百年法 下
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百年法 下

小説・文芸
792円 (税込)

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自ら選んだ人生の結末が目の前に迫ったとき、忘れかけていた生の実感と死の恐怖が、人々を襲う。〈生存制限法〉により、百年目の死に向き合うことになった日本人の選択と覚悟の結末は――!?

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百年法(角川文庫) の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 百年法 上
    792円 (税込)
    不老不死が実現した日本。しかし、法律により百年後に死ななければならない――西暦2048年。百年の生と引き替えに、不老処置を受けた人々の100年目の死の強制が目前に迫っていた。その時人々の選択は――!?
  • 百年法 下
    792円 (税込)
    自ら選んだ人生の結末が目の前に迫ったとき、忘れかけていた生の実感と死の恐怖が、人々を襲う。〈生存制限法〉により、百年目の死に向き合うことになった日本人の選択と覚悟の結末は――!?

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百年法 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あーー面白かったーー
    後半に行くにつれて、どんどんこれどうやって終わるの…!?と思いながらページを捲る手が止まらなかった
    驚かされたかと思ったらさらにぶっ飛んだ事実により驚かされて、もう圧巻です

    人の幸せってなんなのか、
    老いること、いつかは必ず死ぬこと、だからこそ人は生きていけることを、じわじわと感じさせられた。

    0
    2026年06月16日

    Posted by ブクログ

    政治、社会、生命、歴史、時代。

    どの時代に読んだとしても過去のように感じて、未来のように感じる物語かもしれない。

    作中の遊佐のような政治家が現代にいて欲しいよ。

    『阿那谷童仁』
    名前が不思議な奴だなと思っていたけれど
    読んでいるあなたも物語の一員であるという意味だったのかもしれない。
    あなたも同人(仲間)であるというメタ的なものなのかも

    0
    2026年06月12日

    Posted by ブクログ

    不老不死社会の果てにある「死生観」という深いテーマを、激動のクーデター展開で描き切ったスリリングな完結編でした。
    崩壊する国を建て直そうと奔走する遊佐の熱い信念と不器用な生き様が魅力的で、彼が大好きになりました。

    0
    2026年06月04日

    Posted by ブクログ

    まだまだ面白い本てあるんだ。

    この本の続きは、今私たち自身なんだよなぁと。
    いや、それか投票前の時点なのか。
    でも自分自身に置き換えて考えなくちゃいけないんだよね。

    私は子どもが2人いるけど、どっちも子どもはいらないって言ってる。
    私も、自分が若くて今出産するかってなったら凄く悩むと思う。日本の未来に希望が持てないから。
    私たちが子どもたちに残してあげられる事ってなんなんだろ。今しなきゃいけない事ってなんなんだろ。

    前半だけの設定で考えるなら、私は処置してから100年じゃなくて、生まれてきてから100年ならいいんじゃないかなぁと思えた。それなら老いもなく、介護も必要なく、安楽死できて。実際不死になれたら、延々と生きたいと思うのかな。ただ仕事をして、最低限の生活を続けるだけでも。
    家族もなくなって、なんのために生きるのかな。

    0
    2026年06月04日

    Posted by ブクログ

    『こんなのあったらいいなぁ』と思って読み始め、自分ならいつ受けるのか、この百年法に同意するのか考えたり!?
    そこからの拒否者ムラ、SMOCなど起こり得そうなが副作用が続き、ドンドン読みハマっていき、驚愕の事実発覚からのドラスティックな展開に痺れました 結果的に『歳をとること』について改めて考えさせられる物語でした

    0
    2026年05月15日

    Posted by ブクログ

    上巻は面白くなかったが下巻で一気に化けた

    何を書いてもネタバレになりそうなので書かないが、とにかく中盤から終盤にかけての勢いは凄まじい

    最後は心から名シーンと言える
    他作には無い読後感…壮大な話だった…

    0
    2026年04月14日

    Posted by ブクログ

    正しい行いや考えがなんなのか、わからなくなる本
    人権、政治、生命、未来
    最後までさまざまな立場の人の意見を浴びることになり
    読んでいる間いい意味で不安定になりました。
    自分(30歳未満未婚)がこの場にいたら、決して立派な決断はできなかったでしょう。
    数年後、数十年後に読めば、また私の意見も変わりそうです。

    不老処置HAVIが一般的になった世の中で
    人口爆発ほか各種停滞を防ぐために施行された生存制限法、通称「百年法」
    もちろんただの法律一つで人の命が左右されていいのか、それを拒む拒否者、そしてその集団ができ始める。
    変わらない政治家、にも関わらず不穏な動きが見られる部下たち、目立ち始めたガン患者、HAVIを拒否したり受けない選択をする人たち。

    世界で何が起こっているのか、これから世界がどうなっていくのか。

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    下巻では「百年法」を拒否する人々のコミュニティ、爆弾テロ、首相と大統領の確執、クーデータなどが扱われ、社会・政治的要素が強くなった。

    特に終盤は「どんでん返し」といってよいようなダイナミックな変化がいくつも起きるが、その都度、為政者としてどう対応するべきか、というところが描かれている。設定はSFかもしれないが、単なるエンタメ的などんでん返しで終わらない社会派小説である。

    個人的には、上巻に比べて哲学的要素が少なくなったことに物足りなさは感じたが、首相と大統領の関係性など、人間ドラマとしての見どころもあり、最後まで楽しめた。

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    読み応えあり!パラレル日本の未来。
    登場人物が多く、時間軸も行ったり来たりするためなかなか頭を使う。
    ラストシーンには痺れて鳥肌が立った。ぜひ最後まで読んで欲しい。
    ちなみに、映像化するなら遊佐は長谷川博己のイメージ。

    0
    2025年10月10日

    Posted by ブクログ

    不老不死技術が導入され、施行後100年で生存権を手放さなければいけないSF小説
    日本も敗戦後に技術を導入して100年後というifストーリー

    以下、公式のあらすじ
    ----------------------
    不老化処置を受けた国民は処置後百年を以て死ななければならない―国力増大を目的とした「百年法」が成立した日本に、最初の百年目が訪れようとしていた。

    処置を施され、外見は若いままの母親は「強制の死」の前夜、最愛の息子との別れを惜しみ、官僚は葛藤を胸に責務をこなし、政治家は思惑のため暗躍し、テロリストは力で理想の世界を目指す…。

    来るべき時代と翻弄される人間を描く、衝撃のエンターテインメント!
    ----------------------

    原子爆弾が6発投下され、終戦を迎えた日本
    戦後、アメリカからもたらされた不老化技術「HAVI」によって、老いることなく永遠に生きることができるようになった社会
    ただ、処置を受けた人は一定期間後に生存権をはじめとする基本的人権を放棄しなければいけない法律の導入もセットになっている
    期限は各国で異なっており、40年や60年の国もある中、日本はアメリカと同様に100年
    そして、その法律の施行を迎える時が来た


    日本の政治体制も大統領制になっている
    でも、ほぼ権力を持たないという、現在の皇室のような存在なわけで
    おそらく、皇室という制度はなくなっているのだろうな

    死が社会から取り除かれたからと言って、人々が幸せとは限らない
    増え続ける人口と停滞する社会により、経済は破綻し、多くの人々は職もなく貧困に喘いでいる
    それでも既得権益を持った「年上」の人達がいなくなる事はない

    親の面倒を診るという慣習が不要なため、親子関係の意味も薄れ、親子関係を解消する事も可能

    科学技術は進んでいるのに、人々が幸せそうに見えないんだよなぁ

    死なない事が幸福には結びつくとは限らないわけで
    死なない苦しみもあるのでしょうねぇ

    百年法延長の国民投票
    多くの国民は、このままでは社会が立ち行かなくなる事を何となく予感しつつ
    初年度の対象者はもちろん、いずれ自分もその対象である事を意識せざるを得ない


    現実の日本では国民投票が行われた事はないけど
    実際に、短期的な自己の利益と長期的な全体の課題解決とを比べて、冷静に投票できる人はどのくらいいるでしょうね?


    そして、テロリストではあるが、ある意味で英雄視される阿那谷童仁
    実際にそんな人がいるのかいないのか、いたとして百年法から逃れる術はあるのか

    元になった人と、さらにその崇拝者の存在
    まぁ、現代の日本に暮らしていれば、なかなか「生きる」という事の価値を認識しにくいのかもね


    そんな社会で、処置を受けずに「老いる」という事を選択する人
    まぁ、大勢ではないけど普通にいそう


    かく言う私も、もし現代でこんな処置が受けられるようになって、100年後に生存権を手放さなければいけないとして
    自分は処置を受けるかな?と考えてみた

    少なくとも数年は様子を見そう
    でも、受けるなら常に今が人生の中で一番若いわけだし、できるだけ早い方がいいのは分かっているんだけどね

    作中でも語られているように、外見や肉体が変化しなくとも
    精神性は既存の老化と同じようになっていくかもね

    となると、外見だけ今のままても仕方がないし
    処置を受けない可能性も結構あるなぁと思った



    拒否者の村
    まぁ、逃れる方法があるならそんな選択をする人がいてもおかしくない
    しかも、その時には政府の失策が目に見えているわけだし
    ただ、その暮らしぶりは、社会インフラが整った既存の生活とはかけ離れているわけで
    結局そこでも生きられない人も結構いると思う
    そして、作中にあるように、自殺する人も出てくるのもそんなに不思議ではない気がする



    後半から登場して意味ありげに描かれる、突発性多臓器ガン「SMOC」
    終盤で明かされる特性は実際にはありえない
    ただ、その特性はとあるゲームや小説を思い起こさせる
    となると、この世界ももしかしてそんな世界という事か?と邪推してしまう


    総合的な感想として
    不老不死というユートピアの技術がありながら
    ある意味でディストピアな展開になるというのは実際にありそうな展開で納得感があった

    0
    2025年04月02日

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