山田宗樹のレビュー一覧

  • 百年法 下
    壮大なストーリーで、世界観に引き込まれました!三部作の映画を見ているみたい!
    人から人へ引き継いでいくストーリーもなかなか!
    こういった大作はなかなか見れないと思うので、おすすめします!
  • 存在しない時間の中で
    山田宗樹のsf小説は何故なのか非常に面白い。一気に読んでしまう面白さがある。

    ある日突然現れた不可思議な数式を書いて消え去る少年。そこから神?との交信ひいては世界の有り様を変えてしまう出来事に発展していく。

    世界を生きる意味とは何なのか、結局些細な事柄で自分の世界は変わっていく。全体としての世界...続きを読む
  • 聖者は海に還る
    面白かった、この作品の中だけで登場する医療用語と一般で本当に使われている用語との区別が学がなくてできなかった。
  • 百年法 上
    上巻を読んで感想なんて、そんな無粋なことは出来ません!
    (今までふつーに書いてる

    め、面倒じゃないからね(笑)
  • 百年法 上
    ⚫︎感想
    これぞ、エンタメ本。読書が苦手な人もきっと楽しめる。パラレルワールドから、百年法、生存制限法が適用された近未来。見た目は日本共和国民はほぼ全員HABIという手術を受け、老化しない世界。大統領の独裁体制で生存制限法をめぐる政治家と官僚の思い…さまざまなドラマがあり、読む手が止まらなかった。後...続きを読む
  • 百年法 下
    解説の北上次郎は、圧巻のラストと絶賛している。おそらく、多くの読者が、同じ感想を持つだろう。年齢に対する感覚が独特なので、年代によって感想や印象派大きく違いそうだ。ひょっとすると、人生の後半に差し掛かった人が読む方が、いろんなことを考えることになるかもしれないと感じた。たしかに、面白く読めました。
  • ヘルメス
    社会への問題提起が魅力の山田宗樹作品だが、今作は完全なSF作品の様相だった。が、そこは山田宗樹。最後まで面白く読んだ。次作にも期待。
  • 魔欲
    佐藤邦郎と田沢比呂子の不倫関係を軸に、比呂子の夫 晋の自殺によって話が複雑に展開する物語だが、人間の精神面の不可解な現象を巧みに描いており楽しめた.精神科医の北見の医療活動が話自体を強固なものにしている筋立てが良かった.誰もが突然電車に飛び込みたくなる瞬間は経験していると思っており、一連のストーリー...続きを読む
  • ヘルメス
    小惑星2029JA1に振り回される人間たちの話。

    社会に絶望している人達は小惑星の落下を待ち望み、生きていたい人達は当然、落下を食い止めたいと願う。
    両者の決着は、念を送って小惑星を引き寄せる(もしくは遠ざける)と言ったかなり非科学的な方法で行われるようになる。(私だったらそんな運動には参加しない...続きを読む
  • ヘルメス
    ドキドキ、ハラハラしながら一気読み。「人の心は矛盾の塊」ホントに人というものは、荒唐無稽だと理性ではわかっていても、何かにすがらなければ生きていけない弱い生き物…。最期の審判が下される、その瞬間まで平常心で暮らしたいものだけど…その時を迎えてみないと…。でも「いい人生だった」と言えるようにはしたい。
  • ヘルメス
    2029年小惑星衝突の危機をきっかけにシェルターとして実験地底都市が建造された。実験期間の10年を目前にして被験者たちは地上に出ることを拒む…。『百年法』を彷彿させる展開にワクワクしながらページを繰ったが途中で失速。残念!
  • ヘルメス
    ヘルメスで何が起きたのか、ルキは何者なのかという謎もあり、小惑星は地球に衝突するのかというドキドキハラハラもあり最後まで楽しめた。
    小惑星は地球に衝突しないだろうという予想は当たってたけど、小惑星が地球の周回軌道に入り、アメリカの地底都市が第二のヘルメス状態になるという終わり方は予想外。
    ヘルメスで...続きを読む
  • ヘルメス
    序盤から中盤までは非常に面白く、ワクワクしながら読んだ。後半はちょっと話しについて行けない展開もあってやや失速した感じ。

    ただSFだけど非常に読みやすく、印象に残るシーンや考えさせられる部分も多くあり、内容のあるいい話だと思った。
  • ヘルメス
    先が気になって仕方ないストーリー。
    なぜ瀬良はヘルメスに留まったのか、そこで何があったのか、ルキは何を見たのか、そして小惑星は地球に激突するのか…。解決するのは最後の点だけだけど、それに至る過程はとても面白い。
    また、報われない生活への不満を持つレンと咲の交流が最後までレンの中で大事な記憶になってい...続きを読む
  • 代体
    近未来SF。
    百年法と同じく、将来この技術ができたらどうなるのか、思考実験のような感じで面白かった。
  • ギフテッド
    異質なものを敵視し排除して、自分の考える「普通」を守りたい人々の、なんとも残酷で愚かな姿。
    敗北感と恐怖が差別を助長し、理性を吹き飛ばす。
    ギフテッド自身ですら、超能力なんてない、火星に住めるわけがない、と最初はすんなり受け入れない。
    悲しいね。
  • 百年法 上
    近い将来に起こりそうと思ってしまうくらいリアルな緊迫感があります!!
    登場人物が多くて、誰だっけとかなりそうになりながらもそれぞれの人物の立場から同じ法律の視点を見ているので面白いです!
    基本的人権ってなんだっけと思わせられるところもあり、人権について考えさせられます
  • 人類滅亡小説
    〈絶望〉に〈憎悪〉と〈正義〉が加わると、絶望は人を暴力へと駆り立てる性質を持ち歯止めが効かなくなる……改めて突き付けられるとなんて厄介な、と思います。
    人類滅亡系作品はこれまでにもオーシャン・クロニクルシリーズとか読んできましたがいろんなバリエーションがあるのだな。
    「細菌が寄せ集まったコロニー雲と...続きを読む
  • ギフテッド
    本当に久しぶりに投稿。
    読書はしていたけど、余裕がやっとできたので。
    こういう超能力的な内容は大好きなので、普通に面白かった。
  • 百年法 上
    不老不死となった人は約束の100年が
    経った時に死を受け入れる事が出来るのか。
    自分に置き換えて考えさせられました。
    上下巻でボリュームたっぷりだけど、
    あっという間に読み切ってしまう面白さ。