中川右介のレビュー一覧

  • 悪の出世学 ヒトラー、スターリン、毛沢東

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    ヒトラー、スターリン、毛沢東の3人の、恐るべき仕事術、処世術、そして組織運営術。D・カーネギーの「人を動かす」が正のエネルギーによる交際術だとすると、こちらは悪魔の交際術で、まったくおススメできない。「殺人、拷問、盗聴等、上司の汚れ仕事を引き受けて弱みを握り、言いなりにする。」「大きなイメージ作りは小さな改ざんから」「主義主張はもたない。常に勝ち馬に乗る」「最高権力を握ったら不満を表面化させ改善すると見せかけて粛正する」など。いけないやり方と知りつつ、やってしまうこともあるかも知れない・・・。

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    2014年06月14日
  • 悪の出世学 ヒトラー、スターリン、毛沢東

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    ネタバレ

    私には面白かったーっ!!
    三人の独裁者、どのようなひとなのかあんまり知らなかったのもあるかもだけど、筆者は歴史学専門ではなさそうなのに、三人とも詳しく書いてあります。
    ただし、独裁者としてのトップまでは書いてあって、その後のヒトラーの自殺までのところはなかったから、そこもあると更によかったのかな。
    私には分かりやすかったです。世界史面白いなと思えました^^

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    2014年06月05日
  • 悪の出世学 ヒトラー、スターリン、毛沢東

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    出世のためのTips本としては、結局粛清しまくるため全く参考にならないけど、ぼんやりとしか知らなかったヒトラーやスターリン、毛沢東についての権力を握るまでの歴史的な流れはわかりやすくまとまっていて勉強になった。

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    2014年05月19日
  • 歌舞伎 家と血と藝

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    色々と賛否両論あるようですが、個人的には、今活躍されている役者さんの関係図や、それぞれの名前の意味するところがよくわかって、とても勉強になりました。

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    2014年05月18日
  • 源静香は野比のび太と結婚するしかなかったのか 『ドラえもん』の現実

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    読み物としては面白い。
    著者の興味がある点についてはしっかり研究している。
    しかし、その他の点については、原作を読んでいるとは思うが、原作に描かれていることと異なる内容の記載が散見されるのが残念。
    過去に出版された「『ドラえもん』の秘密」もおすすめ。

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    2014年03月11日
  • 源静香は野比のび太と結婚するしかなかったのか 『ドラえもん』の現実

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    タイトルに引かれて、思わず買ってしまった一冊。
    1.しずかちゃんについての考察、2.ドラえもん世代、3.のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫のスクールカーストについて、4.パラレルワールドなドラえもんの歴史について。

    1-3については、楽しく読めました。表題にもあったしずかちゃんがのび太と結婚した理由は、詳しくは分かりませんが、しずかちゃんがクラスのマドンナは、良いとして、戦闘少女と言うのは、笑ってしまいました。
    確かに、それに加えて、意見もきちんと言うし、性格も良い、しずかちゃんが、何のとりえもないのび太と結婚したと言うのは、分かりかねるかも。

    3に関して、のび太、スネ夫、ジャイアン

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    2014年03月10日
  • 第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話

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    博識な知見をもって第九の歴史について掘り下げた著作。

    ベートーヴェンが第九を書いた時から、初演、そしてどのように世界に広がっていったかがよく分かります。

    当時の器楽では演奏・発声するのが難しい交響曲で敬遠されていたということです。

    日本では年末の恒例行事として演奏されるこの曲は世界でいったいどういう意味をもっているのか。

    また大指揮者の演奏にも迫っています。

    各種CDの紹介もいいですね。

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    2014年01月15日
  • カラヤン帝国興亡史 史上最高の指揮者の栄光と挫折

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    前作「カラヤンとフルトヴェングラー」ではフルトヴェングラーに嫉妬されながらも成長していくカラヤンを描く。
    そして、カラヤンがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者になったところで前作は終わった。

    本著はその後のヘルベルト・フォン・カラヤンがクラシックの帝国を築き、死の直前に凋落していく様子を描く。

    自分で楽器を演奏できない指揮者は、最高の楽器を求める。
    その楽器こそがオーケストラ・管弦楽団であり、最高のオケを求めることは権力を求めることと重なった。

    「帝国」と表現するといかにも独裁者然とした人格を思い描くが、実際は後進の指導も行う善人格だったように思う。

    膨大な音源を残したカラ

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    2014年01月09日
  • カラヤンとフルトヴェングラー

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    カラヤンは超有名なので誰でも知ってますよね。
    フルトヴェングラーはベルリン・フィルハーモニック管弦楽団をカラヤンに引き継いだ
    史上最大の指揮者ともいわれています。

    ナチス政権時代にはすでにして大指揮者であったフルトヴェングラー。
    ヒトラーが大のワーグナー・ベートヴェン好きであったためナチ政権の宣伝に利用されかけるのをすんでのところでかわす毎日。
    一方、その大指揮者に憧れるカラヤンが如何にしてフルヴェンを嫉妬に狂わすほど成長していったか読み応えがあります。

    第三の男として、天才チェリビダッケが登場します。
    若くして才能を認められて世に出、戦後BPOの指揮を任されます。
    しかしオーケストラの全

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    2014年01月05日
  • 歌舞伎座誕生 團十郎と菊五郎と稀代の大興行師たち

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    面白かった、けど読むのに時間かかった・・・。なんででしょうね、中川右介さんの本は、内容にはすごく興味あるし、実際面白いんだけど、なかなか頭に入らなくて同じ行何度も読んだりしている。
    まあそれはともかくとして。以下、印象に残ったことメモ。

    *徳川時代には役者は「河原乞食」と蔑まれ、幕府の弾圧の対象であった歌舞伎が、明治維新を経て文明開化の名の元に、いろいろあって、日本の誇る高尚な伝統芸能という存在になったという、ダイナミズム。

    *徳川時代に、下賤な「芝居」なんか見たこともなく育った明治のエリートたちが、欧州視察にて、国賓として観劇でもてなされることに驚く。西洋では上流社会の社交の場として劇場

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    2013年11月08日
  • 歌舞伎 家と血と藝

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    ネタバレ

    歌舞伎界のあれこれ総ざらい。音羽屋、鳴駒屋などのいわれから襲名に纏わるあれこれ、なかなかに読み応えのある本。かなりいろんな事が分かる読み応えのある本。

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    2013年10月26日
  • 歌舞伎 家と血と藝

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    歌舞伎の名家の血筋と藝が明治以降どのように継承されてきたかを描いている。血筋、藝と人気も大事だが、その家が栄えるためには、政治力も必要だとの指摘には驚いた。明治以前は養子を取るのが当たり前だったが、明治以降は、男系の男子による血統が重視されるようになったとは、意外である。血筋、藝、人気を兼ね備えていた勘三郎の死がいかに大きな衝撃だったかも良く理解できた。

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    2013年10月19日
  • 歌舞伎 家と血と藝

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    歌舞伎に興味を持つようになって最初の疑問が家系だった私には、この上なく魅力的な一冊だった。
    思うこと、感じることはたくさんあるが、新米歌舞伎ファンとしては、家を継いだ役者さんも、血を受け継いでる役者さんも、藝を引き継いでいる役者さんもそれぞれ輝いて、もっと歌舞伎が盛り上がれば良いな、と。
    この本が出た後に、三津五郎が入院したり、福助が歌右衛門を襲名することになったり、変化がどんどんあるので、新しい動きについても、いつか本が出ることを期待している。

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    2013年09月20日
  • 歌舞伎 家と血と藝

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    明治~現在までの歌舞伎役者の権力闘争についての歴史の本。登場人物が多すぎて、同じ人でも名前が変わるし、しかも襲名するから同じ名前の人ばっかり出てくるしで、昨日読んだ箇所をまた読まないと前に進めない難しさはありましたが、よくまあこの膨大で複雑な物語を一冊にまとめてくれたと思います。新書にしてはさすがに厚い。
    省略なしの大家系図でも付録についていたら良かったけれど、お手軽な新書形式であることも本としての魅力のひとつなので、多くは望むまい。むしろ、大家系図を作る作業を自分でやったらすごく勉強になりそうだ(何の勉強だ…)。

    つい今年、なんの知識もなしに出会った歌舞伎でわーっと好きになったにわかファ

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    2013年09月13日
  • グレン・グールド

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    孤高の天才ピアニスト。グレン・グールド。本書では彼がコンサート活動を放棄する以前の10代から20代までの若き日の彼の実像に迫るものです。彼の評伝は夥しいほど出版されていますが、僕は本書が初めてでした。

    「孤高の天才」としてあまりにも有名なピアニスト。グレン・グールド。あまりにも多くの評伝や芸術についてはもはや語りつくされている感がありますが、何を隠そう、僕が彼の評伝を読んだのは本書が初めてでございました。ここでは、「コンサートは死んだ」と言い、彼はステージに上がることを拒否して31歳で引退するまでをメインに、その生い立ちからスタジオ録音だけではなく、ライブ・コンサートに打ち込んだ10代、20

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    2013年06月30日
  • 昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃

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    ネタバレ

    「1970年11月25日あの奇妙な午後を僕は今でもはっきりおぼえている」と村上春樹の「羊をめぐる冒険」は始まる。昭和45年11月25日がどんな時代の一日であったかを知るにはとても良いやり方で、この本は書かれている。100人以上の著名人が11月25日をどう感じどう過ごしたか、又その人が三島とはどのような位置関係にあったかを知る事で間接的に時代と三島を知る事ができる。先の村上春樹にも少なからず影響を与えたはず。そして読めば読むほど、三島は自身の信じる陽明学、「知行合一」の最後の実践者であると再確認することになる。それから40年、時は流れて今、時の総理は憲法改正、自衛隊の国軍化を目指している。右翼化

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    2013年06月30日
  • 十一代目團十郎と六代目歌右衛門 悲劇の「神」と孤高の「女帝」

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    歌舞伎の世界では相当な存在の11代目團十郎と6代目歌右衛門も、歌舞伎初心者には全く未知の人達。サブタイトルの“悲劇の「神」と孤高の「女帝」”に惹かれて読み始めた。
    最近歌舞伎にハマり始めたばかりなので、何も知らないので、書かれている内容はどれも驚くことばかり。
    昭和の激変した世情の中での歌舞伎の存在感も大きく揺らいだ、本当に大変な時代の中で世の流れをどう読むのか。
    そんな難しい時代の中、いわゆる「家」の重みと歌舞伎界の古い体質の中で出世するための歌舞伎政治。その凄まじさと狭い世界の中で生きる事の大変さにただただ驚くばかり・・・
    近代歌舞伎の歴史が少しわかった気がします。

    内容は面白く読めたけ

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    2013年06月01日
  • 第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話

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    第九絡みの本といえば、通常名演奏の紹介やら解釈上の諸問題やらを細かく論じる物が多い中、少なからずそうした事にも必要上最小限に触れはするものの、むしろ第九が「喜ばしい式典に演奏される曲」であったり、逆に「鎮魂などの厳かな場面に演奏される曲」という意味合い持たされるようになった経緯や、政治に利用される様になって深まってきた深刻な演奏環境、第九によって演奏上の解釈という仕事が指揮者に不可欠の問題になった事、さらに演奏会場の問題や職業指揮者誕生のきっかけなど、広い意味で第九が世間と音楽社会にどのような影響をあたえるような存在になってきたのかをわかりやすく解説した良書。

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    2013年03月12日
  • 未完成 大作曲家たちの「謎」を読み解く

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    シューベルトの交響曲第7番"未完成"やモーツァルトの"レクイエム"など、クラシックには数々の未完成な作品があります。その経緯にまつわる伝説は数々ありますが、それらは本当なのか?という点をミステリー仕立てで紹介しています。本書では、上記2名に加え、ブルックナー、マーラー、ショスタコーヴィチ、プッチーニを取り上げています。クラシックのガイド本はたくさんありますが、こういう切り口の本は珍しいと思います。未完成の秘話に思い入れのある人にはオススメできません。推理過程が作品によってはちょっと強引なところもあります。

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    2013年03月06日
  • 二十世紀の10大ピアニスト

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    ラフマニノフ、ルービンシュタイン、ホロヴィッツなど、20世紀を代表するピアニスト10人から見たその歴史やピアニスト同士の係わり合い等を描く。戦争やナチス・ソ連の影響の色濃さが興味深い。年表があれば尚良かった。誤字が多いのは興醒め。

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    2012年12月18日