松竹と東宝~興行をビジネスにした男たち~

松竹と東宝~興行をビジネスにした男たち~

990円 (税込)

4pt

4.0

本書は白井松次郎と大谷竹次郎の「松竹」兄弟と東宝、宝塚を含む阪急グループの創業者の小林一三の物語である。劇場の売店の子と裕福な商家に生まれた慶應義塾卒という対照的な両者は看板役者、大劇場をめぐって数十年のあいだ、しのぎを削る。それが現在の松竹による歌舞伎の独占、阪急グループの東宝、宝塚の繁栄につながっていく――。膨大な資料を読み解いて描き出した、新たな演劇史。

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松竹と東宝~興行をビジネスにした男たち~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年03月10日

    興行界の3人のキーパーソンの歴史だが、のめり込んで読んでしまった。歌劇と歌舞伎と映画と。素敵な物を有難う!

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    Posted by ブクログ 2018年12月10日

    なぜ松竹が歌舞伎俳優を抱えているのか、
    それはそれは不思議でならなかったが、本書を読み、すっきりした。

    ライバルとしての東宝との対比で描かれてゆくが、
    どちらが主役というわけでもなく、丹念に少しづつ紐解くようにして、
    時系列に整理されていることもまたわかりやすい。

    松竹と東宝に就職することを願っ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月14日

    本当に面白い。
    時代がいつであろうと「ゼロからイチを生む」話は本当に面白い。
    この手の物語はどんな話でも共通項があるのが不思議だ。
    それは、今までの世界を壊して、新しいことを信念を持って生み出すこと。
    興行の世界はもちろん歴史があるし、その中でうまく循環している権益があった。
    それを松竹兄弟はバッタ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月16日

    両社の成功をヒューマンストーリーで語る本。歌舞伎という舞台を興行として生まれ変わらせた斬新なアイデアの一端がよくわかる。社史と周辺資料を中心に丁寧に記述されている。

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月23日

    歌舞伎と宝塚という二つのジャンルの興行の礎を作った白井松次郎・大谷竹次郎兄弟と小林一三の物語。ただし、映画についてはほとんど言及なし。そこが残念。

    0

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