【感想・ネタバレ】死者の鼓動のレビュー

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死者の鼓動

2014年06月20日

おもしろかった!

1

Posted by ブクログ 2024年04月15日

不慮の事故で入院し余命短い女の子から、その親友であり心筋症の女の子に心臓移植したのは、医師である父。2人とも犠牲になるより、1人を助けるためにもう一人の死を早めるのは悪なのか、脳死移植を通して、人が生きるとは何かを問いかけるヒューマンミステリ。読みごたえあり

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Posted by ブクログ 2020年04月02日

臓器移植。
定着しているし、縁もなかったので、
あまり深く考えたことはありませんが、
よくよく考えると怖い話だ。

他者の命を使って人の命を繋ぐ。

相対的な価値の命だからこそ、
色々考えさせられます。

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Posted by ブクログ 2019年12月07日

山田祭りの一冊。心臓移植のドナーとレシピエントが親友、移植する医者がレシピエントの父。それらの関係が原因となる混乱を描く…。ミステリーと医療ドラマを見事に両立!

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Posted by ブクログ 2017年06月11日

尾崎文庫。
天使の代理人と同じく医療もの。しかもこれもまた難しい移植医療の問題。この人 この分野が1番いい。あんまり好きな作家さんじゃないけど この分野はすき。

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Posted by ブクログ 2016年05月21日

誰かが死んで、自分の子供の命が助かるなら、私は誰かの死を願ってしまうかもしれない。
もし、誰かの死によって、自分の命が助かるとしたら・・・?

そして、もし、自分の子供が脳死になってしまったら?

もしも、って思っていろいろ考えるけど、実際には考えずに済むように願わずにはいられない難し過ぎる問題であ...続きを読むる。。。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年02月08日

脳死の方の臓器を提供する事で助かる命がある。
そう考えたら良いことなのかもしれないけど…

臓器をもらう側が社会的地位がある人で、あげる側がごく普通かあるいは貧しい人だったら?

もらう側とあげる側が偶然知り合いだったら?

このお話の中では、仲のいい親友の少女2人の内一人が心臓が悪く、臓器移植待ち...続きを読むの最中にもう1人の少女が事故に遭う。
脳死になるかならないかの意識不明の状態。

さらに心臓を患っている少女の父は大学病院の教授でもある。

この子の臓器が手に入れば娘が助かるのに。
まあそう思わずにはいられませんよね。

だから恐い。
この誰かが死ぬことによって誰かが助かるという事が恐いと思った。

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Posted by ブクログ 2012年01月22日

脳死、心臓移植について、深く考えさせられた。
移植の描写も細かく、目の前で手術に立ち会ったかのように感じた。

ミステリーという要素は低いかな。

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Posted by ブクログ 2020年01月19日

面白かったです。
でも、医療系の物語、ドラマはまず見ないのですが、小説も苦手かも…ということがわかりました。
臓器移植を巡る闇…人々の思惑とかエゴとか、巻き込まれた人々の苦悩が伝わりました。
手術シーンはう…と思って流し読みだったのですがそれでも迫力ありました。
心臓病の少女を救うために自分の娘を脳...続きを読む死にされ、娘の心臓をその少女に移植される…わたしが母親だったら堪えられないし、脳死にするよう働きかけた人も許せません。でも母親は、自らも間接的にですが元夫を殺していて。。
ふたり喪うより、ひとりでも助かる見込みがあるなら、そのためにもうひとりは殺してもいいのか…殺していい命とは??
「正しい答えを見つけたつもりで安心するよりも、常に問い続けていく勇気をもつことのほうが、大切な気がする」と言った内海医師…この人は凄かったです。

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Posted by ブクログ 2020年01月14日

「ギフテッド」、「人類滅亡小説」、「百年法」等が面白かったので、今回はこれを読んでみました。この作家さんの文章は凄く読みやすく容易に情景が浮かびます。
前半の殆どは、心臓移植についてを凄く詳細に書いています。
ドナーとレシピエントの複雑な人間模様が描かれた作品です。最後まで犯人(と言っていいのか?)...続きを読むが誰なのか分かりませんでした。現実ではこれ程の偶然が重なる事は殆どないと思いますが、実際に起こる可能性が無いとは言えない内容でした。面白かったです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年11月12日

ラストの話を回収するあたりから、不自然感。
ボリュームほぼ占めている、医療系の話は、とてもよく、読みやすく、納得のいく進め方なのに、残念。結果を別のところに収めて、(電話の主が…、依頼者が…依頼された方が…)スッキリいくように感じた。
医療系の話は、とても好きなので、この作家さんの他の医療系読んでみ...続きを読むたいと思います。

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Posted by ブクログ 2018年06月12日

医師の神崎秀一郎の娘で、重い心筋症をわずらった玲香に、脳死と判定された少女・社洋子の心臓が移植される。その後、手術関係者の間で不審な死が相次ぎ、秀一郎に社洋子と名乗る者から電話がかかってくる。電話の相手は誰なのか、そしてその目的はー。臓器移植という難問に果敢に挑戦する人々の葛藤と奮闘を描いた医療ヒュ...続きを読むーマンミステリ。

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Posted by ブクログ 2017年02月19日

何とも割り切れない思い。例え罪だとしても一刀で切り捨てられない悲しさがあった。
あらすじ(背表紙より)
医師の神崎秀一郎の娘で、重い心筋症をわずらった玲香に、脳死と判定された少女・社洋子の心臓が移植される。その後、手術関係者の間で不審な死が相次ぎ、秀一郎に社洋子と名乗る者から電話がかかってくる。電話...続きを読むの相手は誰なのか、そしてその目的は―。臓器移植という難問に果敢に挑戦する人々の葛藤と奮闘を描いた医療ヒューマンミステリ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年10月12日

大学教授の娘が心臓移植を必要になる。そこに転落によって脳死状態になりそうな親友が運ばれる。あり得ない設定ではあるが、その状況で人は何を思い、どう行動するかを描かれている。専門用語が頻発し、よりリアルである。

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Posted by ブクログ 2015年10月18日

臓器移植をテーマに、医療関係者や家族の葛藤と苦悩を描いたヒューマンミステリー。
二人とも見殺しにするによりも、一人を助けるためにもう一人の死を早めるのことは悪なのか。与えられた課題はとても重い。おそらく正解はない。登場人物全員の苦悩は、当事者になる可能性がある私たちにとって他人事ではない。望むことは...続きを読む『死』の定義を明確化すること。生きていることとは何か。老人介護問題とあわせて考えたい。

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Posted by ブクログ 2015年05月31日

脳死臓器移植がテーマ。登場人物たちの言葉がちょっと綺麗すぎて、リアリティを感じなかったのが残念。

しかし、脳死患者からの臓器移植という技術が生み出されたからこその現実、誰かの死により誰かが生かされるということ…それが答えのでない深い問題を生み出しうることがよくわかった。

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Posted by ブクログ 2013年10月13日

神の手のあとに読んだのが悪いのか
全体的にふわっとした感じ

ただ心臓移植や脳死に関しては
色々あるのだなと理解できたかな

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Posted by ブクログ 2013年08月14日

臓器移植の話、テーマの割に軽い。語り手も多く誰が主人公か見えにくい。誰も悪役がおらず全員が何らかの罪の意識に悩でいるがちょっと綺麗事すぎる気がする。テンポ良く読み易かったんやけどな…。

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Posted by ブクログ 2012年04月27日

心臓移植がテーマの話。
ミステリー要素は少ないけど、ドナーやレシピエント家族の気持ち等いろいろ考えさせられる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年03月07日

移植を待つ家族の感情…自分の子供を救う為には他人の死を願ってしまう生々しい感情描写に恐怖を感じた。
専門用語が多い、且つ自分の身近な話題でないため、細かく想像することができず、小説を楽しみきれなかった。

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Posted by ブクログ 2011年09月09日

この作者の作品は、セリフと地の文のバランスが良く
スイスイ読めてしまいます

臓器移植がテーマの作品ですが、
ドナー、レシピエント、施術者、コーディネーター・・・
いろんな角度から生、死、それを取り巻くいろんな問題について考えさせられます

「嫌われ松子の一生」もそうでしたが、
読み終わった後にスッ...続きを読むキリしないような不思議な気分になります

決して読後感が悪いわけでなく、
いろいろな思いが錯綜する作品です

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Posted by ブクログ 2010年12月24日

話の内容はとても良いのだけど、(医療系の)専門用語が多すぎ&難しすぎて、脳内想像が乏しくなってしまった。。

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