パソコンの中のようなデータ世界に人工生命を作ろうとする試みや、その中で生命が暮らす居住空間ができた時に私達の住む世界の存在を疑わなければならない。
鈴木光司氏の『ループ』や野崎まどさんの『helloworld』を読んだ時に思いました。
仮にデータ世界に人工生命が生み出された時に私達はその生命が人
...続きを読む格や意識を持っているかについて認識できるのか?
最近のAIは人間のように思考しているように見せているだけで、実際はとてつもなく膨大な量の計算を短時間にやっている事と経験則(過去データ)に基づく判断を行っているらしいのですが、それって人間の脳でやってる事と変わらないのでは?と思ったり、じゃあ『心』って何なの?と考えてしまい、個人的に心を持っているものとそうでないものに主観でまとめてみると
0.自分は心を持っている
1.結果的に同じ人間である他人にも心はある
2.人によって意見は分かれるものの動物にも心はありそう
3.虫のような生き物に心は無さそう
4.植物に心は無さそう
5.ウィルスや菌類に心は無さそう
6.地球や宇宙にも心は無さそう
まとめていて気付いた事は心があるか無いかは自分の主観が勝手に決めているもので、自分の心以外の『心』の存在を証明する事は不可能なんじゃないかなぁと思いました。
そうなると
≒AIやデータ世界の人工生命にも心や人格が存在するかもしれない
若しくは
≒人格や心のようなものは、思考と記憶の残滓のようなもので、私達人間も心や人格は持っていないかもしれない
と勝手に結論づけてしまいました。
世界各国から物理学や数学の研究員が集まる『天文数物研究機構』の若手研究者達が主宰するセミナーに謎の青年が現れ荒唐無稽か?と思われる数式を残していく!?
その数式は世界生成の秘密を示しており、神の存在を示唆していた!!!
世界は神の存在を受け入れる事が出来るのか?
神の存在が証明された時、人々はどう生きていくのか・・・
そんな物語です。
そして最後に【私に701の記憶は無かった・・・】