山田宗樹のレビュー一覧

  • 天使の代理人(下)

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    大きくなり、行きすぎた方針に変わってしまった『天使の代理人』。ひとつの事件を期に、穏健な方向へ軌道修正。(とはいえ、最後のエピソードは全然穏健ではなく強引だったけど)

    ラストは、『天使の代理人』という組織の在り方からはフォーカスが外れ、個人のエピソードに収斂していった。この点、期待していた展開とは違ったのが少し残念。

    とはいえ、非常に考えさせられ、感動ありの作品でした。

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    2015年07月05日
  • 天使の代理人(上)

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    人工妊娠中絶を取り扱った作品。積極的な賛成派、消極的な賛成派、否定派。どの立場の主張も間違っているとは言い切れない。だから、難しい問題なのだなと感じた。
    「天使の代理人」活動、ネットワークがどうなっていくのか。下巻に期待。

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    2015年07月04日
  • 聖者は海に還る

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    面白かった。
    初めて山田 宗樹さんの作品を読みました。
    とても読みやすくて、ミステリー的な要素も少しありつつ。

    大きなストーリーの流れはよかったです。
    ただ、途中から恋愛を中心においた感情的な展開になっていったのがちょっと気になりました。
    もう少しシリアスな展開にもっていっても良かったような。
    まーでも良かったですね。
    他の作品も読んでみようと思います。

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    2015年06月21日
  • 魔欲

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    広告と心理学の勉強になる。
    広告一つつくるのに、こんなに手間かかってるんだな。本の最後についてた参考文献もいくつか読んでみたい。

    精神科医の逆転移が恐ろしい。

    人間が人間の心を治療することの限界を感じさせる。

    自殺したい自分と生きたい自分、この2つの人格は矛盾しているけどもどっちも自分なのか。
    人間は潜在的に多重人格者なのかもしれない。

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    2015年04月14日
  • 死者の鼓動

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    ネタバレ

    脳死の方の臓器を提供する事で助かる命がある。
    そう考えたら良いことなのかもしれないけど…

    臓器をもらう側が社会的地位がある人で、あげる側がごく普通かあるいは貧しい人だったら?

    もらう側とあげる側が偶然知り合いだったら?

    このお話の中では、仲のいい親友の少女2人の内一人が心臓が悪く、臓器移植待ちの最中にもう1人の少女が事故に遭う。
    脳死になるかならないかの意識不明の状態。

    さらに心臓を患っている少女の父は大学病院の教授でもある。

    この子の臓器が手に入れば娘が助かるのに。
    まあそう思わずにはいられませんよね。

    だから恐い。
    この誰かが死ぬことによって誰かが助かるという事が恐いと思った。

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    2015年02月08日
  • 黒い春

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    冒頭から引き込まれた。
    久々に感情移入して、最後の方は...泣
    アウトブレイク...
    とても怖いと思わせる物語である。
    今まで新種インフルエンザ、デング熱、結核とか
    自分には関係ないと思ってたが...この本を読むと怖い。

    途中から家族愛が中心になるのだが
    凄く考えさせられました。
    お薦めの本かな。

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    2014年09月21日
  • 黒い春

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    むっちゃおもしろかった!
    一見難しそうなこと書いてあるように感じるけど、分かりやすくて読みやすいよ。


    雪子、最高。

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    2014年05月26日
  • 天使の代理人(下)

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    何人かの女性の視点で描かれる妊娠中絶への考え方。
    胎児は人間なのか?中絶は殺人なのか?
    重いテーマだ。
    さまざまな年齢層、境遇、立場からの考え、また時代を前後しながらの描写。
    男性の作者だとは思えないほど、女性の心理に深く触れていると思う。
    簡単に中絶出来てしまう世の中に、考えさせられる作品。

    2014.4.27

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    2014年04月27日
  • 黒い春

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    久しぶりに泣きました!
    恐ろしい内容ですが、登場人物が素敵で物語に引き込まれます。
    感染したら100%死に至る黒手病
    お役人のことなかれ主義のだらしなさ、研究家の必死の思い、母親として妻として生きたいと強く願う思い
    色んな要素が詰まっています
    力強いけど切ない作品です

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    2014年04月13日
  • 乱心タウン

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    最初、近所に新築された巨大敷地マンションの話かと思ったくらい、びっくりした内容だった。
    欲望って限りがないね、少しずつ住民が壊れていく様が、本当に恐かった。

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    2014年02月02日
  • 黒い春

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    口から黒い灰を吐き、発病から一時間以内でしに至る病、黒手病。その奇病に立ち向かう監察医たちの話。3人の主人公達の背景も丁寧に描かれており分かりやすく、そして何より読みやすい。最後もなるほど単純に終わらない。エンターテイメントとして単純に楽しめた。

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    2013年09月04日
  • 乱心タウン

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    深いこと考えず、楽しく読書したい時に、オススメ〜

    文庫本にしたら、わりかし分厚いけど、すらっと読める。
    「痛快エンターテイメント」と、背表紙のコメントにあるけど、まさにその通りです。
    2時間ドラマとか、そんなんで映像化したら、面白そうだなぁ、だとしたら、配役はどうかなぁ〜とか、思いながら読んでました。

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    2013年02月25日
  • 聖者は海に還る

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    非常に読みやすかった。
    冒頭から、学校で射殺事件が起こるというものすごい始まりかただったが、メインはこの事件ではない。ここはもうちょっと膨らませられなかったのかなとやや疑問。
    テーマは、行きすぎた心理療法。環境に適切に順応させようというカウンセリングは、つまり環境を是としありのままの心を否定しているわけであり、心を操作していると考えることができる。それって本当に正しいことなんだろうか?という問題提起や、意のままに心を操作された二人の末路が描かれる。面白さも怖さもある小説でした。
    ところどころ、もう少し膨らませてほしいと感じた点が少しだけ残念。あと、主人公の女性の行動にはけっこう何度も嫌悪を感じ

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    2013年01月17日
  • 聖者は海に還る

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    催眠療法に関して、個人的に深く興味を持っていた為、内容が いつも以上に興味そそられるものだった。

    催眠療法を勉強してた高校時代の自分と子供たちを重ねつつ、今の自分と律の年ごろを重ね、彼女の包容力に感動したり…。

    潜在意識の領域は本当不可思議。潜ってみたい。
    著者の参考文献多い。読んでみたい。

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    2012年12月02日
  • 乱心タウン

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    マナトキオという、壁に守られた超高級住宅街の中で次々に起こる不思議な事件。

    これか、続々と語られているけど、オチがつく人もいればそうでない人もいて。
    バカだなぁ、と思いながらも続きが気になるはらはら感もあり。面白い。
    映画とかになりそうな感じに住民が動いていくんだけど、それぞれが自分勝手で利己的で最低。なので、心置きなく不幸を笑える気がする。非常に軽快。
    が、結局勧善懲悪とはいかず。

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    2012年11月07日
  • 聖者は海に還る

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    導入は衝撃的でしたが、最後はするんと終わって安心した感じ。
    もう少し長く深く読みたいと思えたので幸せな後読感。

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    2012年08月27日
  • 聖者は海に還る

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    人の心の中を舞台にした話。
    催眠療法という、特殊な設定が独特のおどろおどろしさを、生んでいます。
    いつ、話が動くんだ、最初からの伏線がいつ爆発するんだと読み進めながら結局良い話で終わる。
    ラストで逆に暖かい気持ちになれました。

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    2012年05月12日
  • ジバク

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    おもしろかった!!
    救いようの無い転落人生なのに、希望が感じられるのは、貴志が前向きで、客観的には成功だと言われるような生活を失ってしまっても「仕方ない」と割り切ってしまっているからかもしれない。
    決して、幸せはお金の量と比例しないと感じられた。
    どんな状況でも人は生きて行くし、どん底だと思っても更に深い底はある。絶望や諦めることなく、前向な気持ちで生きて行ければ幸せなのかも。

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    2012年04月11日
  • 天使の代理人(下)

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    ネタバレ

    現在子どもが欲しい私には非常に
    心へガツーンとくる話でした。
    最後はイイ終わり方だったな~
    でも、マーヤは妊娠した友達にどのようなことをしてあげたのか
    謎だ~(私の文章理解力不足か。。。)

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    2012年03月21日
  • 天使の代理人(上)

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    これとても男性作家が書かれたと思えないぐらい
    人工中絶のことにガッツリ入り込んでて、
    女性なのに全然知らなかった自分が情けなく思いました。
    でも色々考えさせられます。

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    2012年03月21日