山田宗樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレエピローグの数ページ前までなら★4を付けた。
4.5ぐらいいってた。
とても不幸な読書をしてしまった。
大変面白かったのだけど、こういう終わり方をするのかな? と思っていたのとは違う部分に着地していて、それで肩すかしをくらってしまった。
予想と違うエンディングに対応できればよかったのだけど……ストーリーはとても面白くて一気に読んでしまったのに。
確かに終盤はぐっとくるシーンもあったけれど、肝心要の事件そのものが「俺たちの戦いはこれからだ」ENDで残念。
それさえ心しておけば大変楽しめたと思うのだけど、まあそれは無理な話か。
山田さんのご本はこれが初めて。
気になってるハードカバーの前に評 -
Posted by ブクログ
中絶件数が年間20万件以上あるそうです。反対に、不妊治療を受ける人も多いと聞きます。
天使の代理人は、中絶を少しでもなくそうとする有志のあつまり。志は高いけど、実際は個人情報の無断使用で犯罪でもあります。それを承知で彼女たちは代理人業を続けていくのですが。
代理人の考えは尊重されるべきものですが、ちょっと余計なお世話のようにも感じます。
中絶する側にもそれぞれの事情があるし、翻意して出産しても後から後悔してしまうこともあるのでは?
代理人は言うだけ言って、後の面倒は見ないわけですし。
いろいろと考えさせられる話でした。地名が具体的なので、現実味がありました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ進学校で生徒が教師を射殺して自殺する事件が起きる。事件の再発防止のためカウンセラーとして比留間亮が招かれる。比留間と養護教諭の梶山は互いに恋愛感情を抱く。比留間はカウンセラーとして実力を発揮するが、梶山と接するうちに、人の心を操作することに疑問を抱き、カウンセラーを辞める。しかし、そのことは比留間を後継者とする心づもりだった比留間の師である別宮の怒りを買う。比留間はかつて、別宮によって女性の腹を引き裂きたいという狂気を封印されていた。別宮は怒りに任せて比留間の狂気の封印を解放する。その結果、比留間の心は破壊される。
テーマは、人の心を物として扱うことへの警鐘のようだが、梶山と比留間の恋愛環境