山田宗樹のレビュー一覧
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まず話があっちこっち飛ぶのと、話し手も変わるので、
これは誰の話?となってしまって集中できなかった。
最初は面白かったのに、飯田譲治のNIGHT HEADを彷彿としちゃったなぁ、、、
題材は面白いのに残念だなぁ -
やはり山田宗樹のSFは壮大です!面白くて、先が気になりイッキ読みでした。想像しようとしても想像出来ない世界、宇宙の謎とは?誰が創造して、どうなって行くのか?答えのない謎に架空の解答を示してくれるお話でした。Posted by ブクログ
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たまたま三体暗黒森林と同時に読んでいたので頭の中でリンクしてしまった。
超弦理論は10次元。そのうち6次元は小さい領域に巻き込まれた結果我々の3次元+時間という次元がある。この宇宙は多次元の誰かが創造し、それを小説では仮に「神」としているが、10年後にこの宇宙は閉じられてしまう、というメッセージ。
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数学物理学理論を駆使して世界を構築した物語。分からないけれど分かるような読み心地。神に似た高次元の存在とリセットされる世界。荒唐無稽な世界観だが全否定しきれないところに、じわじわと不安感が忍び寄る。Posted by ブクログ
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12月-17。3.0点。
ある大学の数学サークルに、謎の少年がホワイトボード23枚分の数式を記載していく。それは、宇宙の常識を変える数式だった。。。
SF+ファンタジーもの。数学の知識が無くても読める。サラッと読めたが、あまり心に残らなかった。Posted by ブクログ -
ガッツリ数学!という訳では無いが、最初に面食らう形で始まる。そこの眠気を抜ければ物語は転がり出すので、そこが1つの壁だったかな…。
数学に関してや、所々メタ表現もあり、小説としては苦手な表現だったが、最後まで読んだ時、それも含めて書いていたのかと、とても感心した。
キーワードとしてとある単語があった...続きを読むPosted by ブクログ -
ある日フラリと現れた青年が書き残した数式が、宇宙創世を根底から覆すものだった…!
真実に驚愕した世界のその後11年を描いた物理SF
ファンタジーテイストで馴染みやすい設定、時空間の存在を考察する作品です
Posted by ブクログ -
宇宙は神が創造したのか--。日本の大学の宇宙論研究機関のセミナー室でのセミナーで、知らない青年が闖入してくる。そこで披露される数式が意味するところは、<神>の存在だった。数式の意味について、海外の著名な学者の仮説を実証するために実験を行った。そこで、人類は<神。の存在を認識する。我々宇宙の創造主<神...続きを読むPosted by ブクログ
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最新の物理学と数学を参照しながら「自由意志と決定論」を扱ったサスペンス。どうせオチは並行世界ってとこだろうと高を括っていたら「時間」を正面から使ったギミックになっていたのは良かった。数式に近い表現は多少は出てくるが、物理や数学のリテラシーまでは必要ないレベル。むしろジャンル的にはSFなのでSFに興味...続きを読むPosted by ブクログ
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大学の研究室に突如現れた謎の青年。その時、研究室内では研究者同士で、全世界の論文を集めて、その発表会をしていた。次々とホワイトボードに書いていく数式。23枚に及び、その後すぐに姿を消した。残された数式は、度肝を抜くものばかりで、不備はあるものの、世界を揺るがすほどにまで発展していった。それは日本だけ...続きを読むPosted by ブクログ