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Posted by ブクログ 2023年07月31日
光源氏も中年にさしかかり、その変わらぬ色好みぶりに読んでいていっそ感心してしまいます。
一巻目の藤壺のくだりははらはらしすぎてちょっと胃もたれする感があったけど、二巻になるともう少し気楽に読める不思議。一巻より面白くなっています。
光源氏の、朝顔の姫宮へのしつこさも、すごい、と脱帽するばかり。
姫宮...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月18日
主に源氏の君の子供(冷泉帝・夕霧・明石の姫)に関わる源氏の君の話。 ひたすら源氏の君賛美の内容にうーんとなったんだけど、当時はこれがウケたのだろう。身分が高くて高スペックでイケメンで何でもできてモテモテでも、妻との会話で他所の女の人の器量をあれこれ言うような人は御免だなあ。 内容は相変わらずとても分...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月01日
須磨明石から光源氏が帰還。六条御息所の娘(斎宮女御or梅壺女御、のちの秋好中宮)が入内、絵の御前試合。明石の娘が上京、紫の上の幼女となり入内するまで。明石女御の入内の用意など。夕霧の生活と雲居の雁との結婚話。女三の宮の輿入れ。本当に上手くいいところを抜粋している。個人的には飛ばされてしまった好きな箇...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月11日
中の品の方々をさっくりと省き、本流に目を向けた源氏物語2巻目。
きました。女三の宮。源氏の君の許せないことたった一つ。女三の宮と結婚したっつーことですよ。
紫の上は正式にお披露目して結婚したわけじゃないから、いわゆる側室的なポジションのまま1番に愛される人だった。正妻の座は葵の上が亡くなってから空...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月28日
あぁ、この人はもしかして夕霧がそんなに嫌いでないのでは。
ということで、ちょっとダレる感のある「須磨」から帰ってからの「源氏物語」ですが、なかなか、魅力的にかかれていました。
「宇治十帖」の楽しさは俵 万智に教えてもらったし、いろいろな人の「源氏物語」を読むもんだなぁと思いました。
ただし、「...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月12日
二巻の表紙は明石の君です。(書影、なおりました!)
荻原規子バージョン源氏物語。
快調です。
官位を与えられなかったため、自主的に謹慎の道を選んだ光源氏は、須磨に来ていました。
訪れた人が驚くほどの侘び住まいで、さすがにしばらくは女性を口説くこともなかったのですが。
運命かと思わせる成り行きが色...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月01日
抄訳でもなく超訳でもなく、これはもう編集ですね。「玉鬘」は潔くばっさりと切り落とし、「若菜」へと向かう。
著者のはっきりした指針の下だから、これはこれでいいし、スタスタと読み易いのも確か。
しかしもちろん現代とは結婚の様式も恋愛観も異なるとはいえ、そして源氏の君には女性たちを見捨てない甲斐性と恨ま...続きを読む
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