あらすじ
電波天文台が、三百万光年離れたM33さんかく座銀河からの人工電波を捉えた。
地球外生命体発見の発表に中学生の芦川翔は大興奮。
感動を分かち合おうと天文学者を母にもつ先輩・朱鷺丘昴に話しかけるも、彼は極端に無口な変人で……。
一方、電波を感知する人々・レセプターが各地に出現し、連帯してある実験を始めていた。
宇宙からシグナルを送り続ける彼らは何者なのか?
かつて宇宙を夢見たすべての人に贈る、青春SF小説。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
SFになるのかな。地球で受け取った、別の星からの何らかのメッセージを巡るお話。攻めてくるのか友好的な単なる合図なのか。そして私は朱鷺丘先輩(頭はいいがかなりの、いや超がつく変人)がとても好き!小説は、全てを書かなくちゃいけないわけじゃないし、そんなことしてたら読者の想像力とかいらなくなるのは承知の上で、
朱鷺丘先輩のアナザーストーリーがとても読みたい。
勿論、この「シグナル」に関連した人たち(今作の登場人物)にも興味はあるけど、ある程度ラストまでで気が済んでいる。
あ、ライターになった芦川くん(一応主人公)は、このシグナル問題以降何を追うのかもきになるけど。