山田宗樹のレビュー一覧

  • 天使の代理人(下)

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    ドラマで見たのをきっかけに、原作へ。
    ドラマとは違う設定も多く、どちらかというと私はドラマの方が好みだったかな。

    しかし、男性である著者が、ここまで「中絶」というテーマに迫り、著したということに心から敬意を表したい。
    桐山冬子の願いは、この本の出版・ドラマ化で確実に大きな一歩を踏み出したと思う。

    ドラマを見ていない人は、読むことを薦める、というより、絶対読んで欲しい。

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    2019年01月16日
  • 天使の代理人(下)

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    中絶をめぐる女たちの話。
    自分が親になることへの不安が原因の人もいれば
    人生設計を基準に考える人もいて
    中絶の理由は本当に人それぞれ。
    胎児の命を尊重すべきなのはわかるけれど
    自分の人生が変わることに躊躇してしまう
    女性の葛藤が生々しく書かれている。
    また中絶に関する法律や現場の実態の描写が
    まるで見てきたかのようにリアル。(だと思う)
    これを書いたのが男の人だって言うのがびっくり!

    将来子供が欲しい人も欲しくない人も
    これは読んでおいた方がいい。

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    2010年08月25日
  • 天使の代理人(上)

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    中絶がテーマのお話

    そういった類の話は僕の身の回りでは全くなくて、読み進めるとショック[e:350]を受けたりなるほど[e:451]と思ったり勉強になりました


    まずビックリなのは中絶してる人数の多さ
    また病院によっては経営上の都合から法律違反である妊娠後期での中絶を受けてるところもあり
    そんな後期では胎児も人の形になっていて、赤ちゃんを殺すような処置を強いられる


    出生の手助けをしたいと思い産婦人科に勤めた看護士などが迎えるそんな現実…

    耐えられないなぁと思いましたね[e:286]僕なら精神的におかしくなります
    そんな人達が何とかしようと活動を始めて、少しずつでも中絶を思いとどまらせ

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    2010年04月26日
  • 聖者は海に還る

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    誰もが惹かれて夢中になってしまうカウンセラーには恐ろしい秘密が、、、という導入。
    これはすごーくよかった!
    ウソくさいカウンセラーだなーなんて斜め視点で見てたらまさに根拠があって納得。
    救いがなさそうに見えてきれいにまとめて終わっているのが
    あぁ、よかった・・・って読んだ後思いました。
    こういうのが気に入るってやはし自分は少女マンガ育ちなのだろうと思う。

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    2010年03月20日
  • 百年法 下

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    近い未来に本当に有り得そうな話です。
    老化を止めることで、その若さのまま生き続けることに対しての様々な問題が作中で定義され、政治や経済に及ぼす影響や、ルールを破る人たちへの対策など、大きくはフィクションですが、その合間にリアル感がある作品です。
    自分は生き続けたいと思う方のタイプなので、1秒でも長く人生を楽しみたいです。
    百年経ったら強制的に死ぬというのは、想像するだけでもゾッとしますが、将来絶対に死ぬから今は頑張ろうと思えるのも一理あると思います。

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    2026年03月30日
  • 百年法 上

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    近い未来に本当に有り得そうな話です。
    老化を止めることで、その若さのまま生き続けることに対しての様々な問題が作中で定義され、政治や経済に及ぼす影響や、ルールを破る人たちへの対策など、大きくはフィクションですが、その合間にリアル感がある作品です。
    自分は生き続けたいと思う方のタイプなので、1秒でも長く人生を楽しみたいです。
    百年経ったら強制的に死ぬというのは、想像するだけでもゾッとしますが、将来絶対に死ぬから今は頑張ろうと思えるのも一理あると思います。

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    2026年03月30日
  • 乱心タウン

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    山田宗樹は人の心理?心の癖を描くのが非常に上手だと思う。
    乱心タウンの題名そのままに高額な土地でブランドの町ができあがり、その中で住む人々の狭まった、独特の癖のあるフィルターを通してみた景色がどれだけ歪んでいて、それが人々の些細な行動によって膨れ上がっていく。虚像。
    プライド、自尊心、見栄など一見すると醜い側面をコメディに軽やかに描いているため読んでいてさして嫌な気持ちにもならず、こうなるよなぁという思いで読むことができた。

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    2026年03月12日
  • 百年法 下

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    ネタバレ

    設定はとにかく面白い。
    ある種の政治小説としても面白い。
    不老不死になることってそんなに良いことなのか?みんながそうなると社会はどうなるのか?ということを考えさせられる。

    死の期限が決まっているからこそ、生を謳歌できる…というような考え方については確かになと思った。

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    2026年03月08日
  • 鑑定

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    ストレスを軽減し活力を生み出すことのできるエモーショナルコントローラー通称エモコンを使った人たちが起こす凶悪事件。精神科医の葛西がエモコンと凶悪事件の相関性に気づき、裁判で証言したことで世の中が動き出す。
    救いようのない感じの結末かと思ったら、その先を想像させるようなラストが良かった。脳も電気信号で動いてるから、近い将来こんなことできるようになるんじゃない?と思うの素人考えだろうか。

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    2026年02月18日
  • 百年法 下

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    フィクションの物語として荒唐無稽な設定でありながら、登場人物像の設定を彷彿とさせる数々のエピソードを効果的に差し込みつつダイナミックな時代展開など秀逸な構成力に引き込まれて上下巻を一気に読み終えた
    2048年前後から一気に2098年、更には終わりはその20年後の演説文章で締めくくり、過去に制定された生存制限法、百年法の施行に関わる関係者の確執から、不老不死の世界の行き着く先、生と死、新陳代謝、命を繋ぐ、次世代へバトンタッチすることの責任などなどとても考えさせられた
    また、皮肉なことに50年も続かなかった百年法を通じて、一国を背負って立つ責任、人生を賭けて狂気なまでに向き合う責務、限られた時間の

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    2026年02月02日
  • 百年法 下

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    ネタバレ

    ある国の一つの時代の栄枯盛衰を見た気がした。
    不老化処置を受けても近い将来必ず多臓器癌になって死亡する。どんなに科学技術が進歩しても、永遠に変わらないもの、繁栄し続けるものは存在しないというメッセージのように感じた。

    国の在り方、国民の責務、国と国民を引っ張っていく主導者の存在についてなど、色々と考えさせられる話であった。
    3回目の国民投票で、国民は個人の自由よりも国の存続、発展のため自己を犠牲にすることを選んだ。これは大統領や首相の言葉に心動かされたことももちろんあるが、根底には自国が滅びることを憂い、先人が築き上げてきたこの国を自分たちで終わらせたくない、未来に繋げていきたいと、国民とし

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    2025年12月26日
  • 百年法 上

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    壮大なスケールの物語である。
    不老化処置で永遠の若さと命が得られるなんて、突拍子もない設定だなと思ったが、そこに描かれている人たちの言動や社会の変化、国家が辿る道などがけっこうリアリティあるように描かれていて、将来こうした技術が開発されたら現実に起こりうる世界なのでは、と感じた。
    国の発展のために尽力していた遊佐や牛島が為政者になった途端、保身のために権力を振りかざすようになってて、いつの時代も権力を持つと人は変わっちゃうんだなと思った。
    HAVIが導入され死が身近でなくなった世界となり、果たして人々は幸せになれたと言えるのだろうか。みんな死ぬのは怖い。だけど無意識に死を求めている。「HAVI

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    2025年12月19日
  • 死者の鼓動

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    この作品のせいで、せっかくの休日が潰れてしまいました
    難しいテーマだけど、ガンガン読み進むことができました

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    2025年09月14日
  • 百年法 下

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    ネタバレ

    多くの人が想像したことがあるだろう不老が叶う世界の話
    不死ではないというのがミソで、とても面白かった。
    人間は終わりがあるからこそ人間らしく生きられるのかもしれない。

    私は人が他人を信頼して何かを託すシチュエーションが大好きなので、センチュリオンの指揮権が移るシーンが本当に最高だった。

    病気の話もラストで急に出されるんじゃなくて、ちょこちょこ物語に関わってきてたから、予想はできたけど良いラストだと思った。

    一度は間違えた国民も、今度は間違えなくてよかったね。

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    2025年09月04日
  • ヘルメス

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    地下実験都市ヘルメス、地球に衝突するであろう小惑星カドゥケウス。鍵を握るのはルキという少年とその血筋の者。人の願いや希望は通じるのだなと思った。そして、歴史は繰り返すものだということも。
    楽しく読ませて頂きました。

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    2025年09月04日
  • 百年法 下

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    とにかく構成が凄い。
    人々の営み、思想、価値観、人生観がそれぞれに鮮明に描かれている。
    話の流れも、時間の飛ばし方も、展開も一気読みしてしまう、惹き込まれ過ぎる。

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    2025年08月14日
  • 百年法 上

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    起こり得るかもしれない政治、医療、貧困、就労、倫理的な動きが鮮明に描かれている。予想されていると言っても過言ではない。
    今は出来るけど問題が山積み過ぎてやらないだけと言われても否定出来ない。
    長さを感じさせない筆致によるあまりにもリアルな近未来SF。

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    2025年08月10日
  • 鑑定

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    ネタバレ

    最後までどんな展開、結末になるのだろうと楽しませてもらいました。ありそうな世界観なのも魅力の1つでした。

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    2025年06月03日
  • 鑑定

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    さすが山田宗樹。やはり面白い!
    引き込まれて一気読みした。
    感情をコントロールできる機械、近い未来に誕生しそうな代物である。
    コロナワクチンの闇も連想された。

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    2025年05月09日
  • 鑑定

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    ギフテッドが良かったので、こちらも手に取って読んでみた。流石の安定感で今回も良かった。「氷の君」と「退屈男」はどちらも好きなキャラクター。
    ストーリーの要でもあるアイテムのエモコン。現実社会でもこれに近いものは出現しているのだろうか...

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    2025年05月04日