山田宗樹のレビュー一覧

  • ギフテッド

    NIGHT HEAD?

    まず話があっちこっち飛ぶのと、話し手も変わるので、
    これは誰の話?となってしまって集中できなかった。

    最初は面白かったのに、飯田譲治のNIGHT HEADを彷彿としちゃったなぁ、、、

    題材は面白いのに残念だなぁ
  • 人類滅亡小説
    それぞれの世代の時が流れていくスタイルの小説でとても読みやすかった…!
    ラストの話の盛り上がりも良かった!
  • ギフテッド
    ★3.5
    山田宗樹さん!やっぱり面白いよね!
    時代の変遷の中に、登場人物の感情をうまく載せるのよ。上手いのよ。
    ラストの違う惑星に瞬間移動した!?はちょっと萎えたけど、でも新しい未来が待ってるって思ったらいい事なのかな。
  • 存在しない時間の中で
    やはり山田宗樹のSFは壮大です!面白くて、先が気になりイッキ読みでした。想像しようとしても想像出来ない世界、宇宙の謎とは?誰が創造して、どうなって行くのか?答えのない謎に架空の解答を示してくれるお話でした。
  • 人類滅亡小説
    なぜだかあまり内容が入ってこなかった
    でも百年法みたいに、何世代にもわたってストーリーが展開されていく感じは凄い好き
  • 直線の死角
    2時間ドラマのような話。
    ハードボイルドな要素もあり人間味のある内容もあり。
    ただミステリー要素は浅い。
    どんでん返しなどもなく、推理要素も少なく。
    読みやすく、交通事故の様子など文章で説明がむすがしそうだが分かりやすい。
    続編があれば読んでみたい。
  • 百年法 下
    永久に延命が可能となった時の人間の反応。その不老不死の措置は平等に施されるが、与えられた命には階級や格差が。ほぼ、その身分が固定された状態で、自分たちの命をどう判断するか。よく考えると、能力が規定される限り、永遠の低能力者という存在が生じてしまい、結局、能力と身分による分断が起こる。死生観や虚無感に...続きを読む
  • 百年法 上
    太平洋戦争で徹底的に負けた大日本帝国が、日本共和国として復興するなか、100年後に死ぬことを前提とした不老不死技術が導入された。その100年目が到達する2045年以降の、人間が繰り広げる醜い足掻きを描くディストピア小説。ツッコミどころ多し。まず生物学的に不老不死化がヒトに悪影響を与えないかの実証に相...続きを読む
  • 存在しない時間の中で
    たまたま三体暗黒森林と同時に読んでいたので頭の中でリンクしてしまった。
    超弦理論は10次元。そのうち6次元は小さい領域に巻き込まれた結果我々の3次元+時間という次元がある。この宇宙は多次元の誰かが創造し、それを小説では仮に「神」としているが、10年後にこの宇宙は閉じられてしまう、というメッセージ。
    ...続きを読む
  • 存在しない時間の中で
    数学物理学理論を駆使して世界を構築した物語。分からないけれど分かるような読み心地。神に似た高次元の存在とリセットされる世界。荒唐無稽な世界観だが全否定しきれないところに、じわじわと不安感が忍び寄る。
  • 存在しない時間の中で
    12月-17。3.0点。
    ある大学の数学サークルに、謎の少年がホワイトボード23枚分の数式を記載していく。それは、宇宙の常識を変える数式だった。。。

    SF+ファンタジーもの。数学の知識が無くても読める。サラッと読めたが、あまり心に残らなかった。
  • 代体
    さすが山田宗樹だとは思うけど、百年法に比べるとちょっと文系には共感しにくかったり理解しにくかったり...理系の人はこれにワクワクするんかな
  • 百年法 上下合本版

    生き方

    永遠の命があったらどう生きますか?
    「この仕事いつでもいいからやっといて」って言われてもすぐに片付けたくなる自分は、きっと生き急いでしまう。すぐに結果や答えを求めがちで、深掘りができない自分。何かを究めてみたいな。
  • 存在しない時間の中で
    ガッツリ数学!という訳では無いが、最初に面食らう形で始まる。そこの眠気を抜ければ物語は転がり出すので、そこが1つの壁だったかな…。
    数学に関してや、所々メタ表現もあり、小説としては苦手な表現だったが、最後まで読んだ時、それも含めて書いていたのかと、とても感心した。
    キーワードとしてとある単語があった...続きを読む
  • 存在しない時間の中で
    ある日フラリと現れた青年が書き残した数式が、宇宙創世を根底から覆すものだった…!
    真実に驚愕した世界のその後11年を描いた物理SF

    ファンタジーテイストで馴染みやすい設定、時空間の存在を考察する作品です
  • 百年法 上
    不老化処置により、半永久的に生きられる人間に対し、生存期限を定めた百年法。その法律を巡る様々な価値観の登場人物によるドラマ。思えば、不運な事故がない限り、我々の命も、既に医療技術や経済的な理由による「延命措置の限界」が既定しているのではないか。いつまでも生き続けるとは、どういう感じがするものなのか。...続きを読む
  • 存在しない時間の中で
    宇宙は神が創造したのか--。日本の大学の宇宙論研究機関のセミナー室でのセミナーで、知らない青年が闖入してくる。そこで披露される数式が意味するところは、<神>の存在だった。数式の意味について、海外の著名な学者の仮説を実証するために実験を行った。そこで、人類は<神。の存在を認識する。我々宇宙の創造主<神...続きを読む
  • ギフテッド
    なかなかの分厚い一冊でしたが。もう、とにかく後半までは一気読みでした。

    今。コロナで未曾有の危機に瀕している。っていう点で、また違った危機に瀕する日本。
    なんとなく、きっといろんなところでこんなやり取りが起きてるんじゃないかな。と。思った。

    この時期に読むからこそ、なんだか興味深い一冊だったよう...続きを読む
  • 存在しない時間の中で
    最新の物理学と数学を参照しながら「自由意志と決定論」を扱ったサスペンス。どうせオチは並行世界ってとこだろうと高を括っていたら「時間」を正面から使ったギミックになっていたのは良かった。数式に近い表現は多少は出てくるが、物理や数学のリテラシーまでは必要ないレベル。むしろジャンル的にはSFなのでSFに興味...続きを読む
  • 存在しない時間の中で
    大学の研究室に突如現れた謎の青年。その時、研究室内では研究者同士で、全世界の論文を集めて、その発表会をしていた。次々とホワイトボードに書いていく数式。23枚に及び、その後すぐに姿を消した。残された数式は、度肝を抜くものばかりで、不備はあるものの、世界を揺るがすほどにまで発展していった。それは日本だけ...続きを読む