安部公房のレビュー一覧

  • カンガルー・ノート(新潮文庫)

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    突然、足にカイワレ大根が生えてしまった男が、奇妙な世界をさまよう物語です。
    何が現実で、何が夢なのか分からなくなる展開の中で、病院や地下世界など、次々と不思議な場所へ連れていかれる。意味が分からないようでいて、どこか現実社会の息苦しさや、人間の孤独を感じさせる作品です。
    不思議で少し気味が悪いのに、なぜか先が気になってしまう。安部公房らしい「分からなさ」を楽しめる一冊。

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    2026年10月02日
  • 砂の女(新潮文庫)

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    昭和50年代に世界的に話題になった一冊。という事で読んだら、ハマってしまいました!

    村上春樹のパラレルワールド的なぶっ飛んだ世界観が現実の集落に詰め込まれて、そこから逃れられなくなった男の話。

    描写がかなり良くて、終始嫌な気分に浸れました(いい意味で、砂だらけ)

    最後は逃げることを辞めつつ、、

    変な世界=集落の慣習でストーリー化する話は多いけど、この一冊は秀逸!

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    2026年09月24日
  • 笑う月(新潮文庫)

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    『笑う月』をはじめ、「無関係な死」「賭け」「空飛ぶ男」など、日常の中に潜む奇妙な出来事を描いた作品が印象的でしたり現実にありそうでありながら、どこか夢の中のような不思議な感覚が続き、何気ない日常から人間の不安や孤独を浮かび上がらせる安部公房らしい短編集だった。

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    2026年09月23日
  • 砂の女(新潮文庫)

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    最初は異常だったものが、
    次第に自分の世界の手触りになっていく。

    潜在意識と意識的な選択の狭間に、
    砂が少しずつ入り込んでくる。
    静かに、時間を掛けて。

    いつの間にか、
    環境に侵食されているのか、
    環境を受け入れているのか分からなくなる。

    意識か無意識か。


    人は、環境から影響を受ける。
    環境を変えれば、
    人の行動や習慣や、人と人との関係も、
    少しずつ変わり得る。

    私は、その可能性を諦めたくない。

    落ちるのか、
    登るのか、
    埋もれるのか、
    掻き出すのか。

    奇妙で深淵な蟻地獄に迷い込む、
    いや、飛び込む、動機と衝動はあるか。



    読んだのは15年程前ですが、
    人生に影響を与えた本のひとつです。

    人に紹介するために、
    内容を思い出しながら書きました。

    最後は、
    人間が世界に働きかけることの、
    小さな希望を感じる。

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    2026年09月22日
  • 砂の女(新潮文庫)

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    砂の穴の底にある女の一軒家に閉じ込められた男の話
    日々男は逃亡を試みるので、はらはらして読み進める

    男は現実世界に戻りたい一心なのだが、男が思い出してる現実世界の家族や仕事のことは、灰色でなにも面白みの無さそうな世界に感じる

    日々の砂の穴の中の生活は、毎日の砂かき、ラジオを買うための少しの内職
    女は私はめっちゃ優しいと思うちょっとあこがれる笑

    逃亡のチャレンジで話は進んでいくんだけど
    読み終わったあとは
    働くこと、生活すること、ほんとに大事な生き方ってなんやろう
    幸せってなんなんやろうか
    っと、ぼーっと考えてしまう
    読む度に感想変わりそう

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    2026年09月08日
  • 砂の女(新潮文庫)

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    有名な話だけど、最後そうなっちゃうのか! ラストがとても面白いと思った。読んでる間はハラハラするし、描写が巧すぎて口の中がざらざらしてきて身体的に不快。何度も台所に行って水を飲んでしまった。

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    2026年09月07日
  • 燃えつきた地図(新潮文庫)

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    ネタバレ

    なんとも言いがたいがとても好みだった。
    小出しにされる情報にどんどん恐怖や不安感が募り、比喩表現の巧みさに魅了され、主人公の思考を通じて人生の意味まで考えさせられる。
    わからないのに「なんだかわかる」という気持ちにさせられて、文章にのめり込んでいくような読書になったのが面白かった。わかると思うのも幻想にすぎないというか、きっと思い違いだろう。
    競争や責任から逃げ出した先の、すべての約束を放り投げる解放感は替えがきかないだろうなと思った。本来は残された側の動揺や苦悩に共感すべきところを、失踪人の心理を考えて追っていくことで同化していく感覚を味わえた。
    探偵は後頭部など暴行を受けたあと、現実の時間が飛び飛びになっているのが不穏。その後、走り続けているのに呼吸が乱れていないとか、無人の街の描写もあり、実はあのまま昏睡状態におちいっているか、亡くなっているのではないかと思えてきた。
    失踪人は行方知れずのまま、次々と悪いことが起きて決して良い流れとは言えないけれど、探偵自身は自分に関する何かを見つけたのかもしれなかった。余韻を残すラストだった。

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    2026年08月30日
  • 人間そっくり(新潮文庫)

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    今年一面白かった!
    一行先が気になりついつい読み続けてしまう本。
    火星人?の気持ち悪い話し方が嫌なのに癖になってしまう。今の時代では怒られそうだが、一流の気違いなんていいフレーズ。先生は一流の気違いになれたのかな。

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    2026年08月25日
  • 箱男(新潮文庫)

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    映画とは大まかな流れや伝えたいことは同じなのだろう。しかし、細やかな描写には、まるで著者自身が箱男として生活していたかのようなリアリティがあり、ぐいぐいと小説の世界へ引き込まれた。「みる/みられる」「書く/読まれる」という対立する関係にありながら、その役割が絶えず入れ替わっていく構造も印象的だった。フィクションでありながら、ノンフィクションの真髄に迫るような作品だと感じた。

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    2026年08月22日
  • 第四間氷期(新潮文庫)

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    ネタバレ

    第4間氷期
    未来予知機を作った人間が疎外され
    水棲人類を作った人間が疎外される
    最初は混乱を招いたり、自由を奪うという理由で政府から未来予知器の使用を制限された製作者の不満から始まる
    未来予知という近未来的な装置に世間は沸き立っているも、ソ連が「世界は最終的に共産主義に落ち着く」という未来予知をしたことを皮切りに、自由主義諸国は政治的反対からその意思を世論に流した
    結果、研究所は閉鎖の聞きに追い込まれる
    どうにか使途を見出そうと、機械に聞いて見ると、社会ではなく個人の未来を予想すればいいという答えが帰ってきた
    そこで、助手のトモキと共にある平凡そうでいながら予測不可能さを備えていそうな中年男性を尾行することにした
    しかしその中年男性は、殺されてしまい、その嫌疑が尾行していた2人にかかることになった
    死体を未来予測する限りにおいては良心の呵責は少ないだろうと言うことに気づいた研究者は、別の脳神経に関して研究している人物に委託し、脳波を機械に読み込ませ、過去を見ることにした
    すると、殺される前にあっていた女性とは「中絶したら7000円が貰える 口外してはいけない 臨時の収入は中絶ブローカー」という奇怪な会話をしている事がわかった

    それから、それ以上深入りするなと言う警告の連絡が届くようになった
    次は女性を機会に読み込ませてしまえば真相が明らかになり、委員会の期待も裏切らず、警察への懸念も断ち切れるのではと思い、正しく実行に移そうとする
    しかし、女性は監視され、他者の介入が不可能な個室にて服毒自殺をした

    次の警告として、開発者の妻が3週間目の嬰児を偽の病院で堕ろされた
    トモキの煮え切らない態度、尾行されていること、全ての警告が内密に行われているものや、実行に移されていないものに対して発されたものであることから、開発者はトモキが真犯人だと推理する

    本人に突き立てると、それは胎児ブローカーを、目眩しの嘘だと思い込んでいるからだと諭され、いざ水棲生物の開発所へ向かう
    そこでは家畜の水棲化が行われており、トモキは常連らしい打ち解けようだった
    帰宅してからもまだ開発者は疑い続け、妻を装置にかけて病院の場所を探り疑念の裏打ちをしようとする
    そこで電話のベルが鳴った
    今まで警告を電話にて行っていたのは、装置に読み込まれた自分自身だった
    そこで、明日会議が行われるから出席しろと指示される

    開発者は単調に書類を分析している同僚を横目に羨みながら、その会議室、及び自らが開発した装置の設置されている場所に向かう
    扉を開くと、そこはトモキと、女性助手と、いつも手続きをしてくれている官庁の財界人と、水棲生物を案内してくれた所長だった
    装置となった自分と、トモキが説明をする

    水棲生物研究所は、装置を利用してこのイノベーションの行く末を知りたかった
    しかし、それには開発者である主人公が邪魔だった
    どのような未来においても主人公は保守的で、水棲生物開発の事実をまだ受け皿のない世に解き放ち騒ぎ立てようとした
    局としては殺害するしか無かったが、開発者であることや、自体に関わっているトモキや和田(女性研究員)の慈悲によって、どうにか救済が図られた
    その救済措置というのが、装置に開発者をかけて、未来を予測した上で防止しようとするものだった
    しかしどうしても主人公は協力的にはならない
    最後の手段として、種明かしをした上で本人に解決策を講じてもらおうというのが、この会議の議題だったのだ

    そこでは同時に、水棲生物の行く末や、現在の研究所も映像として見せられる
    最初は手網を握っていた人類も、徐々に狭まる陸地や、拡大する水生生物の人権や知性から逆転が生じ、動物園や博物館に展示されるようになる
    その中で、「いりり」という水棲生物第1号の、涙腺が残るという欠陥が継承された個体の物語へと映る
    1度地上の風に吹かれて不安と夢想に取り憑かれた青年は、クタクタになるまで岸辺へと泳ぎきり、地上に出た瞬間に疲労と重力で動けず息絶えた

    事実を開示されたあとの主人公は、放心しながら、後ろからズックの擦れる音を響かせて歩み寄ってくる「暗殺者」の音を聞き幕は閉じる


    運命論に縛られた人間に自由意志や生きる意味はなくなってしまうこと
    未来という現実、事実を知らないからこそ人間は虚構の希望を持って生きられること
    当時は今より物議をかもしていた中絶問題に対して「その本質は未来を奪うこと」と定義し、その上で装置により未来の確定した人間は"中絶"していいとすること
    とうとう悩まされる哲学的な問や
    安部公房の作品によく見られる周囲全員に親しみや安心がなく、自分だけが思想として取り残され、価値を物体に剥奪され、もはや対象化されてしまう無慈悲さ
    そして申し分ない、SF具合
    3つの点に置いて満足だった上に
    短編のように入れられた、水棲生物の青年の地上へのロマンチックな夢想という今のところ安部公房作品には見られない要素も楽しめて、すごく満足だった

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    2026年08月17日
  • 無関係な死・時の崖(新潮文庫)

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    短編10話。一つひとつの話が短いので読みやすい。

    『箱男』『砂の女』『燃えつきた地図』など、安部公房の有名作品を思い起こさせるような内容もあり、非常に面白かった。
    星新一のショートショートと少し雰囲気が似ている話もあるが、やはり安部公房はぶっ飛んでいる。
    それでいて決してふざけているわけではなく、あくまでも真面目に描かれているからこそ、グイグイ引き込まれる。

    『賭』は、奇妙な会社に巻き込まれていく展開がすごくワクワクして好き。
    『無関係な死』は、無関係であることを証明しようとすればするほどドツボにハマっていくのだが、読んでいてなぜかすごく共感できる。
    『人魚伝』は、アドレナリン分泌の有無が愛と恋の違いだという理論が素敵だと思った。
    恋の話ではあるものの、ダークな展開で、この話もワクワクしながら一気に読んでしまった。

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    2026年08月14日
  • 水中都市・デンドロカカリヤ(新潮文庫)

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    安部公房の短編集の中でもとっておきに大好きなものだった。
    非現実的、不条理な内容が多い中で、それを普通に読めてしまうのは、安部公房が文を書くのが上手いからだと思う。すごいわ
    焼酎を飲むと魚になる、のもなんか納得させられる?

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    2026年08月11日
  • 砂の女(新潮文庫)

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    安倍工房を読み始めたきっかけの本。
    独特で、今まで読んだことのない感覚だった。小説のシュールレアリズムを体現してる。
    この本のせいで砂が嫌いになって、海に行きたくなくなった。それくらい、影響のある描写力。
    ぜひ、海に行く予定が過ぎ去った後に読んでください

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    2026年07月29日
  • 砂の女(新潮文庫)

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    読んでると喉が渇いてくるほど、頭の中はずっと砂まみれだった。
    砂穴の底で家を守るために毎日砂かきをしている女と一緒に、集落を守るためにその穴に閉じ込められた男の話。抜け出すために試行錯誤するが、集落の人たちに穴の上から邪魔され、やがて女との生活に落ち着いていく様を眺められている。。
    面白かったけど、読む時は近くに水を置いておいた方がいい

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    2026年07月28日
  • 砂の女(新潮文庫)

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    突然、生活の全てを砂の箱庭に押し込まれるような話。
    不条理がもたらす不自由さは、私達の生活を狭めているのではなく、規定しているだけなのではないか。読み手の価値観にもよると思うが、僕はこれも一つの幸福なのかもと思った。
    文体も魅力的。砂のモザイクの中から少しずつ情景が浮かび上がるような体験はこの文体あってこそだと思う。この文体に見惚れて以来、安部公房作品を読み漁っている。

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    2026年07月17日
  • R62号の発明・鉛の卵(新潮文庫)

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    これが70年前に書かれてるのが信じられない!表題作と、「耳の値段」がよかった。とくに「鉛の卵」は第四間氷期を思い出すようなSFでめちゃくちゃ面白くて一気に読んだ!

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    2026年07月04日
  • 水中都市・デンドロカカリヤ(新潮文庫)

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    「デンドロカカリヤ」「手」「飢えた皮膚」「闖入者」「水中都市」が特に良かった。安部公房が書く不条理な話が大好き!

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    2026年06月24日
  • 第四間氷期(新潮文庫)

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    さすが安部公房。この発想を当時創造できたなんてすごい人だ。砂の女は口の中が砂じゃりじゃりになるし、今回はエラがパクパクしたw

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    2026年06月23日
  • 他人の顔(新潮文庫)

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    世間や妻と人間関係上の通路を失った彼は、他人の顔の仮面の下で何に対し妬み恨むのか。姑息な仮面づくりという無駄な行為に没頭しいい気になってる自分、その自分を欺いている悦び。なぜ太古から人はここまで仮面にこだわるのかという私の個人的な興味、疑問の神髄はここにあった。

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    2026年06月22日
  • カンガルー・ノート(新潮文庫)

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    どんなジャンルに分類すればいいのかわからない作品。
    非現実的で「何だこれは」と思うような内容なのに、めちゃくちゃ面白い。

    脛にかいわれ大根が生え、病院のベッドにさまざまな場所へ連れ回される。
    腹が減れば脛のかいわれ大根を食べてみたりする。
    前半に登場する烏賊爆弾の発想も面白かった。
    気がつけば点滴が烏賊の内臓になっている…

    奇想天外な物語でありながら、安楽死や尊厳死についても考えさせられるところもあった。
    治療とは人権を守るものなのか?

    久しぶりに読んだ安部公房、やはりその世界観は圧倒的。
    天才的だと改めて感じた。

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    2026年06月03日