山田宗樹のレビュー一覧
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今までお産の小説はいくつか読んできたけど
全部医師がメインだったから、
今回助産師と妊婦さんとそれに関わる女性が中心のストーリーを
新鮮な気持ちで読みました。
同じ女として、医師とは明らかに違う目線に立って(女医さんは別として)
お産を助ける助産師はとても素敵な仕事だと思いました。
お産が好きでやってきたのに、人工妊娠中絶の介助を
しなければならないというのはどれほど辛いことなのか
本人ではないと語れないと思います。
もともと中絶なんか絶対だめと思っていた私ですが、
今回改めて強く思いました。
もちろん特殊な場合は除いてです。
どうしたら感覚も感情も持っている胎児をそんなものに例えられる -
Posted by ブクログ
前作、『嫌われ松子の一生』は、浮き沈みが激しく、鬱々としてしまいましたが、今回は、若い二人が主人公で明るく感じます。
笙は、仕事に就けず、フリーター生活をしている時に、役者の卵たちに出会います。
全く縁のなかった世界ですが、そこでの出会いから新たな光を見つけ始めます。
笙の元恋人・明日香は、医大生となって勉強中です。
ある日、飛行機でのドクターコールで出会った女医さんに憧れを抱き、進むべき道を見つけますが……。
それぞれの話が、交互に章を成していきます。
順風満帆とはいかない20代中頃。ちょうど松子が失踪した歳。
二人が葛藤しながら、自分の道を探っていく感じが良かったです。
最後の「八 -
Posted by ブクログ
【上】に続きサクサク進めます。
この人引き込み方が、すごいツボ!
妊娠中絶をテーマにした内容なんだけど、
読み終わった後、考えさせられます。
中絶は殺人か、医療行為か。
殺人になっちゃうのかもしれないけど、
後先考えずに育てられないのに産むのも
もっと問題だと思う…。
男の子以外産まない!って言った
シングルマザーの話は感動。
ホントに作者は男か?!って思う位
登場人物の心情とかを繊細に書いてるし、
はまる。とにかくはまる。
とにかく若い結婚してない女の人は是非読むべきだし、まぁ結婚してても、
そして男の人も、特に若い!読むと良いと思う。
泣いちゃ -
Posted by ブクログ
ネタバレ巻を読み終わったら すぐに下巻を読まずには いられなかった・・・
天使 = 胎児のことで、中絶しようとしている人に 思いとどまってもらって
赤ちゃんの命を 守るべく “天使の代理人”という組織を運営していく
助産婦さんや看護士さん達の行動がすごく感動的だった
例え それが 犯罪行為だとしても 誰かがやらなかったら
救われなかった命を 思うと 正しい行為に思えた
途中 何回も胸を ぎゅうっと 掴まれる感じで 重い気持ちになって
溜息を 何度も ついてしまった・・・
すごく重いテーマだったけど 改めて命の尊さ 大切さを 感じた
自分自身も経験したことだから 余計に -
Posted by ブクログ
中絶がテーマのお話
そういった類の話は僕の身の回りでは全くなくて、読み進めるとショック[e:350]を受けたりなるほど[e:451]と思ったり勉強になりました
まずビックリなのは中絶してる人数の多さ
また病院によっては経営上の都合から法律違反である妊娠後期での中絶を受けてるところもあり
そんな後期では胎児も人の形になっていて、赤ちゃんを殺すような処置を強いられる
出生の手助けをしたいと思い産婦人科に勤めた看護士などが迎えるそんな現実…
耐えられないなぁと思いましたね[e:286]僕なら精神的におかしくなります
そんな人達が何とかしようと活動を始めて、少しずつでも中絶を思いとどまらせ -
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ネタバレ映画化やテレビドラマ化もされたベスト・セラーを、いまさらながら読んでみた。読んでみてわたしがまず思い浮かべたのは、じっさいに起きた「湖東記念病院事件」のことである。この事件では勤務していた看護助手が「犯人」として逮捕され、当該人物が智能に障礙を持つ「供述弱者」であったことから、恋愛感情を抱いた刑事の取り調べに対して迎合してしまい、結果として冤罪として有罪判決を受けることになってしまう。その後再審で無罪が確定した実在の人物と、作中で何度も収監されるような人物を重ね合わせることが不適切であると重重承知したうえであえていうならば、わたしは本作の主人公である川尻松子も、同事件の看護助手と同様に、智能に
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Posted by ブクログ
ネタバレ映画化やテレビドラマ化もされたベスト・セラーを、いまさらながら読んでみた。読んでみてわたしがまず思い浮かべたのは、じっさいに起きた「湖東記念病院事件」のことである。この事件では勤務していた看護助手が「犯人」として逮捕され、当該人物が智能に障礙を持つ「供述弱者」であったことから、恋愛感情を抱いた刑事の取り調べに対して迎合してしまい、結果として冤罪として有罪判決を受けることになってしまう。その後再審で無罪が確定した実在の人物と、作中で何度も収監されるような人物を重ね合わせることが不適切であると重重承知したうえであえていうならば、わたしは本作の主人公である川尻松子も、同事件の看護助手と同様に、智能に
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Posted by ブクログ
ネタバレ不老不死が実現された世界での社会の新陳代謝を促すために制定された「百年法」をめぐる物語
第二次世界大戦あたりから分岐して現在とは異なる”共和国”として存続している日本が舞台
何人かの主要人物から見たストーリーが同時進行的に描かれており、壮大なシミュレーションデータの世界を覗き見ているよう
”不老不死”の影響で人間関係が淡白なのか色恋沙汰やドロドロした人間関係はあまりなく、通常は描かれるであろう激熱イベントや泣きのイベントもあっさりしていてテンポよく話は進む
上巻は大統領権限を盾に独裁色を強め沈みゆく日本で幕を閉じるが、ここからどう巻き返していくのか
頼むよ首相! -
Posted by ブクログ
3.8くらい
人類滅亡系はよくある話だが、テーマは雲。
赤い雲が発生しコロニー雲と呼ばれ、それらは細菌が含まれており、地上に舞い降りたとき酸素濃度が低下し、死に至るとのこと。
最初の早い段階で話が動いたので食いつきも良かった。その雲が地表におりたち、しかも日本のとある地方に。数百名が一気な死ぬ展開。
その後は、宗教に向かうもの、悲観するもの、シェルターを作るもの、それを妨害するもの様々。
子から孫へ話が展開していくのは面白かった。
もうちょっと混沌とした世界観を期待していたので少し物足りない感じがした。
シェルターが最後の希望みたいな感じだが、もっとやること、できることあるのでは?と素