中川右介のレビュー一覧

  • 坂東玉三郎 歌舞伎座立女形への道

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    玉三郎と同時代に生まれた幸福。
    一人でも劇場全体を支配できるほどのオーラ。
    この二つの点については、全く同感です。
    劇場に行っていないと、そこまでわからない場合もあるので、ぜひ足を運んでみて下さい。

    しかし、本人にはまったく取材しないで書かれた本。
    それで、このタイトルっていいの?

    若い頃に美しさに注目されてブームが起きて、出ずっぱりになりながら、劇評では冷遇され、本当に大きな役はなかなか来ない。
    そういう時期もあったんですね。
    劇評やインタビューなどを詳細に調べて、取りあげ、その年の傾向や、ブランクの理由などを追求してあります。
    何年何月にどの舞台に出た、というのは資料として間違っていないんだろうけど…
    舞台の数が既に多すぎるので、一つ一つについて突っ込んでいるほどではない。
    ファンとしては知っている話が多いです。
    洋物に出た時期や順番、一度で終わった物とそうでない物…
    ああ、そうだったかなあ…と懐かしく思い出します。

    他の俳優のことを、比較して悪く書く必要は、別にないんだけど。
    他の俳優をどんなに褒めても、揺るぎないから。
    舞台はコラボだから。
    名優とのコンビで馥郁と醸し出されるものも、若手との共演で若々しいまっすぐな演技を玉様がカバーしてたりするのもそれぞれに楽しいですよ。

    女形同士はあまり共演する機会もないけど。
    歌右衛門のことはあまり知らなかったから、政治力があったという点についての具体的な説明は興味深かった。
    年月が過ぎ去り、敵役?としての大物ぶりがまた。
    女形の存在感が増したという点で功労者なのかも。

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    2011年03月20日
  • カラヤンとフルトヴェングラー

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    何気に手にした本である。内容はフルトヴェングラーからカラヤンへと、ベルリンフィルの指揮者交代に関わる裏話的なお話。興味がある人には興味が尽きないのだろう。

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    2015年05月11日
  • カラヤンとフルトヴェングラー

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    ベルリン・フィルをめぐる物語。
    フルトヴェングラーの偉大さ,恐ろしさ
    カラヤンの努力,アメリカが与えた運
    などがよく分かった。
    本書は、あくまで歴史関連本。。


    ===メモ===
    ◆ベルリン・フィル指揮者
    ①1887~ ハンス・フォン・ビューロー
    ②1895~ アルトゥール・ニキシュ
    ③1922~ ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
    ④1955~ ヘルベルト・フォン・カラヤン

    ◆フルトヴェングラー存命中のベルリン・フィル指揮回数
    ・セルジュ・チェリビダッケ   400回以上
    ・ヘルベルト・フォン・カラヤン 10回

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    2011年01月10日
  • カラヤン帝国興亡史 史上最高の指揮者の栄光と挫折

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    音楽界の帝王と呼ばれた指揮者は難しい人間だった。
    巨匠フルトヴェングラー亡き後、音楽界の頂点、ベルリン・フィル首席指揮者の四代目の座を掴んだ男、ヘルベルト・フォン・カラヤン。彼は類い稀なる才能と権謀術数を駆使し、ザルツブルク音楽祭、ウィーン国立歌劇場他、名オーケストラの実権を次々掌握、前代未聞の世界制覇を成し遂げる。何が彼をかくも壮大な争覇の駆け引きに向かわせたのか?盤石だったはずの帝国に迫る脅威とは?二十世紀音楽界ですべてを手にした最高権力者の栄華と喪失の物語。

    中学生の頃、初めてカラヤンのレコードを買った時には、遂に一流の指揮者による演奏を手に入れたと感激したものでした。それはベートーヴェンの交響曲第7番で(「のだめ」でよく聞く音楽です)、家にあったモジュラーステレオで何度も聞いた覚えがあります。レコードには、暗黒の空間に目を瞑って指揮棒を握るカラヤンのポスターがオマケで付いてきて、自分の部屋にカラヤンを飾る喜びを感じたものでした。この本によると、カラヤンは本番のコンサートの前のリハーサルでレコードの為の録音を行っていたそうで、私が聞いた素晴らしい演奏は、ベルリンフィルの能力の80%ほどの力しか発揮していないそうです。今となっては、本番の演奏はどれほど素晴らしかったのか知る由もありませんが、、。
    この本では、カラヤンが戦後の音楽界を席巻し挫折するまでの歴史を紹介しています。若干年代が前後して読みにくい部分がありますが、当時の音楽界と人間関係、その中でカラヤンがいかに帝王として君臨したかがよく判ります。
    カラヤンに興味のある方には面白い内容だと思いますが、もう少し日本との関わりについて詳細な記述があると良かったかもしれません。

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    2010年09月07日
  • ブームはどう始まりどう終わるのか

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    筆者の体験談中心のため、自分のビジネスとオーバーラップする部分があれば有益。そうでない場合は、再現性に疑問がある。ただしブームが起きるメカニズムをそこから学び、応用できればそこに価値がある。

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    2009年11月15日
  • 世界の10大オーケストラ

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    淡々と?オーケストラの歴史を書いているだけなので,参考にはなるけれど,面白みがない。
    どのオーケストラについても1990年頃で話が終わっているため「?」と思うが,それ以降についてはエピローグという形で書かれている。
    同じ指揮者の名前があちらこちらに出ていて,名指揮者は引っ張りだこだったということは分かる。
    私のような素人向けではないかも・・・。

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    2009年10月04日
  • カラヤン帝国興亡史 史上最高の指揮者の栄光と挫折

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    20代のクラシックファンにとっての指揮者カラヤンというのは、それより上の世代のクラシックファンとは違って、なんとも言えない複雑なことになっている気がする。伝説のスーパー指揮者というイメージはありつつも、どういうわけか上の世代の反応は二手に別れるし、実際のところ今の耳で聞くと、確かに良いことは良いのだが、他の巨匠を圧倒する程の「何か」を持っていわけでもない。なんだか名前だけがやたら先行している巨匠というのが率直な感想である。そんなカラヤンがクラシック界の帝王になり得た理由が本書に語られている。

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    2009年10月04日
  • カラヤン帝国興亡史 史上最高の指揮者の栄光と挫折

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    カラヤンって何者?

    ベルリンフィルとカラヤンの音楽に親しんだ日本人のひとりです。

    芸術家?それとも野望家?

    不思議な人間です。

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    2009年10月04日
  • カラヤンとフルトヴェングラー

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    とってもドラマティック!音楽論でなく人間ドラマに徹し、緻密な文を綴った筆者に拍手。
    1951.7.29バイロイトの第9。20080208

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    2009年10月04日
  • カラヤンとフルトヴェングラー

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    クラシックマニア?のだんなさまのお薦めで読みました。

    偉大なる指揮者たちのどろどろしたというかアホくさい物語。
    指揮者としてはすごいんだろうけどなぁ・・・(苦笑)。
    ただのおじさんたちの勢力争いというか,はぁ。
    簡単に読み終わりました。

    出てくる人たちが,カラヤンとかフルトヴェンさん,チェリさんなどなど知った名前の大指揮者たちばかりなので読みやすかったです。
    これがカタカナばかりの名前の知らない人たちばかりでは読み終えなかったかも?

    くだらない感想を書いてファンの皆さん,すみません。

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    2009年10月04日