荻原規子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もう大好き、皆が絶賛する理由わかる、、。
最初は漢字多くて世界観もいまいちピンとこないしページも500超えだし読める気がしないとか思ってた。
皮膚科の待ち時間から読み始めた物語、やっぱり最初の章はページ進むのも遅くて何度も振り返ったししたけどなんか、あれ、、、段々読む速度が速くなる、続きが気になる、あれ、あれ、、、そして気づいたら1日ちょっとで読めてしまった。本当に面白い本は止まらなくなるのね、、。
サヤ、チハヤのいいコンビ、恋愛ほどじゃないけどきゅんとする。初めは月代王いいなぁと思い、なんやこいつと思い、やっぱりサヤが好きなのね、、みたいな。照日王は悪役って思ってたけど自分の立場的な所もあるよな、、みたいな。でも奈津女は本当死ぬ時辛かったな、、。まぁでも黄泉の国で柾と会えてるって思うようにしよう、、うう。
催事は輝も闇もお互いに再会を果たし話し合い、若いという形でおわる。いやぁ綺麗にまとめれたし、途中途中の出来事もだれる事なくどんどん話が気になって気になって。面白かったなぁ、大好きな作品だわ。勾玉三部作って事で他の作品もまた読んでみたいな -
Posted by ブクログ
ファンタジー作家の荻原規子さんのエッセイで、結構面白かったな。ファンタジーに出てくるいろいろな動物について、荻原さんの考えや感じたこと、小さい頃の思い出などが書かれていて、非常に示唆に富んでいるものだ。私は、どうしてもこの本からユングの思想が思い浮かばれて仕方がないのだが、荻原さん自身もユングについて触れている。要するに、人間には合理的なものだけでないものが潜んでいるし、なんかそれは重要としかいいようがないのである。動物がしゃべるのも、非人間的なものがなんか大切なんだよな。科学やキリスト教などの論理にひっかからないもの。
中島敦の「山月記」もこの本ではファンタジーの部類に入っているが、確かにそうなんだろうな。なかなか合理的には割り切れないことかな。著者の高校時代の現国の先生の借り物の意見が少しでも混じった小論文は不合格にするという話は、非常に興味深かった。
著者が最も愛するというルイスの「ナルニア物語」は私も読んだが、著者ほどの思い入れや読み込みは持てなかったな。どうしてかな。それにしても、私はこの年になってライトノベルに嵌まってしまっているが、この本でも述べられているようにファンタジーが中世の世界を基盤としているのと同じように、ライトノベルも中世の世界を基盤としていることが多い。同じことなのか。中沢新一が「中世が近代産業社会を準備しながらも、まだそれがはらんでいる矛盾に、全面的に入り込んでいないからである。中世はファンタジー文学にとっての理想状態であると同時に、現代世界が直面する問題のすべてを萌芽のかたちで内蔵するという意味では、現代に直結している巨大データバンクをなしている」と述べているのに著者は同意をしているが、私は幾分か同意しながらも、ちょっと違うような気がしている。現代社会だけじゃないんだよなあ。いつの時代にも共通する人の心に関することなんだよ。