源氏物語 つる花の結び 上

源氏物語 つる花の結び 上

1,760円 (税込)

8pt

3.6

長雨の夜に語られた女性談義で若い源氏はさまざまな女性の魅力を知りたくなります。貴公子の恋は、身分を越え、人妻の空蝉、頭中将の可憐な女人・夕顔、落ちぶれた宮の姫君・末摘花と危うい綱渡りを続けていきます。

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源氏物語 のシリーズ作品

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源氏物語 つる花の結び 上 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年02月20日

    やっぱり源氏の君が登場すると
    がぜん話がおもしろくなる。
    さすがの存在感。

    二人の姫君(末摘花と玉鬘)が対照的でおもしろかった。

    下巻も楽しみ。

    0

    Posted by ブクログ 2019年04月12日

    空蝉と末摘花と玉鬘のお話。(玉鬘は長くて下巻までつづく)
    やっぱり、末摘花がいちばん好きだなと思う。シンデレラストーリーだからかな。

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月15日

    紫の結びではメインの女性にフォーカスして時系列にまとめて描かれていましたが、こちらはそれですっ飛ばしたスピンオフ的な中の品の女性の話がまとめてあります。相変わらず非常に良く推敲されていて、無駄な肉をきりつめるだけきりつめた感じ。非常にシンプルでかつわかりやすい。ただ、源氏物語に慣れているからわかりや...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月24日

    空蝉、夕顔、末摘花、玉鬘といった本筋とは離れた話。

    本筋から外れているからか、どことなく軽い気持ちで読めた気がする。
    それにしても末摘花の描写がことごとく面白い。

    夕顔は寂聴源氏で魅力的すぎた分、この作品ではあっさりしているように感じた。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月09日

    末摘花の滑稽さと哀しさは、女性作家だからこその痛烈さと同情があって、なんとも言えない気持ちになる。
    夕顔の呆気なさは、玉鬘十帖の前日譚と捉えると納得。
    六条院の優雅な日常描写が、なんと詳細で華やかなことか。
    こうして、原文に近い文章で読むことができたのは嬉しい。
    こういうところは、源氏物語入門書とし...続きを読む

    0

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