安部公房のレビュー一覧
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ネタバレ導入にて、箱男になるまでの流れが紹介され、理想の箱の作り方もあり、なんだかこうやって書かれると自分もふとしたきっかけがあれば箱男になってしまいそうな錯覚を感じた。
その導入こそ、あからさまに箱男の視点で書かれていたが、読んでいてころころと書き手が変わるので混乱した。
安楽死とはなにか?の定義で、身体的なものに偏りすぎではないか、精神的なものを蔑ろにしすぎではないか、という指摘に強く同意する。
見られているのもぼくだが、見ているのも同じくぼくなのだ。
とあるように、箱男はただ覗いている側なのではなく、実は覗かれている側でもあったのだという落ち。
「覗き」という行為が、一般に侮りの眼をもっ -
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・題未定
求めてたものを手にしても罪悪感があると享受できないのね、元いたところに求めてたものがあったと気づいたパー公は幸せになれるのか。登場人物みんないい人。
・老村長の死
怖。殺された?やり取りが不思議。
・天使
精神病の人の脳内を文学にしたような。笑顔たくさん天使の生活楽しそう。
・第一の手紙〜第四の手紙
〈運命の顔〉とのやり取りを手紙で表している。意味わかんない仮面と手袋つけさせられて説明書読んだら詩しか書かれてないのはおもろい。後半部分は失われているのとかこれを23歳で書いてるのとか安部公房訳わかんなすぎる、すごい。
・白い蛾
白蛾丸という船で見た蛾の標本についての話。途中の「 -
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・起きたら名前がなくなってたり、服が喋り出したりとファンタジーな世界のようで、何故か現実に起こりえそうな気がするリアル感、緊迫感を持って展開される、安倍公房の不思議な世界観の物語。
・「壁」がテーマになっており、主人公によって色んな壁の解釈をしていた。第一部にあった「遥か彼方に見渡す地平線と、目の前のある壁は同じ」という主張が、分かりそうで分かり得なかった。
・物語として読みやすい内容ではあったが、その一歩先の安倍公房の主張や考えを読み解くことができなかった。砂の女の方がその辺りは読み取りやすかったように思う。壁はデビュー作である一方、その10年後に砂の女は書かれているからかな。ただ、安倍公房 -
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ネタバレアホ難しかった。
ほぼ理解不能に近い。
見ることに特化した箱男は、結局見られることから逃げられない。
現代社会と箱男の世界観を重ねて、何が言いたかったか考えた。
スマホという文明機器で、所持者が常に写真を撮ることができ、SNSで自分の意見を特定の誰かまたは不特定多数に発信できる主体だと信じて止まないが、他人からすれば目の前に写真を撮る人物がいて、SNSで何か発信する人物がいる。匿名という個人を特定しない形で、街中やSNSに存在していても、例えば匿名Aというある名前のついた状態で存在しているっていうことなのだろうか。
贋医者が無免許で医療行為していたのは驚いた。
裸婦像モデルの女が、その贋医