山田宗樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
覚醒剤中毒死と思われた若い女性の遺体から、未確認の黒色胞子が発見される。それは、これから始まる新種の黒手病の始まりとなった。
黒手病と名付けられた、黒色粉を撒き散らしながら絶命するその病気の原因を探し、予防と治療法の確立を目指そうとする。
ウィルス等を主題とする小説はストーリーが決まってきて、そこに個性を出すのが難しいし、面白く読むところ。パニックを描くのではなく、その研究過程が詳細だなと思ったけれど、山田さんは、筑波の農学研究科出身なんですね。知らなかったわ。製薬会社も経験者なんだとか。
その研究過程も丁重だなと読みましたが、この黒色胞子の発生原因に、小野妹子の遣隋使一団の歴史ミステリーが絡 -
購入済み
NIGHT HEAD?
まず話があっちこっち飛ぶのと、話し手も変わるので、
これは誰の話?となってしまって集中できなかった。
最初は面白かったのに、飯田譲治のNIGHT HEADを彷彿としちゃったなぁ、、、
題材は面白いのに残念だなぁ -
Posted by ブクログ
たまたま三体暗黒森林と同時に読んでいたので頭の中でリンクしてしまった。
超弦理論は10次元。そのうち6次元は小さい領域に巻き込まれた結果我々の3次元+時間という次元がある。この宇宙は多次元の誰かが創造し、それを小説では仮に「神」としているが、10年後にこの宇宙は閉じられてしまう、というメッセージ。
結局その神のお告げのようになるのだが…それが存在しない時間の中、なわけです。
三体でも同じような次元の話が出てきており、こちらは光の速度をうまく扱っているが、本書では時間軸を入れた4次元空間をうまく使ってシナリオが成り立っている。三体と違って、「時間」の次元を理解(というか想像)できれば読みこなせま -
購入済み
生き方
永遠の命があったらどう生きますか?
「この仕事いつでもいいからやっといて」って言われてもすぐに片付けたくなる自分は、きっと生き急いでしまう。すぐに結果や答えを求めがちで、深掘りができない自分。何かを究めてみたいな。 -
Posted by ブクログ
宇宙は神が創造したのか--。日本の大学の宇宙論研究機関のセミナー室でのセミナーで、知らない青年が闖入してくる。そこで披露される数式が意味するところは、<神>の存在だった。数式の意味について、海外の著名な学者の仮説を実証するために実験を行った。そこで、人類は<神。の存在を認識する。我々宇宙の創造主<神> は言葉通り別次元で我々の4次元宇宙(3次元+時間)を生み出した。<神>は<光の人>を選び出し、<神>の言葉を伝える。その内容は人類にとって非常に厳しいものであった。そこから我々宇宙を救うための行動がなされる。
個人的な感想だが、最初は面白かったけれど、風呂敷を広げすぎたのか、結末が中途半端なよ -
Posted by ブクログ
なかなかの分厚い一冊でしたが。もう、とにかく後半までは一気読みでした。
今。コロナで未曾有の危機に瀕している。っていう点で、また違った危機に瀕する日本。
なんとなく、きっといろんなところでこんなやり取りが起きてるんじゃないかな。と。思った。
この時期に読むからこそ、なんだか興味深い一冊だったように感じます。
もちろん、コロナより危機ではあるんだけども。
どうやって解決していくんだろう。
と、夢中になってしまうもう一つの日本の姿でした。東京タワーをスプーンのように曲げる力。
面白い。リアルなファンタジーなのか。むしろこのコロナ化で比喩的にリアルなのかも。とも思いました!!!!