荻原規子のレビュー一覧
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シリーズ5巻。ついにグワーンと動きが!泉水子ちゃんと深行の関係に進展が!深行、オトコになってきましたな。泉水子ちゃんも本当に目覚めた感じ。宗田姉弟がインパクト強すぎだから余計にイラッとするくらい箱入り娘さんだった印象かあったけど(笑)。世界遺産級の力と深行に対しての気持ちとか、色々、真っ直ぐ考える事...続きを読むPosted by ブクログ
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評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
世界遺産に認定された熊野古道、玉倉山にある玉倉神社。そこに住む泉水子は中学三年まで、麓の中学と家の往復だけの生活を送ってきた。しかし、高校進学は、幼なじみの深行とともに東京の鳳城学園へ入学するよう周囲に決められてしまう。互いに反発する二人だったが、修学旅...続きを読むPosted by ブクログ -
浮舟は強い。
あさきゆめみしでは、断然薫くんのほうがいいのになんで匂宮に心を奪われるのかと思っていましたが…。
薫くんの愛情表現のなさには…確かに匂宮のストレートさがすごく嬉しいと思うんだろうなぁ。
でもまともに考えれば薫くんの愛情深さはピカいちだろうし、末長く愛してくれそうではあるという…この...続きを読むPosted by ブクログ -
学園生活が始まりどんどん新しいキャラたちが登場。
「生徒会」は以前の学園物(『樹上のゆりかご』)でも主人公たちが集まるスポットになっていたので、荻原さん「生徒会」好きだなぁ、と、まず思ってしまった(笑)。
でもこれまで読んだ作品と違うのは、深行の存在かな。
真夏くん(天然、天真爛漫)タイプが成長して...続きを読むPosted by ブクログ -
荻原さんの文章は読みやすい。
和宮君のくだりはギョッとした…。なんだか大変な事になって行くような…でもゆったりとした感じもあって、読んでいて心地が良い。次巻が楽しみ。
あ、「はじめてのお使い」の「お使い」って、嗚呼!そういう事!か(笑)Posted by ブクログ -
恋とは、権力争い、とは、そして知恵を持つ人間が人間の都合で動物を絶滅させるのを防ぐための手法の一つが壮大に描かれています。
けれど、行き着くところはハッピーエンドの恋愛物語で、ほっこりとした物語です。
また、ある意味、現実の女性の世界観を知ったような気分になりました (^〜^;;
逆にいうと男性の本...続きを読む -
エチュード春一番のシリーズ2作目。
女子大生が一人暮らす家に、小犬の姿で神様が現れ‥?
美綾は「モノクロ」と名付けたパピヨンと一緒に、祖母の家に帰省します。
実は八百万の神の一神だというモノクロだが、ふだんは可愛らしい白黒の小犬の姿。
従弟の家庭教師をしている神官の娘・弓月は、きりっとした女性。
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シリーズ5巻も面白かったです。遂に始まった学園祭がこんなことになるなんて。覚醒した泉水子の力に圧倒されます。普通になりたい、と願っていたのに、全然普通じゃないよ…世界遺産だよ…。泉水子と深行の仲が深まって、それはよかったです。深行の台詞にキュンとしました。犬の高柳には笑いました。可愛い…もう、高柳は...続きを読むPosted by ブクログ
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意外とあっさりと阿高が倒してきた感がありますが、ちゃんと最後は引っ張ってきて幸せになったようなので、良かった。周りはこれから散々な流れのところを、引っ張ってくれたおかげで間一髪逃れますね。Posted by ブクログ
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夏休みは初めて故郷とは違う場所で
過ごすことになった和泉子。
そこ戸隠では、宗田兄弟の関わる
信仰に息づく人々との出会いがあったが、他に・・・。
真澄の秘密が明かされるのだけど、
姫神様強しっ!
初登場の紫子さんも強し!
他にも・・・女性陣の強さを実感!!
和泉子もだんだんと強くなってきますなぁ。Posted by ブクログ -
不思議てんこ盛り♪
宗田兄弟、高柳、八王子城跡の過去、
そして姫神。ひいては和泉子自身の不思議。
驚きの連続の展開でしたが、
中でも姫神が語る自身の過去は壮絶。
ならば和泉子の未来は・・・。
1巻の姿からは想像できないほど
自己主張できるようになった和泉子の
成長ぶりが良いね。Posted by ブクログ -
正真正銘の箱入り娘だった和泉子が
高校の寮生活を始める。
世間というものをいろいろと知るように
なっていくのだけど、
それには普通でない世間もふくまれていた!
宗田兄弟との関わりはナイスですね。
古から続く古代宗教との関わりも面白い。
少女の成長物語はまさしくファンタジー♪Posted by ブクログ -
少年少女の成長が瑞々しく、ぐいぐい読めた。
恋と断定する前のやわらかな心の振動を描くのが上手い作家さんだけに、進展の遅ささえ楽しむことができる。
アニメ版だとかなり詰め込み過ぎでよく分からなかった部分にも合点がいって、ようやくスッキリ。
ただ、「二人の奮闘ははじまったばかり」エンドだったので、続きが...続きを読むPosted by ブクログ -
根本的な考え方が違っているのだから仕方が無いとはいえ、とにかく全員、女々しい。ナヨナヨ、ジメジメしてる。
なぜそんなにもウジウジとしているのかと、読み進めるのがしんどくなる。
まあ、そういう社会であり、そういう世界だということなんだけど。
良くも悪くも、これぞ湿度が高い日本文化なのだなあ。
あとが...続きを読むPosted by ブクログ -
宇治十帖、実はちゃんと読んだの初めてかも…かも。
正直、源氏の君も頭の中将もどっちもどっちやなぁと思ってるのですが、こっちを読んでも薫も匂宮もどっちもどっちやなぁと。
あえて選ぶなら、夕霧だな。うん。夕霧&雲居の雁がいちばん好ましいカップルだ。
女性なら、朧月夜だな。物語的には葵の上が好きなんだけど...続きを読むPosted by ブクログ -
主に源氏の君の子供(冷泉帝・夕霧・明石の姫)に関わる源氏の君の話。 ひたすら源氏の君賛美の内容にうーんとなったんだけど、当時はこれがウケたのだろう。身分が高くて高スペックでイケメンで何でもできてモテモテでも、妻との会話で他所の女の人の器量をあれこれ言うような人は御免だなあ。 内容は相変わらずとても分...続きを読むPosted by ブクログ