仲野徹のレビュー一覧

  • (あまり)病気をしない暮らし

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    ネタバレ

    <目次>
    長いまえがき  病気って何?
    第1章     生きるということ
    第2章     ダイエット「入門」の達人
    第3章     遺伝+環境=わたし
    第4章     酒は呑んでも呑まれるな
    第5章    (できるだけ)がんにならない暮らし
    第6章     病原体との闘い
    第7章     番外編

    <内容>
    積水ハウスの「住むフムラボ」連載の記事を加筆したもの。
    前回の『こわいもの知らずの病理学講義』に比べ、ご本人も語るようにわかりやすい。医学界の近年の様子がよくわかるとともに、大学医学部の内情もちらほらとわかる。
    一番教えられたのは「呼吸」。よく「吸って、吐いて」と言われるけど、「呼吸」の「

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    2019年02月17日
  • (あまり)病気をしない暮らし

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    読書メモ

    病気をしない暮らし 仲野徹

    ずっと読んでみたかった内田樹の界隈(?)の病理学者の本。
    生きるとは、ダイエットやがん、お酒との付き合い方などキャッチ―な話題を専門的に解きほぐしていく内容で、ド文系の自分も読んでいて面白かった。

    味覚には酸味や甘味と同一カテゴリーにうま味というものがあり、それを発見した明治時代の化学者・鈴木三郎助が興したベンチャー企業が今の味の素であるという豆知識から本に引き込まれていった。味覚と体への影響という観点では、苦みは体に悪いものを表しているという一文もあった。また、つわりの際に味覚が変化することに関して、特定の食べ物を食べれなくなるという現象に対して、

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    2019年01月27日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    このレベルの本が一番わかりやすい。厭世的な世の中で、誰も意思決定をしない状態が続いている。日本を正常な形に戻すべきだね。その方法論は今国会で審議されている改憲論ではないことだけはわかってる。頑張れるかな、戦争も安保も知らない世代が。問われてるね。この世代の役割が。

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    2018年07月25日
  • エピジェネティクス 新しい生命像をえがく

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    遺伝子の配列が生物個体の一生を単純に決定する訳ではなく、環境因子の変動を受けDNAのメチル化やヒストンのアセチル化等により遺伝子発現制御に影響する事を簡潔な事例を交え丁寧に説かれており大変勉強になった。

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    2018年03月22日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    2016年夏は執筆活動に大忙しだったらしいウチダ先生が解き放つ憂国のオムニバス。『街場の憂国会議』『日本の反知性主義』に続く第三弾。中でも、岡田憲治の「空気」に関する一筆は必読。あるのにない、とはこういうことか。

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    2017年03月21日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    中高生ではないが読んだ。
    白井聡さんが書かれていたが、もう今の私たち大人はダメなので、若い人たちに頑張って欲しい。
    この本をどれだけの中高生が読んでくれるのか、自分の中高時代を考えると疑問だが、私たちが読んで、若い人にできるだけ伝えるということはできるかも。

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    2017年02月28日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    今後の参考に。

    「職に就くことは自己実現のためでも夢をかなえるためのものでもない。」

    という一言には、なるほど。とちょっとカタルシスでした。

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    2017年01月14日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    副題「中高生に伝えておきたいたいせつなこと」とあるように、中高生へのメッセージとして書かれた本。
    難しい内容でも平易な文章で書かれていて、著者が読者に伝えようという真摯な姿勢を感じた。
    高校生ごろに出会うととてもいい本のように思う。
    未来の日本を憂いて、どうにかしたいと真面目に思っている大人もいるんだよ。

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    2016年12月28日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    高校生が文章を読むに当たり、基本的な考え方をあたえてくれる、良本。
    平川克美「人口減少社会について根源的に考えてみる」ではグラフの見方とともに、当たり前のようにように言われている言説について批判的な見方を示唆する。
    仲野徹「科学者の考え方-生命科学からの私見」ではパラダイムシフト、疑う、シンプルに考えるなど科学を発展させている考えが書かれている。
    白井聡「消費社会とは何か-『お買い物』の論理を超えて」ではボードリヤールの考えを援用し、いわゆる「消費」的な感覚が政治や教育にも適用させようとする現在の社会のゆがみと弊害を述べる。
    山崎雅弘「『国を愛する』ってなんだろう」では、政治的無関心が生む危険

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    2016年12月15日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    【読書メモ】

    p185
    ・何のために勉強するのですか?
    自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を言う。ただそのためだけに勉強するのです。山本義隆

    p190
    ・同じことを、違った側面から考える視点を与えてもらうためにディスカッションをするのです。当たり前のことですが、自分は自分の考えに染まりきっています。そこへ、違う刺激を与えてもらって、自分の考えを方向転換させたり、バージョンアップさせたりすることが重要なのです。

    p103
    ・科学がグローバルである最大の理由は、真実をあつかうからということです。

    …科学的な視点は予測できない社会を生きるうえでの全員にとってマストなものの見方なのかもしれ

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    2016年11月23日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    年代はあるにせよ転換期ということは認識しなければいけない。
    何でも吸収できる学生時代の脳は、なくした今になってほしくなるもの。無い物ねだりです。

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    2016年08月15日
  • なかのとおるの生命科学者の伝記を読む

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    これは面白い。
    科学者の人生そのものも面白いし、著者の文章も面白い。
    なんかこれだけで満足して、「原典(紹介されている伝記)」を読む意欲がわかなくなるほど面白い。

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    2015年11月05日
  • エピジェネティクス 新しい生命像をえがく

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    エピジェネティクスのepiは「後で」を意味する接頭辞でありエピソードと言われるとなんとなくそんな気もする。ジェネティクスは遺伝学、同じDNAを持つ双子も育ち方によっては遺伝子の発現に差が出てくる。後天的な遺伝子発現に関わるのがエピジェネティクスでだが最大公約数的な定義が「エピジェネティックな特性とは、DNAの塩基配列の変化をともなわずに、染色体の変化によって生じる、安定的に受け継がれる表現型である。」なのだがこれではなんのことやら。

    DNAはヒストンと言うタンパク質に巻きついているのだが、DNAやヒストンが化学的に修飾されることにより、遺伝子の発現が活性化されたり、抑制されたりする。例えばあ

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    2015年04月26日
  • エピジェネティクス 新しい生命像をえがく

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    『生命科学者の伝記を読む』というユニークな本の著者の中野徹が自身の専門でもあるエピジェネティックスについて書いた本。

    エピジェネティックスは、DNAの塩基配列でない方法で生物の特質が親から子へ受け継がれるというものだ。生物の表現型は、DNAによって伝えられ、獲得形質は遺伝しない、という原則に反する事実があるというものだ。DNAの発現と抑制を行う仕組み - ヒストン修飾やDNAメチル化など - が世代を通して伝わるというものだ。セントラルドグマ - DNAによる遺伝によって伝わる情報からRNA等の機構に基づきタンパク質などの生成が行われて生物個体での特質が顕現するというもの - を破るものとし

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    2015年03月08日
  • エピジェネティクス 新しい生命像をえがく

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    DNAが解析できれば生物のすべてがわかると思われがちであるが、DNAは生物をつくる材料のレシピであるに過ぎず、材料をつかっていかに体を作り上げるかはDNAには記録されていないのである。
    そもそも、すべての細胞に同じDNAが入っているのに、なぜ脳や大腸や皮膚や骨の細胞に分化していくのか。
    DNAの特定部分はどのやって読まれるのか。
    こうした現象にエピジェネテクスが大きく絡んでいるらしい。らしいというのも、まだまだ研究途上の分野で、こういうことに関連しているのではないかと考えられながらも確実に関係すると思われる部分は多くないようである。
    そのためか、仲野先生の書きぶりもかなり慎重である。しかしなが

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    2015年02月22日
  • エピジェネティクス 新しい生命像をえがく

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    エピジェネティクスという現象について科学初心者にでもわかるように、という触れ込みだけれども、実際は、二章のかなり技術的に深いことが書いてあってなかなか読み応えがあった。難しくて半分くらいわからなかったけど。

    ものすごーく簡単に言うと、DNAだけで説明できない現象を、その読み取り方?によって解釈できないか、という学問分野かな。著者も書いているけれど、無限の可能性を秘めているけれど、その実はもしかしたら一部の現象しか説明できないのかもしれない、というくらい、未だ発展途上の生命科学。ただ、実例として挙げられている明らかにエピジェネティクスが関わっている現象(植物の春化)を見ると、そこまで否定的にな

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    2015年01月09日
  • エピジェネティクス 新しい生命像をえがく

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    生物学のバックグラウンドがある初学者が全体観を知るために良い内容。個人的には第3章の女王蜂とプレーリーハタネズミの話が面白かった。

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    2014年09月06日
  • エピジェネティクス 新しい生命像をえがく

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    2014/6/28 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2014/9/3〜9/6

    近い分野で仕事をしている割には不勉強であまり良く知らなかった「エピジェネティックス」という分野。代表的な研究者である仲野先生がわかりやすく解説してくれている。面白いけど、実際に研究するには大変な分野だろうなぁ。
    仲野先生の科学に対する考え方も随所に散りばめられていて、それを読むだけでも価値がある。

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    2014年09月06日
  • エピジェネティクス 新しい生命像をえがく

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    ネタバレ

    最近取り上げられることの多いエピジェネティクスという学問分野について紹介した本です。
    新書はこうあるべき、と自分が思っているものに合致した内容だったので、読後の満足感がありました。
    (なんか自己啓発本が新書を侵食している感じがして個人的になんだかなあと・・)
    脚光を浴びているイマココ分野への冷静な目、
    けれどわくわくさせてくれる確かな情熱、
    そして(あとがきでも狙ったと書いていたが)少し背伸びをすれば読めるレベルの内容、
    とてもバランスの取れた良著だと思います。
    ☆関連本として『世界は分けてもわからない(福岡 伸一)』をおススメします。

    以下、内容紹介。

    私を構成する細胞は、爪先だろうと心

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    2014年11月07日
  • エピジェネティクス 新しい生命像をえがく

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    エピジェネティックな特性とは、DNAの塩基配列の変化を伴わずに、染色体における変化によって生じる安定的に受け継がれうる表現型である、とのこと。
    遺伝情報ではないが、胎児時に栄養が貧しいと、将来冠動脈疾患で短命になりやすいとか(仮説の段階であるが)いろいろあるらしい。
    この原理らしきものを、DNA、ヒストン修飾、メチル化などの用語を駆使して説明しているが、内容はとても複雑だ。これでも精一杯やさしくという誠意で貫かれているということは感じる。

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    2018年10月14日