五木寛之のレビュー一覧
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本が呼ぶのか自分が呼び寄せるのか、そのときにベストな本と出会うことがたまにある。タイトルや表紙に惹かれる本は大概当たりだったりする。この本がまさにそれだった。
斜に構えれば主人公の辿る道筋にいちいち難癖を付けたくもなる。しかし、舞台は60年代なんだからこれでいいのだ。当時に生きていなかったから、いくら現在の尺度で判断しようとしても無駄だ。
変などんでん返しもなく、純粋に最後までトントン拍子にストーリーが進んでいって読んでいて気持ちがよかった。
その順調な展開が、時が経てばずいぶん青臭いと苦笑するかも知れない。だけど、青臭さを感じられることを大真面目に言葉にできたこの小説が生まれた時代が -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
そろそろ覚悟をきめなければならない。
「覚悟」とはあきらめることであり、「明らかに究める」こと。
希望でも、絶望でもなく、事実を真正面から受けとめることである。
これから数十年は続くであろう下山の時代のなかで、国家にも、人の絆にも頼ることなく、人はどのように自分の人生と向き合えばいいのか。
たとえこの先が地獄であっても、だれもが生き生きした人生を歩めるように、人間存在の根底から語られる全七章。
[ 目次 ]
第1章 時代を見すえる
第2章 人生は憂鬱である
第3章 下山の哲学を持つ
第4章 日本人に洋魂は持てない
第5章 他力の風にまかせること
第6章 老いとは熟成である
最終 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
無数の病をかかえつつ、50年病院に行かない作家が徹底的に研究し実践しつくした、常識破りの最強カラダ活用法、満載。
[ 目次 ]
第1章 不信と不安の時代に折れずに生き抜く知恵(健康は人生の目的 「身体語」をマスターする ほか)
第2章 私の「気やすめ」養生法(私はこんなふうに養生につとめてきた 非常識といわれても ほか)
第3章 私の実感的養生法(できるだけ病院にいかないという生きかた きょう一日の養生を考える ほか)
第4章 腰痛との長い付き合い(腰痛が訴える命の悲鳴 腰痛かかえて東北紀行 ほか)
第5章 私が感じる素朴な疑問(ストレスは本当に悪玉か? 現代はストレスが激化し -
Posted by ブクログ
■『生きるヒント』以来、五木寛之の本を読んで「意志」を持つことの再認識。
○どんな人でも、自分の母国を愛し、故郷を懐かしむ気持ちはあるものだ。
しかし、国を愛するということと、国家を信用するということとは別である。
私はこの日本という国と、民族と、その文化を愛している。しかし、国が
国民のために存在しているとは思わない。国が私たちを最後まで守ってくれる
とも思わない。(P7)
○国民としての義務をはたしつつ、国によりかからない覚悟。最後のところで
国は私たちを守ってくれない、と「諦める」ことこそ、私たちがいま覚悟
しなければならないことの1つだと思うのだ。(