【感想・ネタバレ】1968年のレビュー

あらすじ

ちょうど50年前、1968年の日本は「昭和の青春」真っただ中。東大闘争、三億円事件、恋の季節、あしたのジョー、任侠映画……。世界の潮流に先駆けて、日本人の情念を大きく変えた「熱い1年」だ。特異な出来事と新世代のエネルギーの奔流を濃密に描く。

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Posted by ブクログ

小学生としてリアルタイムデータ世代の私にとっては懐かしくおもいだされました。大騒ぎだったよね、そうそうそうだったよね、アレはそう言う事だったのかと再認識したこと、様々なことが友達、学友、親達の表情、会話までよみがえりました。同じ素材をいろいろな視点からまとめた同作者の他書もよみたきなりました。

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

1968は僕の青春だった。巨人の星、あしたのジョー、マガジン、サンデー、巨人連覇、村山、江夏は胸をワクワクさせた。

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2018年11月07日

Posted by ブクログ

1968年、世界の若者が旧世代と闘った年。日本の若者も激しく動き、新たな潮流が生まれた。映画、漫画、音楽―。新旧衝突のエネルギーは何を創造し、そして大衆は何を愛したのか?混沌の深層を詳細、濃密に描きだす!

かなりの量の引用から成立しているが、元の本を読んでいる身としてはただのおさらいにしかならないのが残念。

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2018年12月02日

Posted by ブクログ

乗り換え駅の小さな本屋さんで書名と著者名を見て、ヤバイ…まだ読まなきゃならない本いっぱいあるのに…と3秒躊躇した後、即購入、即ページを開きました。著者と同世代の自分にとって「1968年」のテレビ、マンガは学校や野原や公園よりもキラキラしていた場所でした。本はある程度、読みたいものは買ってもらえたのですが、マンガはなかなかハードルが高かったのですが、毎週、マガジン、サンデー、キングを買ってもらっている同級生の家が近所にあった奇跡があり、ほぼ毎日、彼の家に行って貪るようにページをめくってから外に遊びに行くのが小学低学年の黄金の日々でした。自分の脳みそは手塚治虫と梶原一騎に作られたと思っていますが、それは友人(いや彼のお父さん?)のおかげかもしれません。と、いうことで第二章、第三章はど真ん中にビシッと決まる豪速球ストレート。いや、第一章、第四章も含めて中川右介は俺の心のバットにボールを当ててくる大リーグボール一号の星飛雄馬か!「阿久悠と松本隆」「松本清張と横溝正史」などで事実を並べて行くだけで時代の流れという物語を描いてきた著者の手法が本作でも炸裂しています。ただひとつのカメラではなくマルチアングルでひとまわり追求するタイムスライス型であるのは三島事件についての「昭和45年11月25日」的かも。「あとがき」で著者は『一年ごとに一冊の本を書くことは可能だ。問題は、まさに「面白いかどうか」である。』と述べています。10歳になる前のまだ子供時代という羊水に浸っているタイミングとしての1968年は多分、作者としての中川右介と読者としての自分には「面白い」のでありますが、スイートメモーリーとしての読書だったのか?時代の変換点としての普遍性を感じたのか?読後ももうちょい味わいたく。思い出してみると「昭和45年11月25日」は変換点というより特異点としてのタイムスライスだったような。小熊英二の「1968」のお兄さん世代のような熱さと熱さを、我がグローリーデイズ1968にも見出せるのか?やっぱ、バブルに繋がる消費世代台頭デイズなのか?

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2018年09月27日

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