山田宗樹のレビュー一覧

  • ヘルメス

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    山田宗樹の新作が出るのを毎回楽しみにしており、本作も期待を込めて読みましたが、少し期待外れかなぁ、、、
    いつもながら壮大なスケールで描かれてますが、もう少し各章での深堀が欲しかったです。
    ルキの両親の話があっさりし過ぎだし、ルキの死もあっさりし過ぎ、そしてやはりなぁと言う終わり方でした。
    そうは言っても、十分に楽しませて貰えたので満足です。
    次回作は、『百年法』や『人類滅亡小説』を超えるような作品を書いて貰いたい!

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    2024年08月01日
  • 人類滅亡小説

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    ネタバレ

    まあまあ面白かった!

    山田宗樹さんの作品を読むのは3作品目で、『百年法』『黒い春』の方が好きだと感じたけど、本作品もなかなか楽しく読むことができた。

    個人的には赤い雲の原因究明をしたり、除去するための研究・開発をしたり、赤い雲と徹底的に闘う様子が見たかったなあと思ったり。でもそうならない方がリアルなのかも。原因究明できることなんて現実にはあんまりないもんね。。

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    2024年07月17日
  • ヘルメス

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    ネタバレ

    序盤。構成の妙。

    よくあるパターンとはいえ、ワクドキ製造型の視点じゅんばんこスタイルは大好物です。
    最大のナゾ「ルキ」の存在をうまく使った語りの視点変換。「ルキ」を一人称。それ以外を三人称一元視点にすることで不気味さや読めなさが香ばしく沸き立つ。ムフムフしてしまう。

    「地上の世界は〈空〉の気まぐれに翻弄され続けた。」
    確かに。〈空〉って怖いんだなと再認識。
    海の怖さは地震大国の住人として意識せずにはいられないけれど、空、大気で起こる自然現象を論理的かつ平らに列挙されると、至極正当な恐怖だった。
    「自然の脅威」なんて十把一絡げで便利な言葉を無感覚に使いすぎて鈍麻してるけど、間違いなく怖い。

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    2024年05月23日
  • 死者の鼓動

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    肝臓移植の話し
    読み終わった後
    昔の火曜サスペンスのような感じだな
    心に残ると言うより
    ふぅ〜読み終わった感じですかね。

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    2024年05月15日
  • SIGNAL シグナル

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    すっきりとはしない物語だなと思う。
    ただ、それは私が宇宙に詳しいかと言われると胸を張って詳しいとは言えないからこそ、余計にそう感じた気もする。しかし、物語の終盤になって引き込まれていく感覚があり、これだから読書はやめられないと改めて感じた作品でもあるような気もした。

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    2024年04月29日
  • ジバク

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    わかりやすい転落。
    何があるのかわからないのが人生。
    つまづいても立ち上がって次に進める
    生き方をしたいです。

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    2024年04月17日
  • ギフテッド

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    ネタバレ

    近未来SF作品。
    ギフテッド、非ギフテッドの対立軸を中心としたお話でありますが、リアルな社会に通じる部分も多く、非常に考えさせられる作品でした。

    人は自らが属するもの以外のものに対して、非寛容になる。まして、それが自分の想像力の範疇を超えるものの場合、嫌悪、憎悪、恐怖、排除等の負の感情を増幅させてしまう。
    これはリアル社会にも頻繁に見られる事象で、その垣根はますます高くなってきているように感じます。

    国会議員達が登場する部分、少ぺージだけど、これもリアルな社会の国会議員と通ずるダメさ加減が上手く表現されてました。

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    2024年02月09日
  • 代体

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    近未来のSF作品。いつかは人間の機械化、もしくはそれに似た、今回のような意識の機械への転送が可能になるのだろうか。

    言語化するのは難しいが山田宗樹はこういった、近未来に対する作品が非常に引き込まれる内容で描かれる。
    未来に対する想いを馳せる。

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    2023年12月07日
  • 黒い春

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     随分、前の本なのだけれど、今読んでも色褪せない作品だと思う。
     日本書紀などの歴史が絡んできて、未知のウィルスとの戦いに重厚感が増していく。
     最後の1ページまで飽きない。

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    2023年10月31日
  • ヘルメス

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    ネタバレ

    小惑星が落ちてくるという未曾有の危機、2029年はなんとか回避したが、地下に巨大なシェルターを建設することになる。壮大なスケールで始まった物語は地下の生活にはあまり触れず第2章で唐突にただ一人の生存者ルキに焦点が移る。ただルキの父親瀬良の死体から閉鎖社会の恐ろしさが垣間見える。そしてルキ!あっという間死んじゃって今度は第3章でまた小惑星衝突の危機。なかなか忙しい展開で宗教の対立のような雰囲気になり、孫悟空の元気玉ならぬ祈りの力のパワーの真髄を見た。
    マイメンターAIとの会話が面白かった。

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    2023年10月26日
  • ヘルメス

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    時代を3部にわたり描いたSF。

    いろんなSF作品を組み合わせたイメージは否めないが、最後のオチが秀悦であった。

    「百年法」の記憶があるので期待したせいもあるが、内容としては少し若者向けを意識した?感じがした。

    もう少し2部を膨らませることで、また違った印象になった気もする。

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    2023年10月18日
  • ギフテッド

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    ネタバレ

    生まれながらに人とは異なる謎の器官をもつ「ギフテッド」
    国による一斉検査である一部の人間だけがその器官を持つが、その能力は明らかになっていない。ただ、人類の希望と考えられ、神から与えられたギフトを持つ者として特別な生活を約束される。
    数年後ギフテッド制度は廃止されるが、ギフテッドによる大量虐殺事件が発生する。
    その事件を皮切りにギフテッドたちの運命が思いもよらぬ方向に動き出す。

    現実社会でも、ある一部の能力だけが著しい子供に対し「ギフテッド」という言い方をするが、その代わりに彼らは何らかの欠落を抱えている。この物語では超能力的な人知を超えた能力を所有する者たちを「ギフテッド」と呼び、その能力

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    2023年10月14日
  • ヘルメス

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    何を信じるか。信じないか。揺らぐ気持ち、揺らがない気持ち。強い人ばかりではない。自分を信じて、精一杯生きるしかないのに。一日一日を大切に生きること。やり尽くす。

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    2023年10月09日
  • ヘルメス

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    著者お得意の近未来SF系ストーリーは同氏の著作である人類滅亡小説に似た雰囲気だったり集団思想や宗教的な考えみたいなのも他の作品で既視感あった

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    2023年10月07日
  • 存在しない時間の中で

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    次女が手に入れて読んでいたけど、少し難しくて途中でやめてしまったみたい。その後「おかあさん 好きそうじゃない?」とオススメされて。

    物理学の話なんかが出てくると、たしかに少し難しかった。でもストーリー展開はわかりやすいし、どうなるのかなーという興味も手伝って割とスラスラ読めた。

    この世界は実は…という部分は突拍子もないような仮説ではあるものの、あり得なくもないなあと思えてくる。すごい次元の話なんだけど、具体的に語られているできごとは身近なことの延長という感じなので自然に受け入れられた。

    第四部が特に面白かった。今までのあれこれはそういうことだったのかーとわかったり、切なくなる部分があった

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    2023年09月20日
  • ゴールデンタイム

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    うーん。だらだらと若者の夢への葛藤が書いてあるだけで飽きてしまった。松子の生涯とは特に関係ないかなと思ってしまった。影響は多少受けていると思うけど。全く別の話しかな。

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    2023年09月10日
  • 黒い春

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    架空の病気をめぐる小説。黒い粉を吐いて死ぬ謎の黒手病の怖さ。徐々に原因と発生源を突き止めていく研究者。黒い病に怯える家族、恐いながらもグッと引きつけられて一気に読んだ。最後の最後まで戦いが続くリアリティがあっていい。

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    2023年04月30日
  • 百年法 上

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    百年法の前振りの一部の後、二部から一気に話が進み出して面白い
    終わりのない人生はやっぱり面白みがなくなりダラダラ生きるようになる
    決められた定命を精一杯生きてこその人生かなと思った
    それに気付いた人々はどのような行動を取るのか下巻に期待する

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    2023年04月21日
  • SIGNAL シグナル

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    消化不良な終わり方をする。ただ朱鷺丘先輩のキャラがめっちゃ良い
    山田宗樹の文体は唐突に「無理だー!」ってなる時があるけど、キャラクター作りの漫画家っぽいセンスはすごい好み。漫画原作とかやってほしい

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    2023年04月13日
  • 百年法 上

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    物語は2048年から始まる。
    生存制限法の100年が間近に迫り、初年度適用者から安楽死を受け入れなければならなくなる。
    法整備のための政治家と官僚の話し合いが、ああ、日本だなぁ、としみじみ。

    不老不死で100年生きられることになったら。
    自分はどうするだろう。成人から受けられるHAVIを、たぶん何も考えず受けてしまうのだろうな、と思う。これがもし40代、50代になっても若い頃の見た目に戻せます、だったらもう少し考える猶予があるけれど。
    物語の中では死を受け入れる人、人に寿命を決められるのは嫌だと拒否する人が描かれていて、どちらの気持ちも分かるし、いざ死が目の前に迫ったら怖くて逃げ出したくなる

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    2023年03月26日