中川右介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
乗り換え駅の小さな本屋さんで書名と著者名を見て、ヤバイ…まだ読まなきゃならない本いっぱいあるのに…と3秒躊躇した後、即購入、即ページを開きました。著者と同世代の自分にとって「1968年」のテレビ、マンガは学校や野原や公園よりもキラキラしていた場所でした。本はある程度、読みたいものは買ってもらえたのですが、マンガはなかなかハードルが高かったのですが、毎週、マガジン、サンデー、キングを買ってもらっている同級生の家が近所にあった奇跡があり、ほぼ毎日、彼の家に行って貪るようにページをめくってから外に遊びに行くのが小学低学年の黄金の日々でした。自分の脳みそは手塚治虫と梶原一騎に作られたと思っていますが、
-
-
Posted by ブクログ
文章は神代文字で書かれ、神武天皇の前には72代の天皇が存在し、
キリストもモーゼも日本に来たことがあり、天皇に仕えていた。
日本は全世界の中心で、ある代の天皇の係累が世界中に散らばり、
天皇は空飛ぶ船で世界各地を文字通り飛び回っていた。
すげぇ、日本。安倍晋三が言う「世界の中心で輝く日本」は実際に
あったのかよっ!
とは、思わない。これ、偽書として名高い「竹内文書」の内容だから。
でも、偽書と分かった上で読むと面白いのだ。「ほほぅ、こんなこと
があったのか」「文明、めっちゃ進んでるじゃん。超古代なのに」と
かね。
一方で明らかに整合性に欠ける記述があっても信じてしま -
Posted by ブクログ
1889年落成の「歌舞伎座」を軸に、幕末・明治期の歌舞伎の歴史をテーマとしているが、本書がユニークなのは、役者の演技論や作家の文学論には深入りせずに、もっぱら興行システムの変遷を、金主・座元・役者間の「カネ」と「コネ」の入り組んだ生々しい人間関係に重きを置いて明らかにしていることだろう。いわゆる「団菊左」時代だが、本書の最大のキーパーソンは団十郎でも菊五郎でもなく、江戸三座の1つ「守田座」(維新後は「新富座」)の座元で、後に歌舞伎座にも関係する12世守田勘彌である。江戸の芝居小屋から近代の劇場へ変化する過程を、この稀代の興行師の盛衰に焦点を合わせることで、その「近代化」の意義と近世人ならでは
-
Posted by ブクログ
歌謡曲やミステリーに続く著者の70's80'sティーンエイジ人格形成カルチャーシリーズは角川映画。東映、東宝、松竹、(大映、日活)五社体制プログラムピクチャー時代にトドメを刺し、現在の製作委員会方式時代の前史を作った存在は「角川映画」という映画界アウトサイダーが作り出したクリエーションがあったから、とはなんとなく感じていましたが、それが詳細なクロニクルとして記録されています。「読んでから見るか 見てから読むか」一大メディアミックスキャンペーンの嚆矢とされる「犬神家の一族」ですが、その前のプロトタイプとして「ある愛の詩」があったこと、さらにそれ以前に結果論としてのNHK大河ド
-
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
面白かった・・・のだが、スターリン、ヒトラー、毛沢東、この3人については、それぞれ1人1人にこのテーマで本があってしかるべきだと思うので、それを無理矢理1冊の本にぎゅっと詰め込んでいる感は否めない。
また、1人書き切ってから次の人・・・という順番ではなく、ざっくり言うと頭角を現すまで、権力を握るまで、その後の3部に分けて、それぞれの部で3人を並べて書いているため、流れがいったん断ち切られてしまい、確認のため前に戻って読み直すことも何回かあった。3人のそれぞれのライバルの名前もたくさん出てきて、どのライバルがどんなタイミングで現れたのかなど、この書き方ではわからなくなってしまう。
ということで、