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ひとは一生の間、一度も病気にならないことはありえません。ひとは必ず病気になって、死ぬんです。だとすれば、病気の成り立ちをよく知って、病気とぼちぼちつきあって生きるほうがいい。書評サイト「HONZ」でもおなじみ、大阪大学医学部で教鞭をとる著者が、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を、「近所のおっちゃんやおばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした、おもしろ病理学講義。脱線に次ぐ脱線。しょうもない雑談をかましながら病気のしくみを笑いとともに解説する、知的エンターテインメント。
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Posted by ブクログ
一般人にも分かるように書かれた病理学のお話。そうはいっても難しいところもあるけれど、ユーモアや面白いエピソードも交えながら楽しくさわりを学べたかなと思います。高額なお薬を保険でまかなう是非など、医学の進歩にも難しい面があるという社会問題にもふれられていました。
楽しく病気について学ぶことができた。主題は病理学というよりかは、病気(特に、ガンについて)のあれこれといった感じの本だと感じた。専門ではない私にとっても、分かりやすくサラッと読めた。
教授なのにくだけた文体で分かりやすく解説。取り敢えず今まで読んだ医学書の中で一番わかり易い。病理学の視点から書いているからわかり易いのかなぁ?
凄くわかりやすく病気の成り立ち、がんの発症プロセス、治療法などが書いてあり大変為になった。病理や粒子の世界、医療の世界の面白さも感じた。私に頭脳があれば、、こういう世界に身を投じてみたかった( ̄∀ ̄) とにかく、少し頭が良くなった気がする本。ほんの少し、遺伝子からの病気の成り立ちがわかる本です 何...続きを読む回も読むぞー!
著者が一般の方でもわかるようにと、噛み砕いて書いてけれているので、読みやすい。 けれど、やはり内容的に高度な部分があるので、ノート片手に読むべきだったなー。。と、途中で何度か思ったが。 今まで、名前と症状などは知っていたけれど、「もうして罹患するのか?」が全くわからなかった病気の原因(遺伝子レベル...続きを読むの話)や、分子標的薬が効く理由が書いてあって、それに巡り合った時、「おお!!知ってる、知ってる!」と、少々テンションが上がりました(笑)
大阪大 テキスト:ロビンス basic pathology(基礎病理学) 肥大 :細胞が大きくなる 過形成 :細胞が増える 萎縮 :細胞内小器官を消化しながら小さくなっていく。オートファジー(自己を食べる) 化生 :細胞の質的変化 壊死:帰還不能限界点を超えた細胞の死 虚血:臓器へ十分な血液が供給...続きを読むされない状態 梗塞:酸素不足で臓器の細胞が大量壊死した状態 (低酸素状態に弱い臓器:脳や心筋) アポトーシス:細胞の自殺(アポトーシスは炎症反応をおこさない。ひっそり死んでマクロファージに食べられていく。) 遺伝子Sir2の量が減ると、酵母の寿命は短くなり、活性化されると長くなる。 人間にも似た遺伝子サーチュインが存在する。 2章 血管から組織へと水を押し出そうとする「静水圧」と組織から血管へ水が入ってこようとする「膠質浸透圧」のバランスで水分がどちらに動くか決まっている。 組織に水が溜まりすぎると浮腫になる。 組織に溜まった水分はリンパ系が汲み出している。リンパ管は最終的に静脈につながっている。 静水圧 血管の中と組織の中の圧の差によって、圧の高い方から低い方へと水が流れる。血管内の水圧は外へ出ていこうという圧力として働く。 動脈 毛細血管 静脈へと圧は低くなる。 膠質浸透圧(水がタンパク濃度の低い方から高い方へ移動し濃度が平均化される圧) 膠質(コロイド:タンパクのような小さな粒子が水の中に分散していること。膠はニカワ) 細い動静脈の壁は水を通すがタンパクは通さない。 血漿中にはアルブミンというタンパクが大量に存在するが、組織間の液中にはないため、血管の中と外のタンパク濃度の違いが圧を生み出す。 貧血:赤血球の数が減った状態 溶血:赤血球が破壊されること ヘモグロビンには鉄が含まれており、不足すると作れず貧血に ひじきは2015 日本食品標準成分表で 鉄分の含有量が1割に。昔は鉄釜で煮ていたため多かった。 悪性貧血:ビタミン12の欠乏(赤血球が脱核できない)ビタミン12は胃で分泌される内因子と結合して腸から吸収される。 血管の内側は、抗血栓作用を持つ血管内皮細胞で覆われているため、血小板がくっつかないようになっている。 内皮細胞が傷つけられると その外側にあるコラーゲンなどのタンパクに血小板が接着していく 12個の凝固因子(カルシウムイオンと11個のタンパク)が連鎖して活性化され 強固な安定した血栓が作られる。 止血完了後 血栓を除去するメカニズム(繊維素溶解)がある。フィブリン(繊維素)をプラスミンという活性化されたタンパクの働きで分解。 ショック:急激な末梢神経の不全状態
前半感染症、後半がん、というわけでもないけど、その二つが印象に残った。定義は読め、大局感つかむのは自分でやれ、確かにそうなんだけどねえ。今は何でもそろってるからねえ。
病理学…。生命科学…。生命化学…。すごく分かりやすい説明です。特に、「がん」。ガンは日々生まれ、育ち、何年もかけて大きくなり発言し、変異、展開していく。別の手ごわい進化する生き物ですね。それと戦う人体の仕組みと病理学。勉強させていただきました。
医療関係者ではないが人体の構造や仕組みに興味を持っていたので、病理学というタイトルに誘われて読んでみました。 人の体はウイルスなど異物の侵入や細胞の損傷に対しても、免疫や細胞の修復機能によって、体の中が常に一定の状態に保たれるようにできています。 病気になるということは、体が本来備えている修復機能で...続きを読むはカバーしきれないほどのダメージを受け続けることで、さまざまな不具合が細胞レベルで起きていると言えます。 病気は怖いもの、辛いもの、といった漠然とした考えから、なぜ病気になるのか、病気になると私たちの体の中でどのような現象が起きているのか、冷静に見つめることが大切なのでしょう。 本書が健康や自分自身の体について、より真剣に向き合うきっかけとなればよいかと思います。
病気の仕組みについて時には脱線もありの講義を聞いているかのようでした。少しはわかったような気になりました。病気は身近な存在ですので、入口部分だけの知識でも知っておくと安心かもしれませんね。へーっていうことは数多くありました。一般教養として必要かもしれませんねえ。
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