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Posted by ブクログ 2018年01月12日
源氏物語の最後の方、「宇治十帖」と呼ばれる若い世代の話を、荻原規子が編み直して現代語訳したもの。
陰鬱というか、うじうじというか、ややこしいというか、そういう話で有名なあたり。
ああでもない、こうでもないと右往左往する恋愛心理は、当時の時代相を映してもいるのでしょう。
ある意味では、意外と近代的で...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月30日
荻原源氏の宇治十帖。
前作同様に、忠実に現代語訳をしつつ、荻原流に。
しかし、薫って、こんなにイラッとする感じだったかねえ。
平安という時代、社会だということを差し引いても、大君との遣り取りは、なんとも不快だった。結婚後の中の君に、未練がましく、しつこく付きまとっている姿もなんだかねえ。
全く、こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月19日
光源氏が去った後、匂の宮(今上と明石の姫君の子、三の宮)と薫(光源氏の正妻女三の宮と柏木の不義の子)がメインになる宇治十帖。上巻は、光源氏が須磨に落ちた時に春宮にされた所為で源氏の君が復権してから忘れ去られた八の宮と薫の交流と八の宮の娘二人。長女の大君が無くなって、八の宮の庶子で常陸介の継子娘の浮舟...続きを読む
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