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Posted by ブクログ 2018年01月11日
荻原規子の現代語訳、後編。
薫の大将と匂宮の二人の青年の恋愛の成り行きを中心に構成したもの。
当代の人気を集める二人ですが、光源氏ほどの人物ではないと最初にバッサリ書かれていたのが、紫式部の光源氏至上主義?に思えて何だか楽しい。
こう断言されると人物が小さいようにも思えてしまうけど。
女性は、宇...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月03日
浮舟は強い。
あさきゆめみしでは、断然薫くんのほうがいいのになんで匂宮に心を奪われるのかと思っていましたが…。
薫くんの愛情表現のなさには…確かに匂宮のストレートさがすごく嬉しいと思うんだろうなぁ。
でもまともに考えれば薫くんの愛情深さはピカいちだろうし、末長く愛してくれそうではあるという…この...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月23日
根本的な考え方が違っているのだから仕方が無いとはいえ、とにかく全員、女々しい。ナヨナヨ、ジメジメしてる。
なぜそんなにもウジウジとしているのかと、読み進めるのがしんどくなる。
まあ、そういう社会であり、そういう世界だということなんだけど。
良くも悪くも、これぞ湿度が高い日本文化なのだなあ。
あとが...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月19日
宇治十帖、実はちゃんと読んだの初めてかも…かも。
正直、源氏の君も頭の中将もどっちもどっちやなぁと思ってるのですが、こっちを読んでも薫も匂宮もどっちもどっちやなぁと。
あえて選ぶなら、夕霧だな。うん。夕霧&雲居の雁がいちばん好ましいカップルだ。
女性なら、朧月夜だな。物語的には葵の上が好きなんだけど...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月19日
薫と匂の宮の浮舟騒動で、浮舟が身投げ。命は助かるものの、薫も匂の宮も拒否する。光源氏の物語のほうは様々なドラマが目白押しでめまぐるしい華々しいが、比べて宇治は登場人物も少なく内面掘り下げ型で物語は進む。光源氏のポジティブ部分とネガティブ部分を匂の宮と薫で分裂して生まれさせたようなキャラ設定。薫の異常...続きを読む
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