仲野徹のレビュー一覧
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中高生にとって必読の書であるのはもちろん、私たち大人も読んでおくべき1冊。
以下、印象に残ったフレーズを。
「この世に『最低の学校』というのがあるとすれば、それは教員全員が同じ教育理念を信じ、同じ教育方法で、同じ教育目標のために授業をしている学校だと思います(独裁者が支配している国の学校はたぶんそういうものになるでしょう)。でも、そういう学校からは『よきもの』は何も生まれません。これは断言できます。」(p10:内田樹)
「疑うというのは『排除する』とか『無視する』ということとは違います。『頭から信じる』でもなく、『頭から信じない』でもなく、信憑性をとりあえず『かっこに入れて』、ひとつひとつ -
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印象に残った言葉。「知らないことを学ぶときに大事なことが二つあります。ひとつは、大きな流れ - ものごとの原理とか大枠といってもいいかもしれません - をきちんととらえること。・・・細かいことは、後から必要に応じて、原理の幹とでもいったものに枝や葉としてくっつけて覚えていけばよいのです。・・・もう一つは、言葉の意味をきちんと理解しておくことです。・・・幹となる事柄や大事な用語はそれほど多くありませんので、きちんと理解して覚えてくださいね」。この言葉そのものを、病理学にあてはめるとどうなるかを示してくれた本。細胞の6割が赤血球というのはちょっとびっくりだった。
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分かりやすくて楽しい本。
お医者さんって細かいことが気になるタイプが多いのかな?言葉1つ1つに「これって?」と引っかかるので広辞苑を引くそうな。医学のロジックはとても単純。覚えると受診の時に役立つ。
物事を統計的に考える能力は生きていく上で非常に重要。
アデノシン三リン酸→細胞が生きていくためのエネルギー
テロメア、テロメア短縮→老化
テロメラーゼ
テトラヒメナという生物で実験
みんなが信じてる医学の「常識」と言うのは必ずしも正しいとは限りません。医学に限ったことではありませんが、先入観なしに物事を見つめると言うのはものすごく大事なことなのです。
日本の妊産婦死亡数は年間40人程度。分娩 -
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中学生、あるいは高校生ぐらいの読者を対象にしているシリーズの一冊。ほかの出版社の、ぼくは気に入っている「よりみちパンセ」のシリーズより少し年上の読者が想定読者か?
内容は、あれこれあるのだけれど、高橋源一郎の、アメリカの大統領だった、オバマの広島訪問演説に対する解説(?)が俊逸、さすが「ゲンちゃん」という内容で、記憶に残った。
内田樹の編集方針も悪くない。学校の先生方も通勤電車で、一つずつお読みになればいいのではないでしょうか。ここで、さまざまに指摘されている社会の変化の中で、教育が、それはあかんやろ、という方向を支えていることに、ギョッとなさるかもしれない。 -
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前著「こわいもの知らずの病理学講義」もおもしろかったが、これはさらにわかりやすく、楽しんで読めた。「病気ってなに?」と題したまえがきに始まり、うんうん、なるほどねという話題が次々出てくる。第1章の、腸内フローラとハイパーベンチレーションの話だけで、すでに元を取った気になった。その後も、興味深い話ばかり。誰でもできるダイエット法、自分のゲノムを知るということ、アルコール中毒とは?、ガンは予防できるのか、風邪とはなにか、などなど。
健康や医療についての情報はあふれかえっているけれど、どうも肝心なところがわからなかったり、不安感だけが募ったりすることが多い。その点本書は、まあ人間いずれ死ぬんだし、 -
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下の味覚地図は今は否定されている。
色で味覚を分けている。色がわからなければかき氷の味はわからない。
苦味は毒や腐ったものを避けるため。閾値は他の味覚に比べてはるかに低い。
ビタミンK=血液凝固因子を作るために必要。
DNAはA,C,G,Tの並び方による情報。次世代シークエンサーで安価に解析できるようになった。
赤ちゃんは無菌。腸内フローラは生まれてからできる。産道にある菌が最初。帝王切開だとその菌はない。
腸内フローラはかなり安定。すぐに調節はできない。
息を止められないのは、炭酸ガスが増えるから。大きな深呼吸を素早く繰り返す(ハイパーベンチレーション)とそれが無くなるので長く息を止めてい