山田宗樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
物語は2048年から始まる。
生存制限法の100年が間近に迫り、初年度適用者から安楽死を受け入れなければならなくなる。
法整備のための政治家と官僚の話し合いが、ああ、日本だなぁ、としみじみ。
不老不死で100年生きられることになったら。
自分はどうするだろう。成人から受けられるHAVIを、たぶん何も考えず受けてしまうのだろうな、と思う。これがもし40代、50代になっても若い頃の見た目に戻せます、だったらもう少し考える猶予があるけれど。
物語の中では死を受け入れる人、人に寿命を決められるのは嫌だと拒否する人が描かれていて、どちらの気持ちも分かるし、いざ死が目の前に迫ったら怖くて逃げ出したくなる -
Posted by ブクログ
覚醒剤中毒死と思われた若い女性の遺体から、未確認の黒色胞子が発見される。それは、これから始まる新種の黒手病の始まりとなった。
黒手病と名付けられた、黒色粉を撒き散らしながら絶命するその病気の原因を探し、予防と治療法の確立を目指そうとする。
ウィルス等を主題とする小説はストーリーが決まってきて、そこに個性を出すのが難しいし、面白く読むところ。パニックを描くのではなく、その研究過程が詳細だなと思ったけれど、山田さんは、筑波の農学研究科出身なんですね。知らなかったわ。製薬会社も経験者なんだとか。
その研究過程も丁重だなと読みましたが、この黒色胞子の発生原因に、小野妹子の遣隋使一団の歴史ミステリーが絡 -
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NIGHT HEAD?
まず話があっちこっち飛ぶのと、話し手も変わるので、
これは誰の話?となってしまって集中できなかった。
最初は面白かったのに、飯田譲治のNIGHT HEADを彷彿としちゃったなぁ、、、
題材は面白いのに残念だなぁ -
Posted by ブクログ
たまたま三体暗黒森林と同時に読んでいたので頭の中でリンクしてしまった。
超弦理論は10次元。そのうち6次元は小さい領域に巻き込まれた結果我々の3次元+時間という次元がある。この宇宙は多次元の誰かが創造し、それを小説では仮に「神」としているが、10年後にこの宇宙は閉じられてしまう、というメッセージ。
結局その神のお告げのようになるのだが…それが存在しない時間の中、なわけです。
三体でも同じような次元の話が出てきており、こちらは光の速度をうまく扱っているが、本書では時間軸を入れた4次元空間をうまく使ってシナリオが成り立っている。三体と違って、「時間」の次元を理解(というか想像)できれば読みこなせま -
購入済み
生き方
永遠の命があったらどう生きますか?
「この仕事いつでもいいからやっといて」って言われてもすぐに片付けたくなる自分は、きっと生き急いでしまう。すぐに結果や答えを求めがちで、深掘りができない自分。何かを究めてみたいな。