままだったら、百歳になっても二百歳になっても死ぬのは怖いだろうな…。

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    2025年03月24日
  • 百年法 上

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    もし自分がこの世界線にいたらと考えさせられたと同時に、今ある時間や命、関わってくれる人を大切にしないといけないなと改めて思えた作品。生きる意味を考えさせられた。

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    2025年03月04日
  • 百年法 下

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    ネタバレ

    不老化の手段を手に入れた日本共和国が滅び、再建するまでの話。
    ぶっ飛んだ設定だけど、ディティールがしっかりしていて世界観に入り込めた。
    センチュリオンの北沢大佐が大統領司令ゼロ号を発動した時はアツすぎて鳥肌が止まらなかった。
    ケンの最後の演説が、現代を生きる自分にグッサグサに刺さって…
    安全圏から文句を言うだけの人間でいいのか?と深いところまで問いかけられたようだった。

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    2025年02月26日
  • SIGNAL シグナル

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    ネタバレ

    SFになるのかな。地球で受け取った、別の星からの何らかのメッセージを巡るお話。攻めてくるのか友好的な単なる合図なのか。そして私は朱鷺丘先輩(頭はいいがかなりの、いや超がつく変人)がとても好き!小説は、全てを書かなくちゃいけないわけじゃないし、そんなことしてたら読者の想像力とかいらなくなるのは承知の上で、
    朱鷺丘先輩のアナザーストーリーがとても読みたい。
    勿論、この「シグナル」に関連した人たち(今作の登場人物)にも興味はあるけど、ある程度ラストまでで気が済んでいる。
    あ、ライターになった芦川くん(一応主人公)は、このシグナル問題以降何を追うのかもきになるけど。

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    2025年02月09日