仲野徹のレビュー一覧
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遺伝子上では、人類が遺伝子と出会うまでの過程が面白かった。本著「下」では、遺伝子と病気を主なテーマとして書かれており、「上」に比べて個人的には読み劣りしてしまった。Posted by ブクログ
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2020年、COVID-19が席巻した世界では次々と社会の歪みが露呈した。そのコロナ期とポストコロナ期に、次世代の若者たちがどう生きるべきかを内田樹をはじめとした様々な年代の言論人たちが語る。
内田さんが声をかけて集まった様々な分野の今をときめく著名人たちがコロナとコロナ後の世界をテーマに執筆しま...続きを読むPosted by ブクログ -
興味深い雑談を挟みながらわかりやすく病理学やがんについての知識
細胞、血液、分子生物学、がんと、歴史や最近の研究まで含めて解説。
これで少しは病気になった時の医者との話もできるようになったかも。Posted by ブクログ -
中高生を想定読者とした、現在30代〜70代の20名からのメッセージ。今回のパンデミックであらわになった日本社会の欠陥について、こんなに不出来な社会を後続世代に遺すことになってしまった責任を感じ、補正しきれなかった悔しさがにじむ。
世代が変わると考え方や行動も変わる。是非、現状を反面教師として欲しい...続きを読むPosted by ブクログ -
斎藤幸平さんの名前があったので読んでみた。
一番心に残ったのは平川克美さんの文章だろうか。会社勤めするようになって当たり前のように見聞きしてきた経済合理性。原価を絞り、無駄を排除して、より低価格の製品を提供する。お客様の要望に応え、お客様が期待する以上の価値を生み出すこと。製造業をはじめ、経済はその...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすかった
第1章
心しずかに、姿勢を良くして、お腹の筋肉をつかって大きく息を吐く
第2章
ビール好きには炭酸水ダイエット
体重記録ダイエットも良い
骨盤ダイエットはためしてガッテンで効果なしと判定
第3章
いまやゲノムは10万円で調べることは可能
でも知りたくないことも知ってしまうので良...続きを読むPosted by ブクログ -
VUCA感がめちゃ高まっている現在
今、そしてこれからの世界をどのように生きていけばよいのか。
それを自分のために、そして若い人達のために知りたい。
そのような気持ちで本書を読みました。
執筆者は、内田樹先生セレクトというバイアスはあるので、ものすごい多種多様な意見という感じではないですが、それで...続きを読むPosted by ブクログ -
【感想】
かつて「マッドサイエンティスト」と糾弾され、医学の表舞台から姿を消した医者がいた。その医者の名は『ロバート・ヒース』であり、彼を主人公として本書は展開していく。
ヒースが施した治療のもっとも有名なものが、同性愛者を異性愛者に矯正するための電気治療である。被験者の脳の快楽中枢に電極をつなぎ...続きを読むPosted by ブクログ -
上・下、読みました。遺伝子の歴史の本です。
過去、遺伝子とはこう考えられていて、だんだん色々分かってきて、現在はここまでできる。将来はこうなっていくだろう。まで、記されています。
個人的には「ある遺伝子があると、ストレスに弱いが、同時に支援を受けた時に花開く。」のような、知識を求めていたので...続きを読むPosted by ブクログ -
プロローグが読み物として非常に魅力的で、引き込まれる。
その後もたまに本編の間に挿入される、著者の家族のエピソードに惹かれる。
本編は、面白いけど、ところどころ難しい。
遺伝子というものの発見・理解・活用の歴史だけど、後半の科学者の競争の部分はヒューマンドラマで、それを理解するために、何が争点にな...続きを読むPosted by ブクログ