中川右介のレビュー一覧

  • カラヤンとフルトヴェングラー

    Posted by ブクログ

    暴力の代わりに音楽が使われる、クラシック音楽界を舞台にした「仁義なき戦い」とでもいいたい権力抗争。綿密なデータを裏打ちにして人間関係の力学に従ってくるくると変わる状況を追うのを読むと、どこも一緒なんだなあと思わされる。

    0
    2009年10月04日
  • カラヤンとフルトヴェングラー

    Posted by ブクログ

    世界最高峰のオーケストラ「ベルリン・フィル」を巡る新旧帝王の争い。 今まであまり知られていなかった「第3代常任指揮者フルトヴェングラー」〜「第4代常任指揮者カラヤン(帝王)」へのバトンタッチを”ナチス”に悩まされ(時には利用し)魑魅魍魎の世界にて繰り広げられた権力闘争を克明に描く大作。 ハマります・・・。

    0
    2009年10月04日
  • 玉三郎 勘三郎 海老蔵 平成歌舞伎三十年史

    Posted by ブクログ

    ちょうど平成になって歌舞伎を見始めたので、時系列での役者さんの動きが興味深く感じました。
    平成も遠くなりにけり…な感です。

    0
    2026年03月21日
  • 歌舞伎 家と血と藝

    Posted by ブクログ

    予想はしていたけど戸籍の関係性が複雑すぎて理解が難しかった。時代の経過とともに書かれているからいろんな家の話がいったりきたりしてよくわからなくなるけど内容自体はとても面白かった。2013年の著書なので最新のことは含まれていないのが残念。家、藝、血色んな要素が絡み合ってるのが歌舞伎なんだと実感。明治維新がなかったらここまで歌舞伎が神格化されることはなかったから彼らからしたらラッキーだよな。

    0
    2026年02月28日
  • 昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃

    Posted by ブクログ

    新しい形のノンフィクションを読んだ。
    風土史としても読めるし、大事件発生時にどんな感想を抱き、行動をするのか、マクロ的ではなくミクロの積み上げで表現している。
    将来的に大成する人の記載も多く、萌芽も感じられて良い。

    0
    2026年02月18日
  • 歌舞伎 家と血と藝

    Posted by ブクログ

    歌舞伎界のゾクゾクする人間ドラマです。明治以降の、主たる歌舞伎界の家ごとの歴史が記されています。絶妙な語り口で読みやすいです。系図と人物の写真つき。数々のスキャンダルに興味津々になってしまいました。ただ、私は歌舞伎について全くの門外漢で、すぐ“この人、誰だったけ?”となってしまいます。歌舞伎の好きな人は、もっと楽しめると思います。

    何しろ家がこんなにあるとは、養子の人がこんなにいるとは知りませんでした。家と芸の継続ために養子をとる制度があったのですね。歌舞伎は改名があってややこしいし、戸籍と血統の複雑さがあるのに、著者はよく整理しておもしろく書けるなあと感心してしまいました。

    襲名のことも

    0
    2026年02月11日
  • 巣鴨プリズンから帰ってきた男たち

    Posted by ブクログ

    巣鴨プリズンを土壌とした日本の闇は終わらない。
    東京裁判のA級戦犯。釈放された後前後日本を、表から影から動かした人たち。岸信介、児玉誉士夫、笹川良一など。
    敗戦から東京裁判、日米安保体制まで、そして現在も世襲の多い政治家。
    戦争犯罪としては処罰されずとも、国家を誤った方向に導いた時の権力者たちは戦後も権力を握る、戦争責任はあるはずという筆者の強い感情から執筆されたことが伝わる一冊。日本財団、統一教会など現在につながるタネが巣鴨プリズンから始まっていることに驚き。

    0
    2025年12月10日
  • 昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃

    Posted by ブクログ

    当時の三島由紀夫と同年代になってしまったけど、国の行き先を憂いた天才の求めた美学。
    当時のスーパースーターの衝撃的な結末に多くの人が衝撃を受けた様子がよくわかる。ここで対象にした120人だけでなく、幾万もの当時の日本人に忘れられないできごとなんだと痛感。その影響力の大きさがうかがえる1冊でした。

    0
    2025年11月12日
  • 1968年

    Posted by ブクログ

    小学生としてリアルタイムデータ世代の私にとっては懐かしくおもいだされました。大騒ぎだったよね、そうそうそうだったよね、アレはそう言う事だったのかと再認識したこと、様々なことが友達、学友、親達の表情、会話までよみがえりました。同じ素材をいろいろな視点からまとめた同作者の他書もよみたきなりました。

    0
    2025年10月28日
  • 松竹と東宝~興行をビジネスにした男たち~

    Posted by ブクログ

    新書はほとんど読んだことがないのですが、新書にチャレンジしたく、興味のある演劇についての本を選びました。初心者には少し長く、多くの方の名前が出てきて少しだけ混乱しましたが、歴史を追体験しているような気分になり、とても面白かったです!

    0
    2025年09月14日
  • 昭和20年8月15日 文化人たちは玉音放送をどう聞いたか

    Posted by ブクログ

    終戦の日に合わせて読み終えるつもりだったが、思いの外のボリュームに月を跨いでしまった。

    知識として、玉音放送は視聴率100%みたいのがあって、信じていたけれども、いやはやそんなこともないんじゃん、というのがまずの感想。

    そして聴いていた人たちも、必ずしもよく聞こえた!ということではない事実。これは新たな発見だったな。

    同時に、事前に敗戦を知っていたというパターンも結構あり、玉音放送の真実をみたような。

    0
    2025年09月02日
  • 昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていた事件。当時の衝撃と様々な反応が見事に浮かび上がってくる。今の日本を三島由紀夫はどう見るのか。

    0
    2025年08月12日
  • 昭和20年8月15日 文化人たちは玉音放送をどう聞いたか

    Posted by ブクログ

    本人によって(後に)書かれたものを中心に、それぞれの8月15日を描く。後から書かれたものだと意外に記憶違い(や故意でない修正)もあるかもしれないが、一つの歴史として参考になる。意外に茫然自失的な記述が多いようだ。あと「天皇の声」に関する記述。
    個人的にはここには取られていないが山田風太郎の日記が一番正直に書かれているように感じられる。

    0
    2025年07月13日
  • 阿久悠と松本隆

    Posted by ブクログ

    70年代から80年代を彩った作詞家の2人と、それを取り巻く歌謡曲の変遷について。

    その時代をリアルタイムで知らなかった自分でも、十分に楽しめた。

    0
    2025年07月05日
  • 昭和20年8月15日 文化人たちは玉音放送をどう聞いたか

    Posted by ブクログ

    アジア•太平洋戦争は1945年8月15日に終わった。この終わりは天皇陛下が国民にポツダム宣言受諾を伝えた玉音放送により、全国民へと伝えられる。実際は放送内容も事前に録音されたものであるから、8月15日はそれを聴いた国民にとっての敗戦であり、戦況からすれば広島•長崎に新型爆弾(原爆)が投下される以前、遡れば日本の敗戦に向かう転機となる戦いは、それよりもずっと以前にあった。極端な事を言えば、国力10倍差と言われたアメリカとの戦争開始を決めた頃には日本の命運は決まっていたのかもしれない。国民にとっての敗戦は家族や身近な人の死により、負けを感じ取った時期は様々なものになるだろう。
    本書はその様な8月1

    0
    2025年07月05日
  • ヒトラー対スターリン 悪の最終決戦

    Posted by ブクログ

    ヒトラー、スターリンの2人の独裁者について書いた一冊。

    前作の続編的な位置づけとのことだが、改めてヒトラーとスターリンという独裁者について勉強になった。

    0
    2025年02月15日
  • 悪の出世学 ヒトラー、スターリン、毛沢東

    Posted by ブクログ

    ヒトラー、スターリン、毛沢東の3人の独裁者について書いた一冊。

    それぞれ艱難辛苦を乗り越え、独裁者になり、逆に国民を弾圧したことがよく分かった。

    0
    2025年02月15日
  • 角川映画 1976-1986[増補版]

    Posted by ブクログ

    本邦におけるメディアミックスの先駆けである角川映画は、あくまで本業の書籍を売るための手段であったことがよくわかる。
    それが進んでいく中でアイドルの登場と角川春樹の映画への関わりの変化。角川春樹があまり興味を示さなかったアニメに対して、彼が退場後は角川にとって重要なコンテンツになっていくといった変化も興味深い。
    この主のドキュメンタリーは、つい当事者の証言を重視しがちになるが、そこによらないことで客観的にまとめられている気もした。

    0
    2025年01月14日
  • 沢田研二

    Posted by ブクログ

    ジュリー好きの歳の多い友人からのお薦め。まだ子供だった頃に観たグループサウンズ時代や、彼の出演し始めた紅白のリストが年代を重ねるごとにだんだん自分が知っている世界になっていき、楽しくなり、一気に読みました。

    0
    2025年01月13日
  • プロ野球「経営」全史 球団オーナー55社の興亡

    Posted by ブクログ

    なかなかに、面白い本だった。川上、長嶋、江夏、田淵、王、江川…そういう選手たちは名前くらいのもので、この本の主役は球団の経営者なので、それぞれの経歴が割と紙面を割いて書かれており、それはそれで興味深いところもあるのだけれど、寧ろ、西武が球団を持つのはライオンズだけではなかったんだとか、ユニオンズとかセネタースとか、過去の歴史を振り返ると時に出てくるそういう球団の事情とか、色々知ることができて、面白かった。
    この本は、だから、プロ野球球団の経営者の個人史であるのと同時に、経済史でもありといった風な読みものとして、日本の戦前から今に至るまでの一面の歴史書なんだな。
    にしても、この著者は阪神ファンだ

    0
    2024年06月14日