ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
ちょうど50年前、1968年の日本は「昭和の青春」真っただ中。東大闘争、三億円事件、恋の季節、あしたのジョー、任侠映画……。世界の潮流に先駆けて、日本人の情念を大きく変えた「熱い1年」だ。特異な出来事と新世代のエネルギーの奔流を濃密に描く。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
小学生としてリアルタイムデータ世代の私にとっては懐かしくおもいだされました。大騒ぎだったよね、そうそうそうだったよね、アレはそう言う事だったのかと再認識したこと、様々なことが友達、学友、親達の表情、会話までよみがえりました。同じ素材をいろいろな視点からまとめた同作者の他書もよみたきなりました。
1968は僕の青春だった。巨人の星、あしたのジョー、マガジン、サンデー、巨人連覇、村山、江夏は胸をワクワクさせた。
1968年、世界の若者が旧世代と闘った年。日本の若者も激しく動き、新たな潮流が生まれた。映画、漫画、音楽―。新旧衝突のエネルギーは何を創造し、そして大衆は何を愛したのか?混沌の深層を詳細、濃密に描きだす! かなりの量の引用から成立しているが、元の本を読んでいる身としてはただのおさらいにしかならな...続きを読むいのが残念。
乗り換え駅の小さな本屋さんで書名と著者名を見て、ヤバイ…まだ読まなきゃならない本いっぱいあるのに…と3秒躊躇した後、即購入、即ページを開きました。著者と同世代の自分にとって「1968年」のテレビ、マンガは学校や野原や公園よりもキラキラしていた場所でした。本はある程度、読みたいものは買ってもらえたので...続きを読むすが、マンガはなかなかハードルが高かったのですが、毎週、マガジン、サンデー、キングを買ってもらっている同級生の家が近所にあった奇跡があり、ほぼ毎日、彼の家に行って貪るようにページをめくってから外に遊びに行くのが小学低学年の黄金の日々でした。自分の脳みそは手塚治虫と梶原一騎に作られたと思っていますが、それは友人(いや彼のお父さん?)のおかげかもしれません。と、いうことで第二章、第三章はど真ん中にビシッと決まる豪速球ストレート。いや、第一章、第四章も含めて中川右介は俺の心のバットにボールを当ててくる大リーグボール一号の星飛雄馬か!「阿久悠と松本隆」「松本清張と横溝正史」などで事実を並べて行くだけで時代の流れという物語を描いてきた著者の手法が本作でも炸裂しています。ただひとつのカメラではなくマルチアングルでひとまわり追求するタイムスライス型であるのは三島事件についての「昭和45年11月25日」的かも。「あとがき」で著者は『一年ごとに一冊の本を書くことは可能だ。問題は、まさに「面白いかどうか」である。』と述べています。10歳になる前のまだ子供時代という羊水に浸っているタイミングとしての1968年は多分、作者としての中川右介と読者としての自分には「面白い」のでありますが、スイートメモーリーとしての読書だったのか?時代の変換点としての普遍性を感じたのか?読後ももうちょい味わいたく。思い出してみると「昭和45年11月25日」は変換点というより特異点としてのタイムスライスだったような。小熊英二の「1968」のお兄さん世代のような熱さと熱さを、我がグローリーデイズ1968にも見出せるのか?やっぱ、バブルに繋がる消費世代台頭デイズなのか?
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
1968年
新刊情報をお知らせします。
中川右介
フォロー機能について
「朝日新書」の最新刊一覧へ
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
すっきりわかる! 超訳「芸術用語」事典
試し読み
イラストでわかる!クラシックの楽しみ方
悪の出世学 ヒトラー、スターリン、毛沢東
阿久悠と松本隆
アニメ大国 建国紀 1963-1973 テレビアニメを築いた先駆者たち
アニメ大国の神様たち 時代を築いたアニメ人 インタビューズ
江戸川乱歩と横溝正史
「中川右介」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲1968年 ページトップヘ