荻原規子のレビュー一覧
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ深行が泉水子を危なっかしくて放っておけないところからいつの間に好きにまでなったのかと思ってたけど、それまで自分の予想通り動く周りの中で彼女だけそうじゃないという不可解や苛立ちから気になったとしたら、なるほど。
スケートリンクの真澄の大暴れという見せ場にヒロイン泉水子があえて居合わせないというのがこの物語の真骨頂で、表に出ない活動をするのが本質で(だから内気な性格も直す必要はない)、結界を張る力も攻撃ではなく守るために発揮することがますます理解できた。
ただ、チーム姫神のバランスのためとはいえ泉水子の恋愛進展を探らせるために盗撮を陰で先輩に頼む真響とか、祖父を引っ張り出すためとはいえ真響の前 -
Posted by ブクログ
世界観の描写が細部まで行き届いていてわかりやすい。目の前に、ではなくその世界に飛び込んだような強い感覚がある。
あちこちに散りばめられた謎はこれからどのように発展していくのか。1巻ではこの後にやってくる壮大な物語の予感とざわつきがある。それもまた静かで姿すら見せないのだが。
派手な描写や戦闘があるわけではない。例えるなら風のない湖面に波紋が音もなく広がるよう。
この様がとてもいい。派手に号砲が鳴らされるよりも淡々と、ただししっかりとした足取りで始まる物語にこそ心が動かされる。
物語がスタートラインに立つ、これほどワクワクする瞬間はない。 -
-
-
-
-
-
-