【感想・ネタバレ】出版社社長兼編集者兼作家の購書術(小学館新書)のレビュー

あらすじ

本のオモテとウラを知る。

著しい読書、書店離れに加え、電子書籍の規模が広がり、紙の書籍がますます売れなくなる時代。そんな時代にあって、「編集者」兼「著者」兼「出版社経営者」の中川右介氏は、買った本4万冊、作った本・雑誌500冊、書いた本50冊、読んだ本冊数不明、自らを「代表取締役編集長」と呼び、本のオモテとウラに通暁した人物。また、出す本の重版率が高く、書評で取り上げられる割合も極めて高い、まさに本の世界の“グランドスラム”です。そんな著者ゆえに語れる購書術、つまり本の賢い「買い方」を詳述する1冊が本書。
今の時代にあっては、1冊の本が書店、古書店、ブックオフなどの新古書店、さらにネットオークション、電子書籍など買い方にも多様な選択肢があり、価格も実質、一物多価といえる状況です。では、そもそも本の値段とは何か、どう買えばいいのか――。世に読書術の本が数多あるなか、本の買い方を徹底的に思考し、指南する本は、おそらく日本初ではないでしょうか。 全ての本好きに贈る、あるようでなかった究極の本の買い方術です。

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Posted by ブクログ

本には買い方があった。買った本4万冊、作った本・雑誌500冊、書いた本50冊、読んだ本冊数不明。編集者にして作家、出版社経営者が伝授する、ほんの賢い「買い方」と本のオモテとウラ。(2015年刊)
・はじめに
・序章 本をめぐる言葉
・第一章 書店の使い分け術
・第二章 本の整理・処分術
・第三章 本とは何か
・あとがき

タイトルは物々しいが、本好きがうんちくを垂れる本として素敵である。

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2016年02月17日

Posted by ブクログ

編集者であり作家でもあり出版社の経営者でもあった著者が、本の本質や書店・古書店、本の整理など、本にまつわることを書いた本。

本書は本の買い方や整理の仕方に特化した、面白い一冊です。

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2019年05月27日

Posted by ブクログ

●「本の買い方」をテーマに書かれた本。珍しいので手に取った。

●好きな作家の本は、すぐに買ってあげよう!それが、読者にできる最大にして最良の「作家を育てる方法」だ。

●本から知識を得ているので、本を買うことで応援しよう!

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2018年12月26日

Posted by ブクログ

本を買うことが好き、という、本屋さんが好き、とはちょっと違う視点から著者と本との関わりをまとめた本。

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2015年03月18日

Posted by ブクログ

本の買い方のコツから始まり、本に関するあれこれが書かれている。
「?」な箇所もあるけど、著者が本が好きで本の存在そのものに愛情を持っていることは、間違いなさそう。

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2015年03月09日

Posted by ブクログ

読書に関する本は多く見かけるけど、本を買うことに関しての本は珍しいので、購書しました。


荒俣さんの「喰らう読書術」もそうだったけど、作品を書くために資料(本)を集める人と一般人は全く本との向き合い方が異なるよね。
でもわたしも本への愛として、これからも買うことを続けたいと改めて思いました。

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2015年03月05日

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