【感想・ネタバレ】SIGNAL シグナルのレビュー

あらすじ

電波天文台が、三百万光年離れたM33さんかく座銀河からの人工電波を捉えた。
地球外生命体発見の発表に中学生の芦川翔は大興奮。
感動を分かち合おうと天文学者を母にもつ先輩・朱鷺丘昴に話しかけるも、彼は極端に無口な変人で……。
一方、電波を感知する人々・レセプターが各地に出現し、連帯してある実験を始めていた。
宇宙からシグナルを送り続ける彼らは何者なのか?
かつて宇宙を夢見たすべての人に贈る、青春SF小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

SFになるのかな。地球で受け取った、別の星からの何らかのメッセージを巡るお話。攻めてくるのか友好的な単なる合図なのか。そして私は朱鷺丘先輩(頭はいいがかなりの、いや超がつく変人)がとても好き!小説は、全てを書かなくちゃいけないわけじゃないし、そんなことしてたら読者の想像力とかいらなくなるのは承知の上で、
朱鷺丘先輩のアナザーストーリーがとても読みたい。
勿論、この「シグナル」に関連した人たち(今作の登場人物)にも興味はあるけど、ある程度ラストまでで気が済んでいる。
あ、ライターになった芦川くん(一応主人公)は、このシグナル問題以降何を追うのかもきになるけど。

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

銀河の果てから謎の電波が地球に降り注ぐ?
自然的なものではなく、何者かが意図を持って発した電波であるとは特定されたものの、解読については、全くの白地図・・・
本作の主人公である芦田翔は天文学者を母親に持つ変わり者の朱鷺丘昴に、謎の電波について自分の意見を聞いて欲しくて模索する・・・

一方で、昔から謎の声が聴こえる人々!?
通称レセプター達は、謎の電波と自分達の耳に聴こえる謎の声が同一のものではないか?
と仮説を立てる!!!???


宇宙の話っていいですよね!
果てはあるのか?
地球以外の知的生命体はいるのか?
ブラックホールに落ちて行ったらどうなるのか?
高次元て何?
宇宙はいつ始まりいつ終わるのか?

本作品は、子供の頃に少しでも宇宙の事を考えた人達にお勧めです!

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2023年01月18日

Posted by ブクログ

天文台が、三百万光年離れたM 33さんかく座からの人工的な電波を捉えた。それは、正確な周期で繰り返される。

表紙の雰囲気からして青春小説かなと読み始めましたが、
「嫌われ松子の一生」の作家さんで
「黒い春」のSFエンタメの方だと納得
1章の高校時代は、青春でした。

地球以外に知的生命体が存在するかどうかというというテーマでなく、そのメッセージが何を伝えたいのかを考えていく。
17年後に当時高校生がメッセージを解読する。
そのメッセージの意図するところが感動的。


読んでいたら、子供の頃、ラジオから「青きドナウ」が聴こえる人が集められる宇宙人の話を思い出した。たぶん、佐野洋「赤外音楽」
地球以外にも知的生命は、いますね、きっと。

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2025年06月12日

Posted by ブクログ

すっきりとはしない物語だなと思う。
ただ、それは私が宇宙に詳しいかと言われると胸を張って詳しいとは言えないからこそ、余計にそう感じた気もする。しかし、物語の終盤になって引き込まれていく感覚があり、これだから読書はやめられないと改めて感じた作品でもあるような気もした。

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2024年04月29日

Posted by ブクログ

消化不良な終わり方をする。ただ朱鷺丘先輩のキャラがめっちゃ良い
山田宗樹の文体は唐突に「無理だー!」ってなる時があるけど、キャラクター作りの漫画家っぽいセンスはすごい好み。漫画原作とかやってほしい

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2023年04月13日

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