山田宗樹のレビュー一覧

  • ジバク

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    10月-7。3.5点。
    超一流のファンドマネージャーが、高校の同級生と再開、
    ある出来事から転落していく人生の物語。
    結構リアルで面白い。あっという間に読める。

    転落って、こんなものなのかな。
    ただし、ラストがイマイチ盛り上がりに欠けたかな。

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    2013年11月04日
  • 死者の鼓動

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    神の手のあとに読んだのが悪いのか
    全体的にふわっとした感じ

    ただ心臓移植や脳死に関しては
    色々あるのだなと理解できたかな

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    2013年10月13日
  • 死者の鼓動

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    臓器移植の話、テーマの割に軽い。語り手も多く誰が主人公か見えにくい。誰も悪役がおらず全員が何らかの罪の意識に悩でいるがちょっと綺麗事すぎる気がする。テンポ良く読み易かったんやけどな…。

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    2013年08月14日
  • ジバク

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    勝ち組からの転落はどこから歯車が違って行ったのだろう?
    あなたにとってのライアンスの毛布は何ですか。
     家族? 車? 奥さん? 家?

    《本文より》
     高志は言う
     「仕方ないですよ自分も含めて多くの人を傷つけることがわかっていても、人を人が好きになる気持ちは止められません。
     正論や理屈で抑えられるくらいなら誰も苦しみません。
     どんな、結果になろうとも、自分の恋の行方は自分で見届けるんじゃないですか。」

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    2013年06月07日
  • 天使の代理人(下)

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    中絶件数が年間20万件以上あるそうです。反対に、不妊治療を受ける人も多いと聞きます。
    天使の代理人は、中絶を少しでもなくそうとする有志のあつまり。志は高いけど、実際は個人情報の無断使用で犯罪でもあります。それを承知で彼女たちは代理人業を続けていくのですが。
    代理人の考えは尊重されるべきものですが、ちょっと余計なお世話のようにも感じます。
    中絶する側にもそれぞれの事情があるし、翻意して出産しても後から後悔してしまうこともあるのでは?
    代理人は言うだけ言って、後の面倒は見ないわけですし。
    いろいろと考えさせられる話でした。地名が具体的なので、現実味がありました。

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    2013年04月20日
  • 魔欲

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    自殺脳は存在しますか?

     ふたりの視点から語られるストーリーは無駄がなく、展開が早いので一気に読める。広告マンの自殺願望者とその精神科医の境遇があまりに似すぎていることに違和感を覚えるものの、脳を舞台としたジェットコースター並のストーリーテリングに圧倒される。

     本筋には関係ないかもしれないが、広告コピーのすばらしさはフィクションとは思えないし、いい味と役割がある。満足だ。

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    2013年03月31日
  • 聖者は海に還る

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    誰も救われない話。狂気に呑み込まれてゆく登場人物に対し、なぜか心からの同情は向けられないのがまたもどかしい。

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    2013年03月12日
  • 乱心タウン

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    映画にできそうなコメディ小説。話のテンポもよく読みやすい。
    面白かっただけで時間潰しにはもってこい。

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    2013年02月02日
  • ジバク

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    年収2千万のファンドマネージャーからの転落。
    その落ち方が本当にスゴイ。
    主人公を取り巻く女性たちが怖かった。
    セレブになることだけが夢の妻。
    ヤバイ男に捕まってしまっているミチル。
    同棲相手になる彰子。
    みんな得体が知れなくて怖い。

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    2013年01月06日
  • 魔欲

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    電車に飛び込もうとする自殺衝動を発症した男の罪の意識と生への決着の付け方。
    精神科医の話も出てくるので、専門的な用語も多く難しい箇所もあるが、興味を抱いたのが、「自殺脳」と呼ぶ自殺行動を司る部位が人間の脳に存在するということ。そして、その「自殺脳」とうつ病との関係は、目から鱗の驚きだった。
    脳って、まだまだ解明されていない摩訶不思議な部分である。

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    2012年11月13日
  • 乱心タウン

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    高い塀と警備員に守られた高級住宅地。そこで繰り広げられる狂気。そして結末は…

    山田宗樹さんの作品にしては、スッキリ感が無いというか、結末に納得しないというか、イマイチでした。いわゆるイヤミスの部類かな。それにしても…

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    2012年10月18日
  • 魔欲

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    精神科医とクライアントの物語。クライアントはどの様な治療を受けてるのか⁈何故治療を受けなければならないのか⁈そして、精神科医の行動と心の様子!著者らしい専門的な見知を活かしたミステリーは読み応え有り。最後は意外な展開で爽やかな読後感

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    2012年10月04日
  • 魔欲

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    不倫の代償か。自殺衝動。サイコミステリーのような物語。

    山田宗樹さんにしてはメリハリが無い作品だな…

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    2012年07月27日
  • 聖者は海に還る

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    ネタバレ

    進学校で生徒が教師を射殺して自殺する事件が起きる。事件の再発防止のためカウンセラーとして比留間亮が招かれる。比留間と養護教諭の梶山は互いに恋愛感情を抱く。比留間はカウンセラーとして実力を発揮するが、梶山と接するうちに、人の心を操作することに疑問を抱き、カウンセラーを辞める。しかし、そのことは比留間を後継者とする心づもりだった比留間の師である別宮の怒りを買う。比留間はかつて、別宮によって女性の腹を引き裂きたいという狂気を封印されていた。別宮は怒りに任せて比留間の狂気の封印を解放する。その結果、比留間の心は破壊される。

    テーマは、人の心を物として扱うことへの警鐘のようだが、梶山と比留間の恋愛環境

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    2012年05月25日
  • 死者の鼓動

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    心臓移植がテーマの話。
    ミステリー要素は少ないけど、ドナーやレシピエント家族の気持ち等いろいろ考えさせられる。

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    2012年04月27日
  • 死者の鼓動

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    ネタバレ

    移植を待つ家族の感情…自分の子供を救う為には他人の死を願ってしまう生々しい感情描写に恐怖を感じた。
    専門用語が多い、且つ自分の身近な話題でないため、細かく想像することができず、小説を楽しみきれなかった。

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    2012年03月07日
  • 天使の代理人(下)

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    やっと授かったわが子を同姓同名の中絶を予約していた人と取り違えられて、中絶させられるなんて、読んでいただけでも腹立たしかったし、悲しかった。

    私もこんな状況になったら、同じ行動をとってしまうかもしれないなぁ。

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    2012年02月22日
  • 天使の代理人(上)

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    中絶を問いた本。
    結構生なましくて、これを読んだらよっぽどのことがないかぎり、
    中絶を考える人は減ると思う。

    「天使の代理人」って言葉が印象的。

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    2012年02月22日
  • 死者の鼓動

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    この作者の作品は、セリフと地の文のバランスが良く
    スイスイ読めてしまいます

    臓器移植がテーマの作品ですが、
    ドナー、レシピエント、施術者、コーディネーター・・・
    いろんな角度から生、死、それを取り巻くいろんな問題について考えさせられます

    「嫌われ松子の一生」もそうでしたが、
    読み終わった後にスッキリしないような不思議な気分になります

    決して読後感が悪いわけでなく、
    いろいろな思いが錯綜する作品です

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    2011年09月09日
  • ジバク

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    「嫌われ松子の一生」の男性版小説。
    正直、こんなネガティブ小説はタイプではないんだが、
    最初の主人公の職業がファンドマネージャーだったので、
    買ってしまった。

    年収2000万円の勝ち組からの転落は、
    よくぞ落ちるところまで落ちたもんだという感じ。
    読んでいて楽しくないです。
    とにかく思考が「できない理由」を探し出すと、
    こうなってしまうのかなと推測。。

    でも、未公開株の売りつけや保険金殺人や道路工事の整備員の仕事や
    義足の知識など学ぶべきことは多い。(参考文献多数。)

    こんな人生、まっぴらゴメンだけれど、
    小説で読む分にはよしとしましょう。
    トータルで言えば、ま

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    2011年08月21日