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ひとは一生の間、一度も病気にならないことはありえません。ひとは必ず病気になって、死ぬんです。だとすれば、病気の成り立ちをよく知って、病気とぼちぼちつきあって生きるほうがいい。書評サイト「HONZ」でもおなじみ、大阪大学医学部で教鞭をとる著者が、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を、「近所のおっちゃんやおばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした、おもしろ病理学講義。脱線に次ぐ脱線。しょうもない雑談をかましながら病気のしくみを笑いとともに解説する、知的エンターテインメント。
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年09月23日
凄くわかりやすく病気の成り立ち、がんの発症プロセス、治療法などが書いてあり大変為になった。病理や粒子の世界、医療の世界の面白さも感じた。私に頭脳があれば、、こういう世界に身を投じてみたかった( ̄∀ ̄)
とにかく、少し頭が良くなった気がする本。ほんの少し、遺伝子からの病気の成り立ちがわかる本です
何...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月05日
医療関係者ではないが人体の構造や仕組みに興味を持っていたので、病理学というタイトルに誘われて読んでみました。
人の体はウイルスなど異物の侵入や細胞の損傷に対しても、免疫や細胞の修復機能によって、体の中が常に一定の状態に保たれるようにできています。
病気になるということは、体が本来備えている修復機能で...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月02日
病気の成り立ちと、治療薬の成り立ちについて、事細かにわかりやすく説明してくれている本。
ロビンス『Basic Pathology (基礎病理学)』の24章の章立てに基づき、そのうち8章ある総論の部分から、「細胞の損傷、適応、死」「血行動態の異常、血栓症、ショック」「腫瘍」」の3つの章についての楽しい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月28日
医療従事者でも学生でもなく、ただの興味から手に取りました。
さすがに専門用語や、分泌されるホルモンの名前を出されると難しいのですが、まぁこんな感じで、こんな現象が起こる、と理解すれば良いかと捉えています。
勉強になったのは、貧血の種類のお話です。クラクラして倒れてしまうのは、低血圧だったんですね。...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月25日
細胞を構成する物質や、たんぱく質、DNA・RNAの関係性、がんの成り立ちなどを著者が分かりやすく説明してくれる。
とはいえ十分理解できたかといえば自信が持てず、それは病理学そのものが奥深くかつ複雑なシステムで構成されており理解するのが難しいが故であろう。
それをここまで平易な文章で記したのは素晴らし...続きを読む
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