仲野徹のレビュー一覧

  • 考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法
    「学ぶ」と言う事の大切さは、年齢に関わらずその人の人生にとって有益となる。それには「考える力」を養い、それを「形にする」(書く・プレゼンする・教える・伝える)事で自分の知識として蓄積されて行くと思う。 「なぜ」がその初歩的アプローチになるのだ。好奇心を持って「なぜ」の質問をし、自分の知識を積み重ねて...続きを読む
  • 考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法
    大学生のゼミ講義の実況。大学で勉強したかった。流石に今ではこのレベルでは満足できない。大人版もあれば参加したい。
  • 考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法
    自分が読みたかった内容とは若干違かった。けれど課題本にはそそられた。読むようにする。人に興味持たせるってどうやるんだろう?
  • 考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法
    <目次>
    序章   仲野ゼミのテーマ
    第1章  本番開始!
    第2章  最低限のノウハウ1
    第3章  最低限のノウハウ2
    第4章  実践編 初めての個人論文
    第5章  実践編 改善した個人論文  
    第6章  実践編 グループで作る論文
    第7章  授業終了

    <内容>
    おなじみ大阪大学仲野教授が大学で実...続きを読む
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    若い人からベテラン著者まで、さまざまな視点で、ポストコロナについて書かれていました。

    蔓延するウィルスがどのようなものか、また、そこから受ける我々の生活への影響とこれからの展望。

    いずれにせよ、近代的思想に基づいた人間の行動から生み出された歪みだということは一致しているように思える。
  • (あまり)病気をしない暮らし
    軽い語り口だが、最近のノーベル賞研究の紹介など新しいトピックもわかりやすく解説していて、とても勉強になった。後半になるにつれ、真面目度が高くなる。病気にまつわるいろんなトピックで毎回基本に立ち返ってからの説明で、かつわかっていないことを断定しないので、頭に入ってきやすかった。
    きっちきち~ダイエット...続きを読む
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    大学は勉強するところではない。大学とは、知識を商品のように学生に売るところではありません。知とはデジタルデータではなく、身体と感情を持った人間一人一人が身につけ、実践し、対話し、試行錯誤する中でしか役立たない。

    あらかじめ用意された正解をたくさん覚えることが優秀だというのは、いわば知識ベースの勉強...続きを読む
  • エピジェネティクス 新しい生命像をえがく
    人間の幸福感にも関係しているとされるエピジェネティクスについての概要。
    難解な記述も多いが、教科書のレベルまで落とし込まれていると思う。
  • (あまり)病気をしない暮らし
    現代の医学で分かっている範囲で謙虚に、飄々と病気、がん、遺伝子、微生物などについて語られてありよかった。

    遺伝子とプライバシー、子供の権利に関する話、微生物学における生物の定義など、議論が分かれているものはしっかりと書かれており信頼できるなと感じた。
  • (あまり)病気をしない暮らし
    微生物病の研究を経た大阪大病理学の教授が著者。
    前作同様、豆知識だったり有益な無駄話がふんだんに盛り込まれてて飽きない文章の構成になってる。
    こういう本を読んでると、幼き頃に夢描いてた医学の道を歩まなかったことの後悔がでなくもない。こういう先生に出逢いたかったものだ。

    著者も幾度となく言ってるが、...続きを読む
  • こわいもの知らずの病理学講義
    平易な言葉で病理学について教えてくれる一冊。しかし、言葉は平易であるが専門用語が多いので、理解まで容易とは言い難い。特に、本書の後半半分は癌の説明に割かれており、ここが一番難解である。つまり、本書の半分以上は難解な医学用語と格闘することになる。しかし、前半部は後半の癌の項目ほど難しくはないので、難し...続きを読む
  • (あまり)病気をしない暮らし
    タイトルに似合わず病理学を紐解いた本。病理学って全然表に出てこないけど、直近かなり前進してるんだね。それと、発展の限界が見えてきたことがわかった。
  • (あまり)病気をしない暮らし
    作品「あまり」病気をしない暮らし
    病気や医学についてちょっと面白そうな本を読んでみるのは、いざというときに非常に役に立ちます。
  • こわいもの知らずの病理学講義
    一言で言うと難しい。笑
    生物学に精通している方であるという自負があっても「がん」についての話は固有名詞もたくさん出てくることもあってとても難しかった。
    前半はついていけたのになあ。

    ただ、最後はすっきりした印象はあるので頑張って読み進めて損はない。
    途中難しいところで挫折しないでよかった…。

    ...続きを読む
  • (あまり)病気をしない暮らし
    健康を考えるときは病んでいる証拠なのか?病理学講義に続いて手に取る。日頃から健康について考えておくべきだろうが、なかなかそうはいかない。とりあえず、酒は控えめにしよう。
  • 街場の平成論
    内田先生の編纂である『待場』シリーズでの平成論
    平田さんの日韓の関係の話。
    白井さんのポストヒストリー(歴史の終わり)について
    の2編が面白いと思いました。
    釈さんの宗教論。宗教の多様化、多元化についても面白い
    と思いましたが、論としてはちょっと疑義があるというか
    そんなことできるのかなあとの思いに...続きを読む
  • こわいもの知らずの病理学講義
    この言葉も意味分かんないまま使ってたなぁと思わされるところしばしば。説明が分かりやすいし、私のように一回説明されてもすぐ頭に入らない人用に書いてくれているのだろうと思うところも多く、挫折せずに読めた。雑談もちょこちょこ笑えるし総じて楽しかった。
    しかしもう少し脳が若いうちに読んでおかないとダメだ。
  • 街場の平成論
    限られたページ
    限られた枠組み
    の中で語られる「平成論」で
    あるがゆえに

    もうちょっと 読み進めてみたいな感
    もうちょっと 論考を進めて欲しいな感
    が 出てきてしまう

    それでも
    鷲田清一さんの
    「小さな肯定」論は
    かなり面白く読ませてもらいました
  • こわいもの知らずの病理学講義
    核を持った細胞は真核細胞。原核生物は核がない、単細胞。

    細胞が死ぬ=低酸素。脳や心筋は弱い。
    壊死=梗塞の後は固くなる。柔らかくなるのは融解壊死=脳軟化の意味。

    一酸化炭素はヘモグロビンと結びつきやすい。薄いピンク色になる。酸素が結合できなくなるため酸素が無くなって窒息する。
    酸素は活性酸素を生...続きを読む
  • (あまり)病気をしない暮らし
    難しい医学の話をわかりやすく楽しく書いてくださった。
    それでも文系の私は第7章番外編が一番面白かった。